吟詠ドアラ1940

徒然なるままにラーメンのスープを飲み干し
心に移りゆく由なしごとをそこはかとなく
書き綴ればまたラーメンが恋しくなる

Mein Tagebuch 110222

2011年02月23日 | 日記

NHKカルチャーラジオ漢詩を読む「漢詩の来た道」
の録音(2月12日放送分)を聴いた。

「理念と実践と」の放送。
朱彛尊、王士、査慎行、鶚 の詩の紹介

そのなかで、気に入った詩を・・・

 査慎行 作  舟夜書所見



テキスト P196

月のない闇の中 漁船の漁火が見える
たったひとつ 蛍の光のように
そよ吹く風が さざ波を立てると
水面の光はちぢにくだけて 一面の星となった


観察の鋭さと描写の巧みさがきわだつ詩だ。
静と動、暗と明の対比が印象深い美しい詩だ。

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