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何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

本屋をぶらぶらした成果 2

2015-12-10 20:55:39 | 日記
飯島奈美さんの新刊、「おいしい世界の台所」。


新刊…で良いんでしょうか。ポストカードブックです。
ですが、人に郵便で送るつもりはありません。
レシピカードとして活用します。

イタリア、ベトナム、中国、山形を旅した飯島さんが
現地の素材や料理からインスピレーションを得て考案したレシピが
20種類紹介されています。

イタリアのパンサラダもおいしそうだし、イカのトマト煮も良い…
ベトナムだと、ヌックマムで味付けした手羽先焼や、ベトナムプリンに心ひかれます。
中国の香酢鶏、搾菜(ザーサイ)入り回鍋肉など、ごはんが進みそうな肉料理も試したい。
タラと野菜のフライは、タラをつかう所が、山形っぽいです。
香菜がたっぷりのった、長イモのスープも良いですね。

まったくチェックしていないのに出会えたので、嬉しいです。
やはり、本屋は時々ぶらぶらしないといけません。

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本屋をぶらぶらした成果 1

2015-12-09 22:19:17 | 日記
雑誌「MOE」2016年1月号。

特集は「羽海野チカ ムーミンの国へいく」!!!!

うっとりするような、フィンランドの風景や、
ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンが
晩年に夏を過ごした小さな島と、その島に建つ小屋、
ムーミンマグを作る食器ブランド「アラビア」の工場など、
写真がもりだくさんの特集です。

写真の中には、ウミノクマが時々紛れ込んでいます。
まるで「いいちこ」の広告のようです。

もちろん、羽海野先生のイラストもたくさんです。カラーです。書き下ろしです。
見開きのイラストでは、トーベ・ヤンソンが過ごした島を描いています。
見ていると、もの悲しくなってくる海の色。海鳥が舞う中、ひとり岩場に立つウミノクマ。
けれども、島に萌える緑が、荒涼とした景色の中でも鮮やかです。

私、最近、アラビアの食器が欲しくてたまらないのですが
そのアラビアの工場見学!うらやましいです。
しかも、アラビアを傘下に持つフィスカルス社の方が
シナモンロールの作り方まで教えてくれています!
おおばんぶるまいとはこの事です。

カレリアパイは、その存在を知ってから、
ずっと食べたいと思い続けている食べ物の一つです。
ミルク粥をライ麦の生地で包んで焼き、
エッグバター(ゆで卵を刻んでバターに混ぜたもの)を乗せて食べるそうです。
買えないならば作ればいいのかしら。

ムーミンといえば、グレーテルのかまどで作っていた
ムーミンママのパンケーキも食べてみたいですね。

「3月のライオン」の特集ページもあります。
西武池袋で、三日月堂の和菓子を再現して
期間限定で販売していたのは知っていましたが、
「混むからいいやー」と諦めていました。
販売された全7種類のお菓子たちが、写真入りで紹介されています。
ふくふくダルマが食べたい。

とどめに、雑誌の表紙イラストそのままのクリアファイルが
とじこみふろくで付いてきます!
A4用紙を入れると、ちょっと上にはみ出る(1.5cmくらい)ので
使うつもりの人は、要注意です。


アラビア…少しずつ買いそろえます。がんばります。

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モンハンクロス発売記念にこんがり肉っぽいものを作って失敗した話

2015-11-30 21:28:58 | 作ってみた
モンハンクロスが発売されたので、こんがり肉っぽい料理を作りました。
モンハン4Gの時にもこんがり肉を作ったので、
今度は違う調理法を試したいと思います。
クイーン・アリスの永久保存レシピに載っていた「ラムのトルティーノ」を参考にしました。
…タイトル通り、失敗したのですが。

トルティーノは、細切りのじゃがいもをころもとして素材にまぶし、
カリッと焼き上げる料理の事だそうです。
白身魚、えびや貝、お肉などなど、お好みの素材でできます。

ラムチョップに塩・こしょうで下味をつけ
フライパンで香ばしく焼き目をつけたら取り出し、油を切っておきます。

この時点で、じゅうぶんおいしそうです。

じゃがいもを出来るだけ細く千切りにし(ラムチョップ2本あたり、じゃがいも3個!)、
油で炒めてしんなりしたところでボウルに移して
塩を加えたら、手でよくもみます。
熱いので、触れるくらいまで冷めてからもんだ方が良いです。
それと、想像以上に手にベタベタくっつきますが
粘り気を出さないと、肉にもくっつかないのでがんばります。

じゃがいもで肉を包みます。
ラップを使って成形すると、うまくいきます。

むしろ、ラップを使わないと
ベタベタと手にまとわりつき、包めませんでした。

オリーブ油とバターを溶かしたフライパンで
中火で時間をかけて焼きます。
時折、フライパンを傾け、油をためた中で揚げ焼きのように焼きます。
…この作業中、出てきた肉汁が、じゃがいもとの間に隙間をつくり、
じゃがいもがほどけてきて、どんどんバラけてしまいました。

焼けたら油を切り、
しばらく温かい所に置いて休ませたら、できあがりです。

まあっ、こんがり肉っぽい見た目!

ですが、裏側はかなり分解しています。
もう一個は、見るも無残に、じゃがいもがバラけてしまいました。

失敗の原因を考えたところ
お肉に焼き目をつける前に、小麦粉をまぶす工程をすっとばしていました。
肉汁を吸いつつ、じゃがいもとの接着剤の役割も果たすであろう、小麦粉。
省いたのはわずかな手間ですが、このせいだと思います。

バラけていくじゃがいもの失敗を考えると、気分が暗澹とするので
再チャレンジはしないかもしれません。
「我こそはうまく作れる!」と言う方がいたら、ぜひぜひ試してみてください。


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「甘々と稲妻」の「パルなんとかスパゲティカルボナーラ」を作りました

2015-11-21 19:33:13 | 作ってみた
「甘々と稲妻 5巻」「パルミジャーノレッジャーノのスパゲティカルボナーラ」を作りました。


幼稚園で年下の友達ができたつむぎちゃん。
うすらぼんやりしたその子を相手に、お姉さんっぽくふるまいますが、
お昼に何を食べたかという、なにげない会話で
その子は「パルミジャーノレッジャーノのスパゲティカルボナーラ」と答えます。

友達…と言うより、優越感をもって接していた相手が。
自分が食べた事のない、知らない料理を。
長ったらしい複雑な名前なのに、噛みもせずスラスラと。

幼稚園の頃にそんな目にあったら、
そりゃー食べた事あるふりをしますね。パルのやつ。

いえ、大人になると、なおさら
知らない事を「知らない」と言うのが難しくなりますね。
助けて、池上さん。教えて、林先生。


このカルボナーラは、生クリームを使いません。
そのかわり、本の通りにフンパツして、100gあたりピーーー円のパルミジャーノレッジャーノの塊を使うか
それともやっぱり、筒型のケースに入っているチーズを使うか、
チーズ売場の前で迷っていたところ
明治北海道十勝かおり濃香パルメザンチーズ生削りと言う
ちょうど良さそうな商品を見つけたので、こちらを購入。

40gで入り260円くらいなので、100gあたりの価格を計算すると、約650円ですね。
私にとっては、じゅうぶんピー円です。

1人前20g使うので、2人前作るのであれば、計量いらず。
1人前なら、2回作れるので、嬉しいですね。

チーズと卵とあらびき黒こしょうを
ボウルに入れて、良く混ぜて卵液を作ります。
さらに、レシピにはない牛乳を、大さじ1ほど加えました。

フライパンに拍子木切りにしたベーコンを入れ、
オリーブオイルでじっくり炒めます。
隠し味に少量のガーリックパウダーを入れ、風味をつけます。
白ワインを入れて、とろりとするまで煮詰めます。

犬塚先生が提案していたように、
サラダ菜の代わりに、ブロッコリーを入れてみました。

スパゲティは「太めの物」とあったので、
今回は、ディチェコのスパゲッティ 太さ1.9mmの物を選びました。
←スーパーでよく見る、こやつです。安売りしてたの。
リングイーネでも良いですね。潰れたような形のやつ。

茹であがったスパゲッティを、フライパンに投入し(火は止めておく)
ベーコンの旨みが出た煮汁と良くからめます。
卵液もフライパンに入れ、余熱を使ってすばやく混ぜる!のですが
あせってしまったあげくに、失敗すると凹むので…。

私は、フライパンでスパゲッティを煮汁とからめた後、
卵液の入ったボウルの方に入れる方法にしています。
余熱でじゅうぶんとろみがつきますし、
火が通りすぎることはありません。



いつもは時間短縮で、ほそめのスパゲッティを使うのですが
カルボナーラのソースには、太めのスパゲッティの
むちむちした食感が良く合います。
むしろ、太めじゃないとダメです!全然違います。

あまりカルボナーラを好まない家人も、
このソースは「うまいうまい」と食べていました。こってりしていないからでしょうか。
かといって、コクはしっかりあります。

白ワインも、風味に一役買っています。できれば省略しないで欲しいです。

生クリームを使わないので、気軽に作れるのが良いですね。
今度は筒のパルメザンチーズで作ろうっと。


未だに私、カルボナーラか、カルボラーナか、
分からなくなる時があります。
そんな時は、分かってるふりでゴニョゴニョします。

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読書「迷宮レストラン―クレオパトラから樋口一葉まで」

2015-11-20 20:55:15 | 日記


「迷宮レストラン―クレオパトラから樋口一葉まで」(河合真理著)と言う本を読みました。

会員制の「迷宮レストラン」は、お迎えしたお客様に合わせて
とっておきの料理コースを用意して、おもてなしします。

お客様はレオナルド・ダ・ヴィンチや、ダーウィンをはじめとする、歴史上の偉人…だけではなく!
シンドバッドや、河童の河太郎など、架空の人物も。

著者の方の下調べがすごいのです。
お客様一人ひとりの好みのために、たくさんの文献を読んでいる印象を受けました。

料理の多くは、お客様の生きた時代・土地に合わせた食材を使うので
手に入れづらい材料ばかりで、再現は早々に諦めましたが、
「これこれこう言う理由で、このような料理を用意いたしました」と言う解説に胸がときめきます。

レシピ本と考えると、実用的ではありませんが
読み物として、大変面白かったです。

先に書いたダ・ヴィンチは、菜食主義者なので、
スープストックも野菜で取ります。

聖徳太子に出した「にんじんの蘇和え」。
蘇(そ)とは、古代のチーズのようなもの…なのですが
牛乳を数時間煮詰めて作ります。
(あの…手作りカッテージチーズじゃ駄目ですか?)

コロンブスが新大陸の先住民にした仕打ちを読み、ヤツの事が嫌いになりました。

食卓の写真が、またステキなのです。
雰囲気のある食器をそろえて、セッティングされています。

本や映画に出てくる料理に食欲をかきたてられるタイプの方に
おすすめしたい本です。


そういえば、私もブログ内では
架空のお客さんに料理を作って、出してましたわ。
ランカにパインケーキとか、
フレデ肉さんに熊肉とか、
フェリシアにステーキサンドとか。
「迷宮レストラン」にならって、今度は誰に何を作りましょうかね。

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