エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

風の浪漫

2014年06月08日 | 雑記
そもそもここのブログのタイトル『エスティマ日和』は、愛車エスティマのエアコンが壊れて、修理見積もりが20ン万円だかで、とうていおぼつかず、しかたないので、暑くなりそうにない曇天の日を狙ってレジャーに出かけていたことから、つけたものです。

現在のエスティマは、当時から乗り換え、すでに3台め。

なのですが~

またもエアコンが壊れた!

ありえね~~~~~~~~

今日はそうでもありませんが、数日前まで、日本列島は猛暑につつまれ、

つまりはエスティマ日和ではなかったわけです。

でも、買い物にも出かけない、というわけにもいかなくって

出かけました。

さすがにたまらず窓を開けました。

現在乗っているエスティマはACR40Wというヤツで、初代のエスティマTCR型と違いまして、後ろの窓も開くのです!

さすがトヨタ!
きっとエアコンが壊れた時に備えてくれたのでしょう。
そうに決まってる。

で、私が後部座席の窓も開きますと、

「なんで後ろ開けるの?」と、窓を閉じていた助手席の家人。

「こうすると、前の窓から後部の窓に風が抜けるんだよ」

「そんなことしたら、わたしの方に風が来なくなるじゃない!」

と、考えられないようなイチャモンをつけて来たので、

「お前も窓開ければいいだろ?」

「あ、そうか!」

「そうか、って・・・」それくらい分かれよ!

「じゃ、わたしの後ろも開けて」

後部の窓は、当然ながら運転席からしか開けられません。

 ウィーーーーーーーーーー

で、運転席側の窓を閉めると、助手席の風は、前の窓から後ろへと抜けて行きます。

「ほら!」

「あ、ホントだ!よく知ってるねーーー」

「まぁな。昔の車はエアコンなんてなかったから」

「言われてみればそうだ」

「でも、今この道路を走ってる車で、風の通り道を話し合えるのはウチの車だけだろう。フフフフ」

「うれしくないよっ!」

女に、風のロマンはわからん。