変人バンザイ

自分が衝撃を受けた学びは多くの人に、学んでもらいたい。

これこそ、世の中の全てに当てはまることだと思うことは、たいてい漠然としたもの抽象的なものが多い。

そういったものをどう具体的事象に当てはめ、落し込むかが重要だ。


数学や物理の公式然り、宗教の教え然り、歴史上の偉人の生き様然り。コーチングやハウトゥー本然り。


これらは、自動車の運転と同じようなもので、始めは半クラッチやら、クリーピング現象やら、知識として教えられるが、いくら車の知識をつけたところで運転はできるようにはならない。

経営者視点の考え方やビジネスの本質をついた勉強会やファシリテーションなんかを学んだところで、
実際に行動しているかしていないかで、０と１００くらいの違いがある。


実際、自分も１年から就活の真似ごとや経営者との交流なんかをして学んだことで、就活はばっちりだ。同級生はおろか、就活中の先輩方よりも抜きんでている錯覚に陥っていた。


愚の骨頂だ。

金融取引でいう、から売りのように中身や実体がない物を売っているようなのかもしれない。


『１年生なのにすごいね』とか『こんな時期からもう興味あるなんてすごい』『学生のうちからこんな学びができるなんて』なんて言葉はもう反吐がでるほど聞き飽きた。
言われる度に鳥肌が立つ。

社会人からは学生と言うだけでチヤホヤされ、後輩からは先輩と言うだけで敬われる。

今思うと、そういった若さや外郭で賞賛されたような仲間や団体は全て辞めて距離を置いてきている。

一番ひどいのは『男一人なのにすごいね』とかいった何の価値も持たない評価が来始めた。

きっと、欧米諸国に行けばそういった空虚な評価は無くなるに違いない。


留学生やちょっと浮いた変人と付き合えば、そういった変なストレスや先入観から開放される。


変人バンザイ