エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

墓掃除の楽しみ方

2014年08月12日 | 雑記
昨日は、実家の墓掃除をやってまいりました。

もう他所は、盆に備えて奇麗になっておりまして、

墓地では、我が家とわずか数軒だけが草ボーボーの状態でした。

田舎の墓地は広く、それぞれの区画内に複数の墓が立っているのですが、

我が家の区画は5坪(10帖)以上あり、そこだけ四角く草が生い茂っている、という状態。

我が家の除草を終えると、同じように四角く草ボウボウの区画がありました。

そこでふと思ったのです。

この家も、今日か明日には、墓掃除に来るはずですから、

その時、


自分ちの墓地が奇麗になってたらビビるだろうなぁ・・・・」と。


思ったら行動する、が、自分の生まれもってのポリシーですので、

草ボウボウの中から、より親戚の多そうな(墓の数が多い)所を選び、

自分ちより奇麗~~~に掃除してまいりまして。

草は、墓地の隅っこに重ねて来ました。

むろん「誰かが掃除した」という恐怖の証拠を残すためです。


おそらく、今日までには、掃除に訪れたと思うのですが、

今頃、親族中、電話をかけまくって誰が掃除したか尋ねているはず。

答えは決まってます。

「いや、ウチはやってないよ・・・・?」
「ええええええ・・・・?」

そして結論として、

「ひょっとして、奇麗好きだった死んだおじいちゃんが、怒って自らやったのでは・・・・」

となれば120点なんですが。


ああ、しょーもないのに楽しくってしょうがない。