英語の九九 英会話発想トレーニンク HTML版 サンプル
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【自由に英語を話すための最短学習プログラム】1st Stage 前半部分 目次
【自由に英語を話すための最短学習プログラム】1st Stage 後半部分 目次
これだけ英語教育を受けてもどうして日本人だけが英語がさほど英語が話せないのか、疑問に思う人が多いと思う。それはアメリカ、つまりGHQの占領政策、ウォー・ギルト・インフォ-ーメィション・プログラムにある。彼らが日本を占領し、憲法や皇室制度を変え、農地改革、財閥解体、教育委員会制度、様々な占領政策をした。しかし英語教育には手を加えなかった
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[今日の学習]
さて動詞フレーズのしくみを説明する場合、私は次のような区分をしている。
まず、「V感覚の動詞フレーズ」とは動詞を中心としたフレーズであり、「VC、VOC感覚の動詞フレーズ」とは動詞に補語(C)や目的語(O)が関わるもの、「VO、VOO感覚の動詞フレーズ」とは動詞に目的語(O)が関わるものだ。
そしてVOC感覚の動詞フレーズはVC感覚の応用形、VOO感覚の動詞フレーズはVO感覚の動詞フレーズの応用形となっている。
CHAPTER 1 V感覚の動詞フレーズ
CHAPTER 2 VC, VOC感覚の動詞フレーズ
CHAPTER 3 VO, VOO感覚の動詞フレーズ
言葉の最小単位は、もちろん単語です。単語と単語が結びついて文となります。
でも単語をいくら覚えても、読解には多少役に立つかもしれませんが、言葉としては身につきません。
英語を言葉として身につけることができるのはフレーズ(意味ある単位)なのです。それは具体的には補語フレーズや動詞フレーズ,そしてそれを運用するのがファンクションフレーズです。
パターンで知る動詞フレーズのしくみ
● 動詞はフレーズで覚えなければ役に立たない!
● VC, VOC感覚の動詞フレーズについて
● VC感覚の動詞フレーズのしくみ (動詞+補語のフレーズ)
VC感覚を持つ動詞の代表は be動詞だ。
これは本質的に「存在」を表す。次の文はシェクスピアーの名文だが、こごては「(これから)存在するか、存在しないか、それが問題だ」という意味だ。
つまり人間にとって「存在する」とは「生きる」ということであり、普通は「生きるか死ぬか、それが問題だ」ということになる。
ちなみにこの toは文法では「不定詞のto」ということになっているが、これは前置詞のtoで、「到達」の意味を表す。それで(これから)という言葉を補っておいた。
To be or not to be, that is the question.
ただし、be 動詞は上のように単独で使われることは少なく、たいていの場合、その「存在」がどんな状態なのかを説明する言葉をともなう。
それらの言葉を補語、つまり「補うことば」だということになる。ここでは形容詞 richが補語となっている。
To be rich or not to be rich, that is the question.
(これから)金持ちになるかならないか、それが問題だ
● VC感覚を持つ動詞フレーズに共通してること
もう一度、PART1 CHAPTER1の「言葉の習得はオウム返しで始まる」で述べたことを思い出していただきたい。
私は、幼い子どもが言葉を覚えるのは、オウム返しによると指摘した。
例えば、ママが子どもに All right?と問い、子どもが All right. と答えるというものだった。それはまさに日本語で「大丈夫?」と聞くと、子どもが「大丈夫だよ」と答えるのとまったく同じだ。
主語もなく、あるいは be 動詞も使わないでどうしてこんな表現で通じるのだろうか?何度も指摘したが、一口で説明するとこうだ。
「主体」と「存在」が共通に認識される対話者間での会話においては、それはいらない」
つまり、Are you all right?や I am all right.などにおいて、「あなたは存在するか?」や「私は存在する」という意味の、Are you も I am もまずはいらないということだ。だからネイティブの子どもは簡単に言葉を覚えていくことになる。
※Are youや I amはファンクションフレーズだ。
日本の学習者でも、その体験を英語教育の初期に受けていたら、英語は決してS+V+Cなどといった無機的な単語の羅列や、あるいは文法的な側面ばかりを見せつける学習にはならなかったはずだ。
Mom: (Are you) all right?
Kathy: Yes. (I am) all right.
● 皆さんはネイティブの子どもではないが
今さら、ネイティブの子どものまねをしろなどとは、私は言っていない。大切なことは、これらbe動詞のフレーズすべての、主語とbe動詞を省いたフレーズを単独で身につけることだ。
続いて個別に詳しく説明していくことになるが、まず以下にあげた例文の I am に続く、up, in trouble, okay, her childなどもワンフレーズ表現として成り立つことを確認してほしい。
(be動詞のフレーズのパターン)
[A グループ]
(1) be動詞 + 形容詞
I am all right. 大丈夫だ
(2) be動詞 + 名詞
I am her child. 彼女の子どもだ
(3) be動詞 + 方位副詞
I am up. 起きている
(4) be動詞 +前置詞 + 名詞
I am in trouble. 困っている
[B グループ] 補語が動詞フレーズのもの
(5) be動詞 + (going) to + 原形動詞フレーズ(be to~の構文)
I am (going) to drink milk. 牛乳を飲む予定だ
(6) be動詞 +ing形動詞フレーズ (進行形)
I am drinking milk. 牛乳を飲んでいる
(7) be動詞 + ed形動詞フレーズ (受身形)
The milk is drunk by me. 牛乳は飲まれる
ただし、[B グループ]については、動詞フレーズの変化形なので、次のPART 3で説明する
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自由に英語を話すための最短学習プログラム be動詞フレーズの文の生産
be rich | being rich | been rich |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
(am, are is) rich | (was, were) rich | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
be動詞5段活用 | VC感覚(動詞+形容詞) | 金持ちだ |
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
You are rich.
あなたは、金持ちだ
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
You were rich.
あなたは、金持ちだった
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
Do you want to be rich?
お前は,お金持ちになりたいのか?
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
進行形はなし
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為)
You have ever been rich.
あなたは、かつて金持ちだったことがある
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