公園の探鳥の続きで、今日はウソ(鷽)です。
ここの公園では数年ぶりのウソで、7羽くらいの群れでした。
今シーズンは、各地の公園でウソをよく見ます。
ウソの♂は喉の辺りがきれいな朱色です。
灰色のボディーはシックなので、喉は特に目立ちます。
桜の芽を食べてしまうので、人間には嫌われる小鳥ですが、
ウソだけが桜の芽を食べるわけではなさそうですし、
せっかく花が咲いても、スズメなどは花を切って蜜を吸います。
ムクドリやアトリなどの大群で毎日来て食べられては
桜にも大損害を与えますが、
ウソの程度の群れでは、自然界で起こる現象の一つとして見て、
もう少し寛容でもいいのではないかとも思います。
お尻を立てて、まるでヒタキ科の小鳥のようですね。
園内にはたくさんの桜の木があり、剪定も終えたばかりです。
今回、この子たちが食べていたのは、
あまり手入れのされていない雑木林の桜です。
こちらは♀のウソ
喉元には朱色はありません。
ボディーは灰色に少し赤みが入っているように見えます。
7羽中♂は5羽、♀は2羽で、バランスが悪いですね。
フィーフィーと鳴くはずですが、
この日は静かに来て、静かに食べていましたから、
最初は全く気づかなかったです。
桜の花が開花する頃にはあまり見られなくなりますが、
今年はどのくらいの花が咲いてくれるか、
ウソの食害を気にしながら見てみたいと思います。
つづく
鷽が公園で観られるなんて、良いですね。
桜の芽を食べてしまうのですね。
綺麗で愛らしい鳥なのに、このせいで嫌われがちですよね。
関西では数が少ないので、どこへいっても大歓迎ですよ。
この時季は六甲山に登れば見られますが、気力が湧きません。
いつもコメントをありがとうございます。
そちらではウソは少ないのですね。北国の方が多いのか、今年は特に良く会います。
食べている最中は警戒心が薄く、ムシャムシャと食べ散らかしています。
食べている姿はシメやイカルのような感じに似ています。
多少食べても、桜は毎年良く咲くので、あまり嫌わなくてもいいように思うのですが、
弘前公園のような桜の名所ではそうも行かないのでしょうね。