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B&B&B

回り道を全力疾走

化石化したはずの思想

2008-10-24 00:25:22 | 未分類
「女は子供を育てろ。仕事したいんなら子供なんか生むな。甘えるな。」


その場に俺がいたらブチ切れて殴り飛ばしてるだろう。

かみさんの同期の男が総合職の女性らに言った言葉です。


まだそんな価値観を持っている『生きた化石』がいたんですね。


まず、何が『甘え』なのかが意味不明。

家庭か仕事かを選べないことが甘えなのか?

そうだとしたら、んだ田舎もんだ。


仕事しながら子育てすることがどんなに大変ですごいことか分かってないのでは?


子育てと仕事の両方を選ぶことこそ、起業家の域だと思う。

教育保育という新事業を始めるんだ。

その挑戦が『甘え』であるはずがない


何が男女参画社会だ。
何が男女平等だ。


そういった危険思想を排除しない限り、女性が輝ける場所が限られてしまう。


少しでも愛するかみさんが生きやすい社会を。
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偽物の十字架

2008-10-22 22:46:38 | 未分類
今まで重いと背負っていた十字架は実はオモチャで、

昨日は本当の十字架を少しだけ持たせてもらった。


なぜ自分は今笑っているのだろう?
なぜ自分は笑っていられるのだろう?


幸せでいる自分が許せない。
もっと苦しめばいいのに。


そうじゃなくては結局、偽善でしかない。


あえてイバラの道を進む
少し入ったところで、トゲがささって痛む。


「今回はやめよう」と、何十回。



やはり僕は偽善でしか生きられない。









一度に色々なことがあった。


考えている暇ではない忙しさなのに考えてしまう。


集団に身を投じて考えることをやめることができれば、どんなに楽な生活ができるだろう?
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マイナーロード

2008-10-20 21:15:22 | 未分類
あまり就活イベントには興味が沸かない。

楽しくない。

なぜだろう。


自己分析はこうするんです。
企業研究はここに気をつけましょう。
面接ではこうしましょう。
グループワークはここがポイントです。


なんか、人に指示命令操作されることを毛嫌いする自分が再起してきた。


自分にあった企業を選びましょうと言う一方で、選び方からこういう企業がいい企業でこういう企業が悪いといった答えまで用意されている。
多くの企業の求める人材としてよく挙げられる『自ら考え、創造し行動できる人』

就活において、これ程ハウツー本やら就活対策講座なんかで『正しい就活』のための式と答えが用意された就活において、創造もへったくれもない。



タダの洗脳だ




答えの用意された人生なんて興味がない。


数学において

式がある時点で答えがある。

自分は式から自分で作りたい。

問題文を自ら創造する。


自分で出した答え
それが90%間違いでも、皆が右なら自分は左に行きたい。


人には任せられない。任せたくない。


人を信じれないから、自ら考え行動する。





信じるために、疑いを持ち確認するのかもしれない。


貫くために色々曲げた
信じるために疑ってきた
守ってくために人を傷つけた


これまでも、これからも
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稲刈りダイエット

2008-10-20 01:29:39 | 未分類
今日、稲刈りをしてまいりました。

ひょっとしたら明日の朝刊にでも載るかもしれません。

稲刈りは、確かに肉体労働ではありますが、それ以上の爽快感、達成感が与えられます。
稲を刈り取る手ごたえがなんとも気持ちよく、ストレス解消にもつながり、運動にもなるのでダイエットにも効果的!

農業ダイエット!是非お試しあれ~



しかちゃんとの農業トークの中でも言いましたが、一次産業にはかっこよさがあって、その可能性も広いんです。

日本において一次産業はもはや衰退産業といわれています。

でも、そんな中でも専業で自然相手に農作物を栽培し続けている人がいる。

泥臭い、儲からない、田舎っぽい、時代遅れ、かっこ悪い、安定しない。
そういった風が、若者の就職活動の選択肢を狭めている。

今年の春からお世話になっている、3年目の農家の方はちょっと変わった米の売り方をしている。
Nさん曰く、農作物は売り方によってはいくらでも高く売れて儲かる。
それを考え、工夫もせずにただJAなんかに全て任せているから儲からない。

農家自ら販促案を考え行動していくことによって、億万長者の百姓が誕生する。


さて

いざ稲刈りへ!れっツゴー!!
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豚の屍を越えていけ

2008-10-18 02:11:59 | 未分類
そういえば、一時期『俺の屍を越えていけ』というRPGゲームにはまったことがある。

主人公が余命が2年となる呪いをかけられ、主人公が次々と死んでいくのだが、死ぬまでに女神様らとひたすら交わってより強い子孫を作っていくことで、強い敵を倒していき呪いを解く。
というストーリー。

まぁ、そんなこたぁどおでもいい。





今日、独自企画の『ピッグがポークになるところ』見学に行きました。始めは和NiGiRiのメンバーで行こうと思っていたのですが、平日ということもあり、皆さん都合が悪いようでした。
それでも、どこから聞きつけたのか、他大学の7人が一緒に行きたいということで総勢8人で、市の管轄である全国に10箇所しかないという食肉衛生検査所に行きました。

施設内は、これでもかというくらいきれいなところで、出来立ての病院を思わせるものでした。BSE問題からは特に衛生や検査が厳重になり、隅々まで配慮がしてあるようです。

1時間ほど衛生士の方の説明を受け、とちく解体現場を見せてもらうことに。

見学も、衛星の観点から完全に別部屋からのガラス越しの見学。
よくニュースとかでもあるように豚や牛が吊り下げられて運ばれる光景がそこにありました。(吊り下げることでより衛生的に保たれるという)

殺して血がドバーっとでるところから、手作業で皮をはがし、首を切り落とし、内臓をえぐりとるところなど、見ましたが、僕はある程度は映像で見たことがあったためそこまで衝撃的ではなかったですが、それでも獣のにおいと、動物の叫び声、ライブ(生)でしか味わえない空気がそこにはありました。

とちくうんぬんよりも、包み隠さず見学させてくれるこの施設の方に一番驚きました。

但し写真は禁止で、せりの会場くらいしかOKが出ませんでした。

これは職業差別の問題で、作業の方の顔が映ると困るからだそうです。

(そこには深く納得)

とさつ現場の見学はもちろん興奮しましたが、それ以上に楽しかったのは衛生士の方の裏話で、BSE検査がいかに無駄な作業で、これこそ税金のムダ使いだということを専門的なデータと技術者の知識をもって説明してくれました。

とさつはとさつ法によって法律で検査等が定められており、これに該当しないのが、いのしし、鹿で、これらは検査無しでさばいて食べれる。
それだけに怖い。

きちんと肉の隅々まで検査する豚、牛に比べ、鶏肉は危険度が増す。
単価が安く、数量も多く小さいためザッとしか検査しないらしく、鳥刺しなんかは免疫力の低い老人や子どもには絶対に食べさせないほうがいいと。

あと、家畜は結構病気もちのものが多く、興味深かったのが、『高度の水腫』という症状で、肉牛は高級な霜降り肉にするためにあえてビタミンAを欠乏させるような食事を与えるそうです。そこに濃厚飼料を与えることでうまくいけば最高級の霜降りの出来上がり。
失敗すれば、廃棄処分となる高度の水腫の肉ができる。

ある意味、生物を使ったギャンブルだ。


特にかっこつけるわけでもなく、引け目を感じるわけでもなく、ただ事実をそのまま伝え見せようとするその施設に、迷いの無い職業観なるものを感じました。

殺す人も、さばく人も、検査する人も、皆職人でそこには『動物を殺してかわいそう』(当然ながら僕はそんなことは考えませんが)なんて奇麗事を考えたり言ったりする雰囲気を与えさせないものでした。

食を楽しむために行なう水面下の仕事。
決して表舞台には現れないが、肉を好む人間には無くてはならない『とさつ』という仕事

理想と現実とを割り切って、牛を手で殺しながらも肉を食べるその生き方に自然の中で生きる生物としての器の大きさを感じた。


命の重さは愛情の大きさ。

愛情抜きにただ肉として無理やり育てられた命は軽く扱われる。

そこに少しでも愛着が発生すれば、殺せなくなるだろう。



今回の企画の自分なりの落としどころは難しかった。
消費者視点か、生産者視点かとさつ業者目線か、家畜目線か。
切り口はいくらでもある。

僕は、結局落としどころをとさつ業者目線で行なった。

楽しく安心安全な食をサポートする、難しい現場で働くことの感動と衝撃でとりあえず今日は幕を下ろす。



その後、かみさんとマックにいって食べたり、
しかちゃんと黒豚食べたりして楽しい食の空間を満喫した。




現実から目をそむけず豚の屍を越えていこう。
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