猫もごろん。森のなかまもグダグダです。
先日、
本物のアマゾンからこんなメールが届きます。というか届かない日はないのですが。。「無線のイヤホンあげるから、サービスを使ってみて」とか。。
Amazonでは、お客様によりご満足いただける体験を提供することを目指し、サービスの向上に取り組んでおります。この一環として、3分程度のアンケートへのご協力をお願いしております。
本アンケートは協力会社(クアルトリクス合同会社)のウェブページ上でご回答いただきます。アンケートにご協力いただける場合は、以下のリンクから回答ページへ移動してご回答ください。
前回は「新しい試着サービスを始めるんだけれど、どんなキャチフレーズが適切ですか?」みたいのを5件以上「強く思う、そうでもない、全く思わない」の7段階くらいをクリックするという内容だったので辟易してしまいました。多くの方に届いているかと思います。
今回は違うだろう。是非改善して欲しいポイントもあるので、とアンケートを開始すると。。。新しいキャッチフレーズの7段階選択が続き、さて、と思ったら「ありがとうございました」でアンケート終了になりました。
サービス向上への取り組みといっても、企業、製品、サービスイメージが顧客と乖離していないかの調査ばかりのように思えて、アンケート風の評価で言えば「強く不満」を感じました。
実際、先日のアンケートでキャッチコピーが決まったのか「新しい試着サービス」のお知らせメールが来ました。
自分たちが投票して決まったサービスだから愛着をもって接してくれるなんていう商売は、ちょっと前までありましたが、そんなことを外部委託してまで続けているんでしょうか?
なんとなく釈然としないので、リサーチを行っている「
クアルトリクス」という会社は何をしているんだろうと検索。おそらくアンケートで使用されたのであろう「
顧客体験管理ツールCXM」を見てみます。冒頭に「顧客体験価値を高めお客様を熱狂的なファンに変える」に面食らいました。
「昔あった近未来SFの時代がやってきたのかぁ」とディストピア世界の片棒を担ぐ組織みたいな、安直な感情を抱く一方、当たり前のことを、より明確な言葉で表しただけのことかなと思うようになりました。だって、贔屓にしているメーカやブランドが出しているものであれば、購入してみたいという気持ちは、多くの人にあるからです。
取り敢えず「
顧客をファンにする」とグーグルで調べてみます。検索結果は見ずに、すぐさま下へ直行。「他のキーワード」「関連キーワード」を見てみます。
よく知らない領域のことを調べるときには、ある程度その領域に精通した人たちが調べているキーワードを知っておくのは効率的です。概ね言葉の入れ替えなどが多いのですが、そのなかに「
ファンをつくる 言い換え」という組み合わせがありました。
流石にここまでくると、UX、カスタマージャーニーというような最近の顧客分析のカタカナは減って来ます。なんだかホッとします(笑)
企業におけるファンづくりについて。。
「リピーター」と「ファン」とは少し違いますし、「囲い込む」わけでもありません。。というような事を言っているのをみると、これまた少しホッとします。
ホッとするというのは、言っていることを思い描き易いだけであって、それが究極の正解、といわけではありません。現実問題として実践すれば必ず成功するのであれば、みんな成功しているんだと思いますし、学ばないと理解できないことは世の中にたくさんあります。
正直、「自分たちが投票して決まったサービスだから愛着をもって接してくれるなんていう商売は。。」の疑問はわからずじまいですが、仮にそうだとしたら、森のなかまは、現在市場を形成しているメインストリームから外れているだけなんだと思います。どのあたりに分類されるんでしょうね。。
で、タイトルの「鮭」なんですが。。。カスタマーエクスペリエンスとのカタカナ用語。時間があれば、一つ一つ調べるのも面白いのですが、全体を俯瞰したいです。ならば、ウィキべディアを調べましょう。「
マーケティング」
Wikipediaがまた、寄付を募ってますね。。メールを読み返すと2020/8にバッジ4つ目になるので、今年もしますか。頑張って欲しい(熱狂的ではないですが、これもファンということになるのでしょうか)。
なお、XVIDEO(アダルト動画サイト)にお世話になっている人が、困窮するサイトに日頃の感謝の気持ちから、寄付をしたら名前が掲載されてしまったという話は。。本人にしてはひどく迷惑なんだろうけど。。総合的に好きな話です。
脱線してますが、「
マーケティング」を見ていると、想像がつかない言葉をみつけました。それが「
鮭の乱」でした。
2021/3にスシローが台湾で行ったキャンペーンが引き金となり、戸籍上の本名を改名する人が続出した事件だそうです。定まった書式の中に関連する情報が列記されている記事なのですが、執筆者の上手さなのかトータルで「くすっ」としてしまう面白さがありました。
間違えてクラ寿司に入ってしまった人がトラブルに配置されているのも個人的に好みです。
昨日、バッテラを食べたこともあり、この辺でお腹いっぱいになりました。
それでは!