不運を楽しむ

昨夜は３時に寝た。

起きたのは７時。



ここまでは予定通り。

いつも通り朝食食べて、さぁ出発！



直前に激しい腹痛…

この痛みは久々の大物だ！




さぁかかって来い。


15分ほどの死闘の末、便座を後にする。



勝った。



しかしここでゆっくりしてられない。

すでに時間は遅刻コース

手早く出発の準備に取り掛かる。


すかさず家の階段でコケる。


受け身は取れたが心が痛い。


家を飛び出しチャリで駅へＧＯ！！



肌寒く冬の訪れを感じさせる風を受けながら、チャリを飛ばす。

飛ばしに飛ばす。

誰も俺には追いつけない♪


駅に到着すかさずダッシュ

のその前に……。

チャリのカギがない。

カバンやポッケを必死に探す。



しまった！
家に忘れた。


困ったときはライフライン、オーディエンス。
１、カギをかけずにそのまま行く
２、チャリで家まで取り帰る
３、母に持って来てもらう
４、人生を諦める

ジャン！

２と３が平行線。
ここで使うはライフライン・テレフォン

母に電話


通信成功、持って来てもらった。

待ち時間が長く感じる。

すでに30分くらい遅刻のコース


電車に飛び乗りレッツゴー


俺は負けない。
不運を超越してやる！


満員電車で座れない。隣のギャルがうるさい。

『こんなもので！』

地下鉄で７駅寝過ごし気付いたときは異国の地にここはどこ？佐賀？

『それでもっ！』

駅の階段で大勢の中ずっこける。

『だとしても！』

心折れることなく、一時間目にキチンと出席！



授業終了30分前に教室に入って来たことで先生の視線が痛い





『お前に俺の気持ちが分かるか』

わかるさ

『何がわかる！なぜわかる！わからぬさ』
欲と偏見の塊である人間は所詮自分の知ることしか知らぬ。


ゆえに共感などは求めぬ。

要るのは事実を受け入れる底無しの器のみ！


さぁ！どこからでもかかって来い。
受けて立とう。
俺は全力で戦う。

引かぬ！媚びぬ！顧みぬ！
信念のもとでは決して。

そこで俺を殺してくれ。