「カレーライスの本」
は、小学校の学級文庫にあった本です。
私が料理に興味を持つようになった原因の本です。たくさんあるうちの1冊です。


タイトルは料理の本っぽいですが(いえ、実際、料理の作り方が載っているんですが)
ストーリー仕立てになっています。
シリーズ名は「算数と理科の本」。
カレーライスの作り方を、科学での観点を交えながら紹介しています。
「料理と科学の実験はよくにている」と聞いたたけしくんが料理に興味を持ち、
日曜日のお昼ごはんに、カレーライスを一人で作る所から物語が始まります。
アシスタントは妹のゆきちゃんです。
カレーの他に、サラダも作ります!見上げた小学生です。
この本のおかげで得た知識
「最近の米は強くとぐ必要はない」
「6リットルの水で1回洗うより、2リットルの水で3回に分けて洗った方がきれいになる」
などは、今でも役に立っています。
当時、この本の通りにカレーを作ってみたかったのですが、
「バーモントカレー 甘口」ではなく、カレー粉を使った作り方だったので
手間がかかる、材料もない、と言う事で
その思いはかないませんでした。
○十年の時をこえて、今、「カレーライスの本」のカレーを作ります!
出来上がり量は4人前です。たっぷりできたので、たぶん、おかわりを加味しての4人前です。
サラダ油とバター(各大さじ3)で、ニンニク・しょうがのみじんぎり(各1かけ)、
玉ねぎ1個のスライスを、中火で茶色になるまで炒めます。
油はたっぷり使います。その理由はのちほど。
一口大に切った肉(ぶた肉orとり肉)を入れ、まわりが白くなるまで炒めたら
カレー粉大さじ3をふり入れてからめ
小麦粉カップ1/2を入れて、全体を混ぜ合わせます。
ここで、ルーのような状態にするために
最初に油をたっぷり使うんですね!
火を消して水5カップを入れ、
鍋底にこびりついたこげを木ベラでこそげながら、良く混ぜます。
強火にかけ、にんじん1/2本(5mm厚さの半月切り)、じゃがいも1個(1cm厚さの半月切り)
すりおろしたりんご1個分、トマト1個(ざく切り)、
ママレード大さじ2、固形スープ2個を入れます。
沸騰したら、火を弱めます。
にんじん、じゃがいもが柔らかくなるまで、弱火で煮込みます。
小麦粉が入ってとろみがついているので、焦げやすいため、
時々木ベラで底からかき混ぜます。
味見して、塩気が足りなかったら
塩で調節します。(小さじ1前後)
塩加減が決まったら、できあがりです。
煮込む時に、ママレードがなかったのですが
たぶん、隠し味だから、省いても問題無いでしょう。
黄色いカレーができあがりました。
非常に昭和っぽい見た目です。
少し味見してみます。
…。
……。
りんごのフルーティーさが前面に出ていて、おいしくないです。
何かこう…昭和の家庭で「すったりんごをカレーに入れると、おいしくなるんだって!」と
どこぞで聞いてきた子供が、お母さんにねだって家のカレーに入れてもらうのですが、
手順に問題があるのか、はたまたりんごの入れすぎなのか
りんごの味が異様に浮いてしまって、
家族が「いつもの方が良いね…」と言っている声が聞こえてきそうな…そんな味です。
味がなじめばフルーティーさが飛ぶかと思って
時間をおいてから味見してみましたが、
やっぱり、りんごが強くて、おいしくありません!
あんなに憧れたカレーが、こんな味だなんて。
ママレードを入れなかったのが原因でしょうか?
それとも、現代のりんごが品種改良のおかげでおいしくなっているからでしょうか。
仕方ないので、市販のカレーフレークを追加投入しました。
さらに、しょうゆ少々、ソース少々、ケチャップ少々を加えて味を調え、
なんとか持ち直しました!
真っ黄色いルーは、ルーだけでスープのように食べられます。
福神漬に良く合います。そこらへんも、昭和っぽいです。
だしの味を足して、カレーうどんにしてもおいしそうです。
でも、これまで作った、甘々と稲妻のドライカレーとか
海上自衛隊のたかなみカレーとか、牛すじカレーとかに比べると
どうしても劣ります。
うーむ。
このカレーと同じ材料を使って、手順を変えて、おいしく作る方法を考えてみました。
1.鍋でにんにく、しょうが、たまねぎを茶色くなるまで延々と炒める。
2.水と具、固形スープの素を加える(おろしりんごの量は、1/2個に減らす!)。。ニンジン・じゃがいもが柔らかくなるまで煮込む。
3.フライパンでカレー粉をから炒りし、小麦粉と油・バターを加えて炒めてルーを作る。
4.ルーに「2」の煮汁を少しずつ入れて溶き伸ばしてから鍋に入れ、味を調えてできあがり。
これで何とかおいしくなりませんかねー。試していないので、何とも言えませんが。
私が料理に興味を持つようになった原因の本です。たくさんあるうちの1冊です。
タイトルは料理の本っぽいですが(いえ、実際、料理の作り方が載っているんですが)
ストーリー仕立てになっています。
シリーズ名は「算数と理科の本」。
カレーライスの作り方を、科学での観点を交えながら紹介しています。
「料理と科学の実験はよくにている」と聞いたたけしくんが料理に興味を持ち、
日曜日のお昼ごはんに、カレーライスを一人で作る所から物語が始まります。
アシスタントは妹のゆきちゃんです。
カレーの他に、サラダも作ります!見上げた小学生です。
この本のおかげで得た知識
「最近の米は強くとぐ必要はない」
「6リットルの水で1回洗うより、2リットルの水で3回に分けて洗った方がきれいになる」
などは、今でも役に立っています。
当時、この本の通りにカレーを作ってみたかったのですが、
「バーモントカレー 甘口」ではなく、カレー粉を使った作り方だったので
手間がかかる、材料もない、と言う事で
その思いはかないませんでした。
○十年の時をこえて、今、「カレーライスの本」のカレーを作ります!
出来上がり量は4人前です。たっぷりできたので、たぶん、おかわりを加味しての4人前です。
サラダ油とバター(各大さじ3)で、ニンニク・しょうがのみじんぎり(各1かけ)、
玉ねぎ1個のスライスを、中火で茶色になるまで炒めます。
油はたっぷり使います。その理由はのちほど。
一口大に切った肉(ぶた肉orとり肉)を入れ、まわりが白くなるまで炒めたら
カレー粉大さじ3をふり入れてからめ
小麦粉カップ1/2を入れて、全体を混ぜ合わせます。
ここで、ルーのような状態にするために
最初に油をたっぷり使うんですね!
火を消して水5カップを入れ、
鍋底にこびりついたこげを木ベラでこそげながら、良く混ぜます。
強火にかけ、にんじん1/2本(5mm厚さの半月切り)、じゃがいも1個(1cm厚さの半月切り)
すりおろしたりんご1個分、トマト1個(ざく切り)、
ママレード大さじ2、固形スープ2個を入れます。
沸騰したら、火を弱めます。
にんじん、じゃがいもが柔らかくなるまで、弱火で煮込みます。
小麦粉が入ってとろみがついているので、焦げやすいため、
時々木ベラで底からかき混ぜます。
味見して、塩気が足りなかったら
塩で調節します。(小さじ1前後)
塩加減が決まったら、できあがりです。
煮込む時に、ママレードがなかったのですが
たぶん、隠し味だから、省いても問題無いでしょう。
黄色いカレーができあがりました。
非常に昭和っぽい見た目です。
少し味見してみます。
…。
……。
りんごのフルーティーさが前面に出ていて、おいしくないです。
何かこう…昭和の家庭で「すったりんごをカレーに入れると、おいしくなるんだって!」と
どこぞで聞いてきた子供が、お母さんにねだって家のカレーに入れてもらうのですが、
手順に問題があるのか、はたまたりんごの入れすぎなのか
りんごの味が異様に浮いてしまって、
家族が「いつもの方が良いね…」と言っている声が聞こえてきそうな…そんな味です。
味がなじめばフルーティーさが飛ぶかと思って
時間をおいてから味見してみましたが、
やっぱり、りんごが強くて、おいしくありません!
あんなに憧れたカレーが、こんな味だなんて。
ママレードを入れなかったのが原因でしょうか?
それとも、現代のりんごが品種改良のおかげでおいしくなっているからでしょうか。
仕方ないので、市販のカレーフレークを追加投入しました。
さらに、しょうゆ少々、ソース少々、ケチャップ少々を加えて味を調え、
なんとか持ち直しました!
真っ黄色いルーは、ルーだけでスープのように食べられます。
福神漬に良く合います。そこらへんも、昭和っぽいです。
だしの味を足して、カレーうどんにしてもおいしそうです。
でも、これまで作った、甘々と稲妻のドライカレーとか
海上自衛隊のたかなみカレーとか、牛すじカレーとかに比べると
どうしても劣ります。
うーむ。
このカレーと同じ材料を使って、手順を変えて、おいしく作る方法を考えてみました。
1.鍋でにんにく、しょうが、たまねぎを茶色くなるまで延々と炒める。
2.水と具、固形スープの素を加える(おろしりんごの量は、1/2個に減らす!)。。ニンジン・じゃがいもが柔らかくなるまで煮込む。
3.フライパンでカレー粉をから炒りし、小麦粉と油・バターを加えて炒めてルーを作る。
4.ルーに「2」の煮汁を少しずつ入れて溶き伸ばしてから鍋に入れ、味を調えてできあがり。
これで何とかおいしくなりませんかねー。試していないので、何とも言えませんが。