モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

寺社【さ】

2010年03月22日 | 
<さ>
★→更新済み

幸神社(上京区寺町)
鷺森神社(左京区修学院)
三十三間堂(東山区三十三間堂)
敷地神社/わら天神(北区衣笠)
詩仙堂(左京区一乗寺)

地蔵院/竹の寺(西京区山田)
実相院(左京区岩蔵)
下鴨神社(左京区下鴨)
下御霊神社(中京区寺町)
石像寺/釘抜地蔵(上京区千本通)

修学院離宮(左京区修学院)
相国寺(上京区今出川)
常照寺(北区鷹峰)
拾翠亭(上京区御苑内)
渉成園(下京区下珠数屋町)

正伝寺(北区西賀茂)
城南宮(伏見区中島)
常林寺(左京区川端通)
青蓮院(東山区山町)
白峯神宮(上京区今出川通堀川)

神泉苑(中京区御池通)
真如堂(左京区浄土寺)
水火天満宮(上京区堀川通上御霊前)
隨心院(山科区小野)
瑞峯院(北区紫野大徳寺内)

菅原院天満神社(上京区烏丸通下立売)
須賀神社/交通神社(左京区聖護院)
鈴虫寺/華厳寺(右京区梅津)
晴明神社(上京区堀川通)
晴明墓地(右京区嵯峨角倉町)

清涼寺(右京区嵯峨)
赤山禅院(左京区修学院)
石峰寺(伏見区深草)
禅華院(左京区修学院)
泉涌寺(東山区泉涌寺)

千本えんま堂(京区千本通)
千本釈迦堂(上京区七本通)

三年坂・二年坂・一年坂(東山区清水)



嵯峨・嵐山

2010年03月22日 | 
嵯峨・嵐山

住所>>
付近の寺社>>天龍寺法輪寺野宮神社時雨殿渡月橋檀林寺滝口寺祇王寺化野念仏寺
付近の道路>>三条通、丸太町通、清滝道
参照サイト1>>嵐山なび(阪急の嵐山観光サイト)
参照サイト2>>京都嵐山保勝会
アクセス>>
自転車での交通>>可
道幅>>場所によるが、概ね一車線程度


“嵯峨・嵐山”と言うと敷地的に広大になってしまうが、一部の有名なところを紹介。
まずは嵐山と言えば竹林。【天龍寺】から【野宮神社】までの5分ぐらいの道のりである。
あまりに名所なので、だいたい人がいる。人力車もよく通る。自転車は――走行は可能だと思うが、あまりいない。
とにかく青々とした竹が何千と伸びていて美しい。ちなみに垣根の向こう側へは行けない。






竹林なので紅葉や桜とはあまり関係ないが、
その中にたま~~に紅葉の木が立っていたりする。


ここら辺にあるのは【天龍寺】【野宮神社】


ふたつめの“嵐山”と言えば……渡月橋
正確に言えば渡月橋が掛かっている桂川(保津川)、山に囲まれ青空に覆われとても綺麗。


渡月橋を渡った西側の、桂川(保津川)沿いの道。


その道沿いに、ちょっと上へ上がって行く階段があってこれを行くと【櫟谷宗像神社】とモンキーパークがある。


他にもこの道沿いには面白いというか不思議なものが色々とある。
絶対その先に道はないってところに鳥居が建ってたり(蔵王大権現とあった)「元祖流しそうめん」の店があったり…。


場所は一気に奥嵯峨へ。
普通の人はここへどうやって行くのかな? バスかな?
嵐山は自転車で巡るのに適している。【天龍寺】から奥嵯峨の【化野念仏寺】までは歩ける距離じゃない。
しかしまあ、【化野念仏寺】へはすんごい坂を登るので、【祇王寺】あたりで駐輪してそこから徒歩がいい。

【祇王寺】【滝口寺】そして【檀林寺】は隣接して建っている。そこから【化野念仏寺】までは徒歩で10分くらい。
道幅は狭く、車が1台通れるぐらい。そういう道にちょっとした商店街があって土産物屋が並ぶ。
飲食店も幾つかある。少ないけど。とにかく建物がいい。


ここは着物屋かな。屋根の下に雉の彫り物。こういう装飾がいちいちいい。




この細道は本ッ当に素晴らしかった。


【化野念仏寺】へ行く道の途中、左へ細い小路が延びていて、あまりの紅葉の美しさに何だろう! と入って行ってみた。


奥にあったのは何と後亀山天皇の嵯峨小倉陵! 墓か。


なーんだ、と思って踵を返してみたら、また凄かった。

この屋根は一体何だったのか不明。でも茅葺屋根と紅葉が最高に合う。


ここからが本格的な坂。凄い勾配だった。
なのに人力車が何回か通ってた(しかも下りで)大変だなーっ!!
でもタクシーも通れないぐらいの道幅だから(実際通れるのか不明)歩くのが辛い人には人力車が最適なのかも。
ゴールは【化野念仏寺】

三年坂・二年坂・一年坂

2010年03月22日 | 
三年坂・二年坂・一年坂/産寧坂・二寧坂・一念坂(さんねんざか・にねんざか・いちねんざか)

住所>>東山区清水
アクセス>>バス停「清水道」など
付近の寺社>>【清水寺】【高台寺】【圓徳院】【長楽寺】【八坂神社】
付近の道路>>清水坂、東大路通
参照サイト1>>京の坂道一念坂二寧坂
参照サイト2>>まるごと京都ポータブルサイトe京都ねっと
自転車での通行>>一部可
道幅>>狭い。車一台分くらい。

【清水寺】へ繋がる、清水坂と五条坂と交差する階段が三年坂(産寧坂とも言う)
そこから【高台寺】【圓徳院】の前を通り【八坂神社】へと至る北の道を二年坂(二寧坂)、
【高台寺】の手前、二寧坂から西に入る僅かな距離の細道を一年坂(一念坂)と呼ぶ。

~以下店舗名のリンクは全て公式サイト~

<<三年坂>>

↓このアングルは有名だと思う。ちょうど三年坂が始まる、清水坂と五条坂との三叉路から見た画。

ここの街並みは本ッ当に素晴らしい。観光客の為の商店街でとても嬉しい。


階段の上にあるのが有名な七味屋・「七味家本舗」で、
壁際にちゃんと産寧坂の碑が建っている。


階段は結構急だ。
「三年坂で転ぶと三年以内に死ぬ」とかいう説を聞くと余計に怖くなる。


三年坂は坂ではなく階段だしそう長大でもないので店は少ない。
↓和雑貨屋の「井和井」や、

和菓子屋の「阿闍梨餅」、食べるラー油の舞妓さんひぃひぃが美味しい「おちゃのこさいさい」などがある。


<<二年坂>>

街並みが素晴らしい。


3つの和傘が広がる喫茶店「我楽苦多」、漬物屋「やました


和と洋が融合した、とっても可愛い店舗の「イノダコーヒー




よーじや


ここの横っちょの不思議な通路! と言っても単に隣りの商店との隙間なのだが、これを抜けると――


なんとなんと、驚愕の庭園が広がる。「よーじや」の真裏である。


池のまわりを歩けるだけで、↑の謎の茶室や小高い所にある茶室? へは入れない。


右脇に渋い門があるが、これもかっちり閉じていて出入りは出来ない。


大好きな和雑貨屋「我忘亭

門の周りに商品が既に並んでいる。だが店自体は奥まった場所にあり、ちょっと入るのをためらってしまう。
だがカフェなどに挟まれた細い道を進んで行くと中庭があり、とても美しい。庭の左が「我忘亭」


和装小物屋「京白川」、お香屋さんの「松栄堂


店の建物以外にも見所はある。屋根を見上げればいらっしゃるのが鍾馗さん。


並んだ福神さん。


こちらは八つ橋の夕子さんに、トトロさん。



<<一年坂>>

ちょっと場所を説明しにくい。【高台寺】と【圓徳院】より南。。
【霊山観音】へ行く道から入る所がある。少しカーブして二年坂に繋がる、短い細道である。
ここにも商店はあるのだが、あまり気軽に入れるような店じゃないんだよなぁ…。




もう少し足を伸ばすと「石塀小路」がある。


9/11 見学
3/14 見学(東山灯路)



千本釈迦堂

2010年03月22日 | 
千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)

料金>>本堂、霊宝殿500円
時間>>9:00~17:00
住所>>上京区七本通今出川上ル
駐輪>>境内?
規模>>小
HP>>京都観光Navi
付近の寺社>>北野天満宮千本えんま堂(引接寺)、石像寺(釘抜地蔵)
観光度★★☆☆☆

まぁ小さくて地味なお寺ではある。【北野天満宮】とセットで行くのがいいんじゃないか。
入口から境内までは細い道で、脇に自転車を停めていいものか悩む。置けないわけじゃないが…。
直線がスッキリと美しいので、置くのを躊躇うのだ。
セットで行くのなら【北野天満宮】に自転車を置いたまま歩きの方が、無難ではある。


本堂。半蔀が閉まっているせいか、凄くシンプルに見える。

お参りは自由にできるが、本堂の中の霊宝殿には500円がかかる。
おかめさんの面とか人形とかが沢山ショウケースの中に展示されている。
写真撮影は禁止とは書かれていないが…どうなのだろう?

本堂に入ってから、簀子に一端出ると見える(つまり外からじゃ見えないところに)、
千体地蔵塔という無数の地蔵像が密集した大きな塔がある。


おかめさんの像。おかめさんの伝説についてはネットに色々情報が出てるのでググッて下さい。
なんか腹立つのであんまり考えたくない。可哀想なおかめさんの話なのだ。


境内のお狐さん。

ここの狐さんは、よくある赤ちゃんの前掛けではなくレースを首に巻いている。
とても可愛い! 近所の方や檀家さんが奉納したんだろうか。


境内にある稲荷社。
直線上(正中線?)に、普通に考えたら邪魔だなー! と思うような大きさの石がデンと鎮座してる。
よく見ると「千渡石」とあるので(“干”じゃまいよな?)お百度参りとかなんかそれ関係の石?
ここに千回参拝した人が記念に奉納した石なのかな。


行事>>
7/9~7/12 陶器供養法要と陶器市(7/10



6/1  見学

千本えんま堂(引接寺)

2010年03月21日 | 
千本えんま堂/引接寺(せんぼんえんまどう いんじょうじ)

料金>>なし
時間>>9:00~17:00
住所>>上京区千本通蘆山寺上ル閻魔前町
駐輪>>境内駐車場
規模>>小
HP>>公式サイト
付近の寺社>>北野天満宮千本釈迦堂石像寺(釘抜地蔵)
観光度★★☆☆☆

上記の【千本釈迦堂】と【石像寺】とこの3寺はとても近くにある。ついでに巡るのがいい。

ここは『るるぶ』にもちょっと載ってはいるが、あまり写真を撮れるところがない。
見所は何と言っても、毎月16日に公開されるえんま様の巨大な像だが、お堂の中なので撮影できないし。
これがそのお堂。あまり大きくはない。普通だ。


観光地なのかは微妙なところ。
地元の人の方が断然多い。地元の、老人がのんびりする場所みたい。

鐘楼。


これは実は能楽堂。普段は戸が閉められていて全然分からないが。念仏狂言の際に公開される。


うーん、あとは特にないなあ…。
境内に、お堂とは別に大きなえんま様の像があるんだけど、透明アクリル板に覆われていて超撮り難いし。


行事>>
1/1~1/3   年頭会
2/2~2/3   節分会
4/17       普賢象桜の夕べ

5/1~5/4   千本えんま堂大念仏狂言(5/1

5/5        わらべ祭り
7/1~7/16  風祭り
8/7~8/15  お精霊迎え
8/15       千本六齋念佛
8/16       お精霊送り
8/24       お地蔵さんの盆踊り
12/23      小野篁忌
12/31      晦日会

毎月16日    えんま様の日(本尊開扉)
6/16      えんま様の日

泉涌寺

2010年03月21日 | 
泉涌寺(せんにゅうじ)

料金>>300円
時間>>9:00~16:30(12~2月は~16:00)
住所>>東山区泉涌寺山内町
駐輪>>境内?
規模>>広
HP>>公式サイト
付近の寺社>>今熊野観音寺東福寺
観光度★★★★☆

東福寺駅から800mぐらいある。しかもその道中がほぼずっと坂。
自転車ではかなりしんどい。坂の麓に置くか、坂のあいだは手押しで行くしかない。
上がった先には広い駐車場があるので、まあそこまで頑張って押してって置けばいいか。

上がった分だけ、ではないが、拝観料を払ってすぐに下り坂!
こういうロケーションはあまりない。眼下に見る仏殿。


坂の途中にあるのは浴室。中が見たい。


特別展の折に庭園を見たのだが、ほとんど写真がなくてビックリ(自分に)



また今度行った時にちゃんと撮ります。。。


行事>>
1/1~1/3   修正会
1/11       泉山七福神巡り
1/         大般若法要
2/         星供法要
3/14~3/16 涅槃会
3/21       弘法大師正御影供法要
3/         春季彼岸会
4/1~4/8   開山忌法要(4/6
5/         大般若法要
7/14~7/15 盂蘭盆法要
9/2        静寛院宮法要
9/         大般若法要
9/         秋季彼岸会
10/7~10/8 舎利会法要
11/4       解脱会法要
12/31      結界諷経

禅華院

2010年03月21日 | 
禅華院(ぜんげいん)

料金>>なし
時間>>
住所>>京都市左京区修学院烏丸町
駐輪>>門前? 特にスペースなし
規模>>激小
HP>>天空仙人の神社仏閣めぐり(個人サイト)
付近の寺社>>修学院離宮赤山禅院鷺森神社曼殊院
観光度★★☆☆☆

ここは相当マイナである。【修学院離宮】からはとても近く、2分程度で着けるのだが訪れる人はほとんどいないだろう。
【修学院離宮】の前(東側)の道を南下して行くとすぐ。
その道は非常に狭く、車は通れないくらいだろう。だから自転車を停めるのも憚るのだが仕方ない。


なんとも雰囲気のある、苔も蒸した石垣。


そして門。
京都の、他のどこにこんな門がある?




こちら内側から見たようす。二階部分は鐘楼である。


門の下に梯子があり、立って見上げてみると鐘を撞く為の紐と鐘が見える。鐘はあまり大きくないようだ。


門は開いていて、自由に出入りが出来る。と言っても見られるのは建物前の小さな庭だけだが。






右側の角っこに石仏が幾つか並ぶ。見所と言えば門とこれくらいか。


非常に地味ではあるが、個人的に好き。やっぱり門が。
雪景色なんて綺麗なんだろうな。ただ、門前の道が本当に狭いので、ギリギリに下がっても上手く全貌が撮れないのである。
ひとけは全然なく、寺っぽさもあまりない(賽銭箱とかお堂とかないのである)
公式サイトなんてあるはずもないので、情報を得るのもちょっと大変。。


行事>>
???

2/1  見学

石峰寺

2010年03月21日 | 
石峰寺(せきほうじ)

料金>>300円
時間>>9:00~17:00
住所>>伏見区深草石峰寺山町
駐輪>>階段下? ほぼスペースはない。
規模>>中
HP>>公式サイト
付近の寺社>>伏見稲荷大社
観光度★★★☆☆


京阪線深草駅から徒歩5分くらい。【伏見稲荷大社】までへも10分程度で行ける。
ここをピンポイントで観光する、という人はあまりいないと思うので【伏見稲荷大社】のついでに行くのがいと思う。
住宅街を縫うようにして行くから多少迷う。

入口も細い階段だけなのであまり目立たない。登って行くと中華風の門があるんだけど。
自転車を置くスペースはまるでない。もし行くとしたら…【伏見稲荷大社】にチャリ置いて徒歩?


赤い門を抜けた先の左側に受付がある。ただし正面のお堂を見るのにはお金が掛からないっぽい。



このお堂が、小さいけどいいんだな。【東福寺】にもあったが卍の柵だ。


屋根もいい。是非首を上げてご覧あれ。




では拝観料を払ってメインステージへ。
ここは山中庭園――と呼んでいいのか不明だが、自然の中に無数の羅漢像が置かれているのだ。

再び中華門が。デジャ・ヴ? ちなみにこの道はとっても細い。


この先にある五百羅漢像は伊藤若冲さんがデザイン(下絵)して彫らせたものだそう。

なんと撮影禁止。仏像のようなものだから撮ってはいけないようだ。

像の傍にそれぞれ「来迎諸菩薩」「托鉢修行」「涅槃場」などとシーンの名前がついている。
涅槃のシーンが一番恐ろしかったのだが(釈迦が入滅したシーンの再現をしている)載せられないので残念。

山中をぐるりと回って、じっくり見ると20分位かな。興味ない人だとパ~と行って終わりかも。
しかしゾクゾクするものがこみ上げて来て、私なんかは長居出来なかった。


ちなみに。ここはお寺さんなので普通に墓地がある。むむ、怖いな。

だが墓地からは京都の街が望める。


【伏見稲荷大社】に比べると観光地としてはマイナだが。
その分人はあまりいないし。幻想的とも言える空間でしみじみしてみる?


行事>>
9/10 若沖忌

1/12 見学

赤山禅院

2010年03月21日 | 
赤山禅院(せきざんぜんいん)

料金>>なし
時間>>9:00~16:30
住所>>左京区修学院開根坊町
駐輪>>入口の鳥居横、燈籠の後ろとか
規模>>中
HP>>京都観光Navi
付近の寺社>>修学院離宮禅華院
観光度★★☆☆☆

【修学院離宮】に凄く近いのだが、ちょっと分かり難いかもしれない。
自転車で行くなら、白川通を上がって行って「修学院離宮道」てところを右に入るのだが、こっから心臓破りの坂道がずっと続く。
か~なりキツイが頑張って登って行くと、ぽっと案内の標識が登場するのでこれを見逃さないように。

書いてある通りに、左に曲がる。これを道なりに進んで行けば右手に神社が、これまた突然現れる。
ここって、市バスで行く場合はどうするんだろう?? 一番近くのバス停で降りても、かなり歩くのでは…。
だからタクシーで来る人が一番多いかと思われる。

入口には燈籠がふたつ置いてあり鳥居が構えてあるのでまあすぐに分かる。
ただ困るのが自転車で、多分こんな山ん中までチャリで来る人はいないのだろう、駐輪場なんてない。
燈籠の裏側辺りにでも置くしかない。なぜなら、ここからまた凄い坂だからだ。


しかしこの坂道から境内一帯はもう、とても綺麗。
夏の青葉紅葉と秋の紅葉は最高である。拝観料も取られないし。凄く、いい。


手水舎。いつも白い手拭いが掛けてある。


ここの凄いところは何より、「皇城裏鬼門」であること。

内裏から見て北東の方角、つまり鬼門にあり都を守護しているのである。
この中央にあるお堂の屋根の上には、金網に閉じ込められた(?)お猿さんがいる。

同じ猿が、【京都御所】(実際に見られるのは御所の外だから、【京都御苑】になる)と【幸神社】にいる。
このみっつの猿は直線で結べる位置にいるらしい。すげえ。

絵馬にも猿が描かれている。人は、帝か?


鬼門守護のお堂の向こう側に社殿がある。

ここには巨大な数珠が掛けられていてそれをくぐる。


境内はさほど広くはない。そこにお堂やら社殿やらが幾つも建っている。
授与所もある。ここはお寺なのか神社なのか…。
延暦寺の塔頭なのだからお寺なのだろうが、入口にあるのは鳥居だし…。神仏習合の最たるものか?


七福神の像。

けっこう新しい感じだ。


気学発祥の地だとか言う碑。方角が書いてある。
大将軍八神社】にあるようなやつか。


なんか色んな物が置いてあって面白い。
これは昔のポンプ車か。なぜこんな所に?


境内右手奥は、ぐるりと巡る小さい山のような庭がある。
ここも半端ない紅葉の美しさ。繰り返し言うか、夏場も最高に綺麗だ。


境内には幾つか鳥居があるのだが、ここには狛犬も。しかも色が凄い。

しかも! これ、画像を編集している時に初めて気付いたのだが、一頭の狛犬の前足になんかいる…。
ふ、踏みつけているのか? 子がじゃれているのか? 分からない。不思議だ。

ちなみに右側は小さな池。この一本橋はなんと渡るころが出来る。私は渡らなかったけど。



上にあるのは相生社。


日中だと言うのに提灯に明かりがともっていて恐ろしい。


【赤山禅院】の周りは竹林。どこまで自由に入っていけるかは不明。



裏鬼門とあって個人的にかなり好きな場所である。
もうちょっと、行き易かったらいいのだけれどなあ。

普段は閑散としたお寺で、紅葉季にも他の有名所よりもずっと人が少ない。穴場か?
お寺にいる人はみんないい人で、挨拶とかしてくれる。これも他の観光の寺社より優しくて嬉しい。
坂さえ克服すれば、気持ちのよい見所のある寺である。

行事>>


5/17  見学
9/20  見学
11/25 見学(紅葉)

清涼寺

2010年03月21日 | 
清涼寺(せいりょうじ)

料金>>本堂、庭園400円
時間>>9:00~16:00(4,5、10、11月は~17:00)
住所>>右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町
駐輪>>門の左、壁沿い
規模>>中
HP>>京都観光Navi
付近の寺社>>野宮神社天龍寺
観光度★★★☆☆


嵐山の定番的観光地。【天龍寺】からだと、多少歩くかな。
嵐山を堪能するならタクシーか自転車を使うのがやはり良い。

【清涼寺】の入口は2つ。南側の大きな山門がメイン。

自転車は、この山門向かって左の壁沿いに置ける。

入ると、すっきり広々した境内が広がる。


本堂は正面に。


阿弥陀堂。


意外と珍しい、境内にある茶屋。
「大文字屋」と言って、あぶり餅やわらび餅といった甘味が主だが、冬期は湯豆腐も出てるらしい。


秀頼公首塚。首塚ですか…。


見事なしだれ桜。この裏に、小さな池がある。


能楽堂。この【清涼寺】は、京都に幾つかある大念仏狂言のひとつが行われる寺としても有名である。
普通の能楽とは異なり、無声で常にBGMが流れる(もちろん生演奏)役者もプロではない。
能楽堂も普通の能楽堂とはまるで違い、ご覧の通りかなり高い位置に舞台がある。
見上げて観覧するのでかなり疲れる。どうして高台にしたのかなぁ??? 

嵯峨大念仏狂言の公式サイトはこちら
他にも【神泉苑】【千本えんま堂】【壬生狂言】(どれも公式サイト)に大念仏狂言がある。

行事>>
毎月8日 本堂公開(11:00)
4、5、10、11月の日・祝 霊宝公開
4/10~11   嵯峨大念仏狂言(4/10


11/29 見学