2006年度から動画共有サイトが物凄い勢いで、ユーザ数を増やしました。
「YouTube革命」なる題名の本がありましたが、革命はオーバーな気がしますが、ささやかな楽しみには便利です。
現在YouTubeの動画共有サイトが出ています。中にはアダルティーなサイトや違法コンテンツなど著作権等問題が多くあります。Webの発展と比較して法律などなかなか追いついていないの状態のようです。
いろんな利用方法があるかと思いますが、海外の語学を勉強しようとする時、海外の動画サイトを利用するのも便利かと思います。海外のユーザーの動画のコメントなんか読んでいるとなかなか楽しいです。
という訳で自分の勉強と頭の整理の為、有名どころの気になった海外動画共有サイトを纏めてみました。ちょっとwebに詳しいアダルティーな方には、常識以前の話かと思いますが。
(自己責任で必ずセキュリティ対策の上訪問してください)。
YouTube
動画共有サイトの元祖。米カルフォルニアのユーチューブ社のサイトで、2006年10月にGoogleに16億5000万ドルで買収。動画の投稿は10分という制限されましたが、だからこそ工夫をして面白いコンテンツが増えたと思います(ディレクターズ・アカントを取得すれば制限はなくなる)。制限を設けるというのは、時には発想の種になります。
設立は、チャド・ハーリー氏、スティーブ・チェン氏、ジョード・カリム氏。ハーリー氏がパーティのビデオを配布するのに、ビデオ映像を共有したいと考えたのがきっかけと言われています。身近な発想が大切ですね。キャッチフレーズは「Broadcast Yourself」。
Google Video
Googleが買収したもう1つの動画共有サイト。当初はTV有料サイトであったが、無料サイトへなりました(1部有料)。投稿の容量・時間の制限なし。YouTube・Metacafeの動画も検索可能。
Metacafe
イスラエルの戦闘機のパイロットを務めていたチームが設立した動画共有サイト。同じ動画は自動除去されます。又、視聴者(ボランティア10万人)によるフィルタリングで、一定評価を受けたものが掲載。広告収益をMetacafeと投稿者で分け合う仕組み(ロジューサー・リウォード・システム:1000配信につき5ドル)を採用しています。
MEGAVIDEO
香港のメガビデオ・リミテッド社が運営する動画共有サイト。Metacafeと同様に投稿者に分け合うプログラムを採用しています。日本語等、多言語化対応しています。キャッチフレーズは元は 「Beats YouTube」(打倒YouTube)、現在は「I'm watchin' it.」となっています。
追記:会員登録では、退会の検索が多いので、注意が必要。
Revver
ビデオに広告を埋め込んで、再生されるたびに作者に報酬が入るシステムを採用。広告の報酬をRevverと投稿者で分け合う事ができます。
DivX Stage6
高画質なり。2006年8月にスタートした高画質高圧縮で有名なDivX, Inc.が初めた動画共有サイト。DivX Web Playerをインストールする必要あります。
追記:運営コストをまかなえず、2008年2月28日でサービス終了になりました。
GUBA
米サンフランシスコで、1998年設立。当初は有料サービスでしたが、現在は、有料・無料に分かれています。映画会社ワーナーと提携。著作権の問題があるのか有害サイトに指定しているプロバイダもあるようです。著作権の問題に関しては、GUBAのみではなく、動画共有サイト全体にかかってくる課題と言えます。
DailyMotion
おフランスの動画共有サイト。2005年2月パリで設立。YouTubeより早くサービスを始めたと言われてれ、ヨーロッパで人気。多言語に対応化を進めており。完全ではないですが日本語にも対応しています。
Break.com
1998年にオープンした動画共有サイト。動画プレイヤーが高機能。
Groper(グルーパー) → Crackle(クラックル)
6500万ドルでソニーが買収した米国の動画共有サイト。グルーパーという魚がいますが、魚じゃありません。ソニーは、7月16日(米国時間)、その名称及び事業計画の変更を発表しています。ビジネスモデルの根本的見直し(動画製作者に大きなチャンスを与えるたり、ソニーの為に人材の発掘)をしました。Grouperの名称はCrackleになりました。「名声ビラミッド」という、ユーザーが昇進できる独自のシステム等を持ちます。今後の展開が面白そうです。
又、ソニーは2007年4月にeyevio(アイヴィオ)という別物の高画質の国内動画共有サイトを設立しています。ウォークマンや第5世代iPodやPSPにダウンロードが可能。携帯電話からの視聴・投稿が可能となっています。Crackleとは、市場戦略がまったく違うようです。eyevioのキャッチフレーズは「my life, your emotion 」。
EyeSpot
特徴は、ビデオ・音楽をWEB上でドラック&ドロップで簡易に編集できるツールを持っています。動画編集ソフトなどない人は便利かも(英語ができればですが)。2006年8月15日(米国時間)他の動画共有サイトBlive tv・Veohと技術連携のパートナ契約を結んでいます。
jumcut
WEB上で動画編集が可能。Flickrから画像のインポートが可能です。?EyeSpotと類似した機能を持つ。米国のヤフーが買収。
Blib.tv
CNNと組んでいるニューヨークの動画共有サイト 。CNNのユーザー生成ビデオコンテンツセクションの基盤となるテクノロジーCNN Exchangeに選ばれてます。
Veoh
米カリフォニアのビオ・ネットワークス社の動画共有サイト。高画質。タイムワーナ等から出資を受けています。TIME誌の(50 Best Websites 2007 Rank Our Picks )で12位にランキングしています。2007年12月時点で、30分より短い動画であれば視聴が可能です。
それ以上の長い動画は、VeohTVをインストールするとテレビ感覚で視聴可能。参加者は登録フォームに名前・メールアドレスを登録。退会など少し面倒です。Veohでグーグルなどで検索すると登録等の紹介しているHPがいくつかあります。
Soapbox
マイクロソフトのMSNの一部として統合された動画共有サイト。開発コード名Warhol(ウォーホル)。
Yahoo!video(ヤフービデオ)
Yahoo!動画とは別物です。
他にも多くの動画共有サイトはありますし、?例えばLve Leak等衝撃的な映像(戦争・事故・処刑等)等議論になるような動画共有サイトも多々ありますが今回はこのくらいで。世界の無料動画サイトでは
MagicBook BETA?さん -世界の無料動画サイトを巡る- が分かりやすいく紹介されています。
各動画サイトの横断検索しているサイトとしては、
fooooo(日本版) 動画検索エンジン。多くの動画共有サイトから一括検索可能です。
fooooo(英語版)
blinkx デザインがとても良い。Video Wall it! で検索すると25のサムネイルが出てきてなかなかおシャレさんです。各自がカスタマイズしたVideo Wallを作成し、それをブログ等のページに貼り付けられるそうです。
例えば、chacha という動画検索(ベーター版)のVideo検索でも Wall機能にも連動してblinkが使われています。又、blinkxは「AdHoc」というプラットフォームで動画をホスティングしているHPの運営者と広告から生じた利益(広告のクリック回数で課金)を画の配信元とは関係なく貰う事が可能だそうです。いろいろ皆さん考えるものです。
現在、BBCなどのメジャーのTVやYouTube・Revverなどの動画共有サイトとも提携。いやはや、世の中まったく複雑なものです。ちなみに、TIME誌の(50 Best Websites 2007 Rank Our Picks)では19位でした。
その他
Ko、styleさんの動画検索サイト9つのまとめがよく纏まっています。
各動画共有サイトの機能の比較では、ウィキペディア(英語版)のComparison of video servicesが表になっていてうまく纏まっていました。(?動きが激しい世界なので、1年後にはかなり変わっているだろうと思いますが)。?
*TIME誌の(50 Best Websites 2007 Rank Our Picks)は、時期によってランキングが変更します。ここで記入したランキングは、12月16日時点のランクです。