【どうして日本人は英語を話せないのか?】
これまであえて「STEP1 [九九]のように覚える英会話」を使ったのは、「表現表現の枠組み」とその英文の生産という運用を英語脳として身につけていただきたいという思いからです。
もちろんそのためのトレーニングは、「英会話学習」というよりも、ある意味で無味感想なものでトレーニングの連続であったことは言わざるを得ないと思っています。
しかし、この「表現表現の枠組み」と「英文生産運用」は、残念ながらもわが国の英語教育にも。「英会話ものの市販本」はおろか多々ある英会話教材もふれられなかったことてす。
私は、 [九九]のように覚える英会話の「[あとがき]に代えて」にこう述べました。
私たちの英会話学習に今までまったく欠けていたのは、「行為や状態はひとまとりのもの」という視点です。学校時代に、進行形はbe動詞+現在分詞、受身形はbe動詞+過去分詞、完了形はhave,has+過去分詞、あるいは不定詞はto+動詞の原形、助動詞willやcan+動詞の原形などと、いやというほど教えられてきました。しかしそれは文法的的な説明であって、単に動詞だけに注目した学習です。このように学習では英語をことばとして身につけ、それを定着・蓄積していくにはほど遠いものです。日本人のほとんどがこれによって英語音痴に陥り、「果てしのない学習」を続けている。私にはそうしか思えません。
略
[九九]のように覚える英会話の「[あとがき]に代えて」
そして続いて以下の「表現表現の枠組み」を元にした英文をあげました。
【be動詞系列の運用】
[1] I'm here.
[2] I was here.
[3] I'll be here.
[4] I want to be here.
[5] I have to be here.
[6] I like being here.
[7] I've been here.
【一般動詞系列の運用】
[1] I take a shower.
[2] I took a shower.
[3] I'm taking a shower.
I finished taking a shower. 浴び終えた
[4] I was taking a shower.
[5] Take a shower!
[6] I'll take a shower.
[7] I'm going to take a shower.
[8] I was going to take a shower.
[9] I want to take a shower.
I wanted to take a shower. 浴びたかった
[10]I have to take a shower.
[11] I've taken a shower.
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【今日の学習】
「STEP1 [九九]のように覚える英会話」には、以下の記事が所収されています。
今まで登場した「英会話の九九の九九テーブル」にはI, Youなどいわゆる代名詞をとりあげていましたが、様々な主体をとりあげて説明しています。
[A]様々な主語
さて、今回とりあげたhave to+原形動詞フレーズのファンクションフレーズは、今で登場した表現の集大成とも言えるものです。
haveは「附帯」を表し、前置詞toによって「これから」といった未来性の意味を持ちます。
I have to be here. ここにいなればならない
もちろんこのファンクションフレーズが導くのは、want toと同じく原形動詞フレーズです。
I want to be here. ここいたい
ちなみにhaveにはed形動詞フレーズを導く用法があり、これは現在完了形です。
I have been here. ここにいたことがある
もちろんこについては以後のSTEPで取り上げることになりますが、今回は今で学習してきた表現展開をあげておきす。
しかしここでは主語をIとする肯定形と否定形、そしてその4つの時制展開です。
I have to be here. ねばならない
I had to be here. ねばならかった
I will have to be here. 必要があるだろう
I have had to be here. かつて必要があった
I don't have to be here. 必要がない
I didn't have to be here. 必要がなかった
I won't have to be here. 必要がないだろう
I haven't had to be here. かつて必要がなかった
第5章 英会話の九九テーブルはさらに展開する
04 have to+原形動詞フレーズ
ドリルNo.56 「ここにいなきゃならないの?」
イメージしてください!
P.65のBERB PHRASES DATA BASE [3] を参照
(1) be here
(2) be there
(3) be home
(4) over there
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル have to+原形動詞フレーズ
Do I have to be here?
Yes. You have to be here.
No. You don't have to be here.
言うまでもなく、テーブル[GROUP-A]を使っての肯定表現、テーブル[GROUP-B]を使って否定表現、[GROUP-C]を使って疑問表現、さらに[GROUP-D]を使って否定疑問表現ができます。
CHART 1は肯定表現
I have to be here.
She has to be here.
略
CHART 2は否定表現
I don't have to be here.
She doesn't have to be here.
略
CHART 3は疑問表現
Do you have to be here.
Does she have to be here.
略
CHART 4は疑問付きの疑問表現
Where do I have to be?
どこにいなければならないの?
What does she have to be?
略
ドリルNo.57 「家事をしなきゃならない」
イメージしてください!
P.218のBERB PHRASES DATA BASE [19] を参照
一般動詞フレーズを用いてのトレーニングです。くわしい説明は省略します。
Do I have to do the house work?
Yes. You have to do the house work.
No. You don't have to do the house work.
次回は、STEP2 「オウム返し英会話学習法」に進みます。
ファンクションメソッド 英会話通信講座 STEP1 [九九]のように覚える英会話』
このブログは、「ファンクションメソッド 英会話通信講座 STEP1 [九九]のように覚える英会話』」に準拠しています。
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