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日々感じたことを自由に綴っていけたらいいなぁと思います。 皆さんと繋がっていけることに喜びを感じています❤︎

一歩

2012-07-31 00:18:32 | 私のこと
現在結婚11年目。子供なし。

平成17年に半年間、不妊治療をしていました。
今から7年も前のこと。当時は31歳…か。

今年3月に不妊治療を再開した。
ご存知の方も多いと思うけど、不妊治療のクリニックは朝から晩まで
患者さんでいっぱい。
体外受精を希望する夫婦のために、先生は診察を終えた20時から2組ずつ、
決まった曜日に時間を取ってくれる。
6月の下旬、3ヶ月も待って、やっと説明を受けることができた。
不妊治療のこと、治療・出産のリスクのこと、
二人揃ってちょっと怖くもなりましたが、決意は固い!

不妊と向き合えなかった期間のことを今さら悔いても始まらない…
けど、辛かったな。先生の言葉。

「不妊治療を電車に例えると、最終便は36歳。
 アタナの場合、その時期を過ぎてしまっている。
 ただ、今37歳。ここから40歳までの3年間は臨時電車があるから
 真剣に望まないと、乗り遅れたら後がないんだよ。

 この7年間も何してなの?仕事?しそうなタイプだね。
 仕事なんてやめちまえ!ボクはそう言いたいね。
 年齢を重ねるごとに不妊治療へのリスクも出産へのリスクも高まるんだ。
 分かる?アナタだけの話じゃないんだよ。
 赤ちゃんのリスクも重々に考えないと。赤ちゃんの人生のことだよ。
 高齢出産、働く女性が輝いている!なんて武勇伝ふりまいているけど、
 やめて欲しい限りだよ。
 彼女たちは“一般的”ではなく、確率の低い賭けに勝った人たちなんだ。
 勘違いしちゃダメなんだ。」

先生は私のことを仕事に逃げた女性。そんな風に思っている。
私には私でいろんな理由があったのよ。精神的なこともあるよね。
ただ、信頼している先生だし、先生の言っていることは正しい。
かと言って、時期を逃したことをクヨクヨするつもりはない。
私が選んだ道なんだもんね。
治療をすると決めた以上、前を向いて進みたい。
先生にその意思を告げた。

たくさんの友が、重い私の背中を押してくれた。
励ましを、見守りを、祈りを…心から感謝しています。
でも、実は…少しね、素直になれない相手がいたりするの。
他人の不妊経験を自分のことのように語る人。
私の気持ちを決め付けて話す人。
心配の仕方は人それぞれで、とてもありがたいけど、
何故か傷ついてしまっていることがあったりして。

治療を受けている友の中には、信じられない苦痛を心身ともに
受けている友もいる。それなのに勇気をくれる友に感謝したい。
祈ってくれる友にも感謝したい。

私たち夫婦、新たな一歩を踏み出した。
まだ見ぬキミに会うために、私たちのために、がんばる。




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