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何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

野崎洋光さんの「ぶりの照り焼き」

2014-12-11 15:31:39 | 作ってみた
野崎洋光さんの「ぶりの照り焼き」を作りました。


料理番組のメモを整理していたら
「ふわふわぶりの照り焼き」と書かれた物が発掘されました。
(きょうの料理でやっていた時のメモだと思うのですが…放送日を確認すると、え?2012年の2月?)

自分でぶりの照り焼きを作ると、堅くなってしまいます。
適当にやってるせいだと、分かってはいるんですが。

冷蔵庫には、旬のブリがあります。
ずっと眠っていたメモですが、役に立つ時が来たようです。
この…「スペアブリ」用に買ったブリを使って、
ふわふわの照り焼きを作ろうではありませんか!

メモと一緒に、「野崎洋光 和のおかず決定版」も参考にしました。


メモのレシピでは
あらかじめ、ぶりに塩をふって「味の道」なるものをつけます。
30分ほどおいたら、水で洗って、水気をふきます。

塩をふって置いておく事で、余分な水分や臭みが抜けるのは知っていましたが、
味の道をつけることで、たれの味が乗りやすくなる旨が書いてあります。

たれの割合は
しょうゆ:酒:みりん:砂糖がそれぞれ
大さじ2:2:2:1です。



「和のおかず決定版」は、逆にぶりに塩をふりません。
「表面に濃いたれをからませて膜を作り、その塩分で食べるのがちょうどおいしい」と書いてあります。

たれの割合は、
酒:みりん:しょうゆ
6:6:1(90ml:90ml:大さじ1)と、
ずいぶんおごった調味料の使い方です!



おお、同じ人の料理でも、だいぶ味付けが違います。
でも、どちらの作り方も理屈が通ってて、説得力があります。

味付け以外の、焼き方のコツなんかは同じです。
どちらのたれの配合でも、酒とみりんのアルコール分を利用して素早く煮つまるので
加熱時間が短くて済み、ぶりがパッサパサになる前に完成できるのだそうです。

今回は、両方の間を取って
「味の道をつけず」に、「アルコール分が多めのタレで」作ってみました。


ぶりに薄力粉を薄くまぶし、サラダ油を熱したフライパンで
両面を強めの中火で焼きます。ただし、まだ中まで火を通しません。

良い焼き色が付いたら、ペーパータオルでフライパンの余分な油をふき取り
たれを加え煮詰め、この段階でぶりに火を通します。
(酒:みりん:しょうゆを、大さじ3:2:1にし、
さらにショウガの絞り汁も少し加えてみました)

煮汁が少なくなったら、たれをからめながら、照りよく仕上げます。
煮すぎないようにすると、ふわふわのぶりの照り焼きができ上がります!



食べてみると、本当にふわふわふっくらでした。ご飯が進みます。
アルコール分で素早く水分を飛ばす方法、すごく良いです。
「スペアブリ」は…また今度。

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