モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

2月一覧

2011年02月28日 | 2月
2月一覧

2/1(火)【禅華院】→「たまご工房」

2/2(水)前編【須賀神社】→【聖護院】→【吉田神社】→【宗忠神社】

2/2(水)中編【八坂神社】(節分祭)→【須賀神社】(節分祭)

2/2(水)後編【吉田神社】(古式追儺式)

2/3(木)前編【下鴨神社】(節分祭)

2/3(木)中編【平安神宮】(追儺式)

2/3(木)後編【晴明神社】(節分祭)

2/4(金)「京都大学総合博物館」→【だるま寺(法輪寺)】→【晴明神社】

2/5(土)

2/6(日)【京都大学時計台ホール】(京都「はやぶさ」シンポジウム)

2/7(月)前編【豊国神社】→【方広寺】→(【三十三間堂】)→【智積院】→【法住寺】

2/7(月)後編【豊国廟】→「ハイアットリージェンシー」

2/8(火)【上徳寺】(世継地蔵尊祭)→「鈴木松風堂」→「嵩山堂はし本」

2/9(水)

2/10(木)前編【達磨寺】→【摩利支尊天】→【永観堂】

2/10(木)後編【熊野若王寺】→「エキュバランス」

2/11(金)【上賀茂神社】(紀元祭)

2/12(土)

2/13(日)「流れ橋」→【飛行神社】→「伏見銘酒共同組合」→【長建寺】→【御香宮神社】

2/14(月)前編【上賀茂神社】(燃灯祭)

2/14(月)後編【南禅寺】(雪)

2/15(火)【松ヶ崎大黒天】(大祈祷会)→【白雲稲荷神社】→【新宮神社】

2/16(水)【北山別院】→【波切不動院】→(【詩仙堂】)→(【野仏庵】)→【狸谷不動院】→【八大神社】

2/17(木)【京都御苑】→【下鴨神社】

2/18(金)前編【吉田神社】(節分大祭奉納護摩焚祭)

2/18(金)後編【百万編知恩寺】

2/19(土)前編【晴明神社】→(【天龍寺】)→【法輪寺】

2/19(土)後編「嵐山公園中ノ島」(放鷹術)

2/20(日)【上徳寺】→「京都市役所」→「鈴木松風堂」

2/21(月)「鴨川」→【東寺】→【六孫王神社】

2/22(火)「深泥池」→「宝ヶ池」→【下鴨神社】

2/23(水)【積善院準提堂】(五大力尊法要)→【平安神宮】

2/24(木)【大田神社】→【上賀茂神社】(さんやれ祭)

2/25(金)【北野天満宮】(梅花祭、天神市)

2/26(土)「阿闍梨餅」→「象彦」→【金戒光明寺】→【栄摂院】→【真如堂】

2/27(日)【出町妙音弁財天】→【幸神社】→【梨木神社】→【京都御苑】

2/28(月)「鴨川」→【下鴨神社】

2月28日

2011年02月28日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/27~3/6    西陣の町家で雛祭り…【町家写真館】
2/28         星供(ほしく)、星祭(ほしまつり)…【三千院】

鴨川→【下鴨神社】

雨が降っていた。午後、買い物の為に長靴を履いて出掛けたのだが、歩いている内にやんで来た。
鴨川に掛かる橋から北や東を眺めると、霧が山から空へと還ってゆくのが見える。
実家ではこんな光景はまず見られなかったので(山がない)興奮する。凄い。




【下鴨神社】
14:14着。
光琳の梅が超・見頃。撮影している人多かった。
誰もいなくなった瞬間を狙って撮りまくった。同じような写真ばっかりでどうも。


雨があがったばかりで、水滴が花弁についてとても綺麗。でも光が足りなくて、ボケちゃったのが多かったなー。


橋の上や地面に、散った花びらが落ちていてそれもまたいい。


光琳の梅×楼門


御手洗池を渡って。


欄干×梅、曲線の橋×梅、銀杏×梅




この梅だけではなく、鳥居を出たところに椿が少し咲いていた。
おー、今年に入っての初椿だー。山茶花との違いがよく分からなかったが、これはやっぱり椿でいいのよね。


更に散策の道の方に入って行ったら、淡いピンク色の塊が見えた。近付いてみたらしだれ梅(?)と山茶花が並んで咲いてた。



2月27日

2011年02月27日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/27~3/6    西陣の町家で雛祭り…【町家写真館】

【出町妙音弁財天】→【幸神社】→【梨木神社】→【京都御苑】


【出町妙音弁財天】
12:30着。
正月頃から、鳥居の両側手前にカリフラワーが飾ってあった。とても綺麗。


非常に小さなお寺だが、お堂の後ろにビックリするような塔がある。六角堂。


境内のあちこち(これはお堂の横や前)に花が供えてあって、大切にされてるなーって感じ。


こんなのもある。


お堂の左側に梅の木が2本。花が日の光に照らされて、ほとんど透けて見える。


境内の奥の稲荷社横には山茶花。赤と白が並ぶ。いいね、あちこち綺麗だ。


【幸神社】
遠目からでも屋根を越えて咲く梅が見えた。


境内入ってすぐ左に生えてる、大きな梅の木。よく正月の飾りなんかである、梅と松のコラボが生で見れる。

梅の木はこれ一本。ここも激小な神社だ。


【梨木神社】
去年から舞殿を工事していたが、更に規模が大きくなってる。なんと本殿までの道が閉鎖中。完成には間に合わなんなー(4月に帰郷する)


初めて知ったんだが、境内にある茶室を近くで見ることが出来るんだな。
一応柵があるんだけど横っちょから入れる。茶室自体には入れないんだけど、手水舎の間近まで寄れるのだ。


ちなみに境内のあるひとつの建物では、毎週(?)能楽の稽古がされてるらしい。
建物の中から、あの独特の謡いが聞こえて来て最初はかなりビビる。どこの団体さんだろう?


【京都御苑】
まさに梅まっさかり。人も多かった。
まず御苑南の閑院宮邸跡へ。




ここは梅はなかったのだが、山茶花がすーげー。



梅園。木の下でお花見してる人も。梅のお花見かー、関東では水戸の偕楽園ぐらいでしか出来ないよなあー。
この赤と白のグラデーションが素晴らしい。


街灯と梅って合うなぁ。


梅のグラデーション+街灯。


小川と梅の組み合わせもとてもいい。


赤、白、ピンク。様々な色が楽しめるのは、桜とやっぱり違うねー。桜も桜でいいけど。




2月26日

2011年02月26日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】

「阿闍梨餅」→「象彦」→【金戒光明寺】→【栄摂院】→【真如堂】


「阿闍梨餅」 公式サイトはこちら
自覚からごくごくご近所に本店があるのだが、お店に行って購入したのはこれが初めて。
来店自体は先週の日曜の午後にしたのだが、商品のひとつ「満月」が売り切れていて。そのリベンジ。
「あじゃり餅」の方(左の茶色いの)はいつでも売ってるんだけど、「満月」(右の白いの)は土日祝のみしか販売してない(しかも本店のみ)
なんでも、「満月」を作れるのは3人だか4人しかおらず、大量生産が出来ないんだって。ちょっと言い訳臭いが、日本人はレア物に弱いしね。

買って食べてみたら、思ったより外側の皮が硬くてビックリ。中は白あん。味は……?? 別に、普通だった。
「あじゃり餅」の方が好きだなー。身も蓋もないな。でも「あじゃり餅」は105円なのに「満月」は263円ですしね。高い!
一般庶民的な観点からすれば、腹もちもする柔らかいお餅の「あじゃり餅」のがいいね。


西村家の雛人形と雛道具展…「象彦」 公式サイトはこちら
漆器のお店なのだが、3月3日まで雛人形展が行われている。【平安神宮】のすぐそばにある、でっかい四角い建物。

中はまぁ写真撮れないので…。
2階の2フロアを使って、現代の雛人形(販売用)と江戸初期の雛人形を展示している。
雛人形は平安装束っぽいところが大好き。内裏様の装束をギンギンな眼で見ちゃう。
江戸期の雛を見ると、驚いたことに内裏様は太刀の他に刀も持ってるんだね! ビックリした。
腰に差してなくて、手前に置かれてる状態だったんだけど。飾る時は両方差すんだろうか? 太刀を下げて刀を差す…変なの。。
あれかな、江戸だからやっぱり、“徳川将軍が束帯と着けている”パターンか、“天皇さんが晴れ着を着ている”パターンかってことなのかな?
現代の雛人形はどっちなんだろう。やっぱりね、気になるのが雛さんの足で。みんな、あれ正座だよね…袴で見えないんだけど。
内裏さんの方はみんな胡坐で、それは分かるんだけど雛さんは正座。不思議でない? 
自分が雛人形を買うことになったら、この辺りのことを凄く質問したい。
正座なのは何故? 五人囃子の装束は何? てか何で能楽なの?(雅楽もあるけど、かなり少数派だよね)
つーか雛人形を買うとしたら、「風俗博物館」の井筒さんに頼みたい。最高の雛人形が出来るだろうなぁ。


【金戒光明寺】
境内の右、墓地の手前に小さい池(蓮池)があって、そこに掛かる橋が極楽橋と言う。えらい名前をつけたもんだよなぁ…といつも思うんだが。
だって渡った先が墓地なんだよ。深読みし過ぎ? 怖いと思うんだけど。
とにかく、その橋の手前に一本白い梅の木が。可愛いわ。




境内の横には巨大な松があって、その後ろの塀の向こうの梅の木がこちらにまで覗いてる。
しかしちょっと距離があるなぁ…。上手く撮れない。



【栄摂院】
ここは普段は非公開。紅葉の時に公開されてて、死ぬほど綺麗だった。
普段は2つ目の門の手前までしか行けない。いい感じの枯山水なんだけどな。ちなみに梅は無い。


普通に中を歩いていたら、真っ黒クロの猫さんがこちらを睨んでいた。お地蔵さんの向こうでこちらを向く猫。怖い。


【栄摂院】の向かいの塀から梅が覗く。いいね、あちこちでこうして梅に出会える。


【真如堂】
ここも咲いている梅の木は2本しかなかった。しかも並んで立っているので、赤と白が混在してキレイ。



2月25日

2011年02月25日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/25         天神市…【北野天満宮】
2/25         梅花祭…【北野天満宮】

天神市、梅花祭…【北野天満宮】
11:50着。
上七軒の舞妓さんによるお茶席が設けられていて、頂くのに1500円かかるとは知っていたが。
梅園の中でやってるもんだと思ってた。だから梅園の入場料を払えば、お茶は頂けずとも舞妓さんは見れると思ってたのに…。

まず、野点の席は紅白幕でぐるりと囲まれている。普通にその前に立っても中は見れない。
ほぼ一方向から、中の様子を見られる場所があったのだが、もうこんな。

紅白幕の中にテントがあり、その下で野点。ただし周りにはカメラマンが張り付いている。
中に居る人は全て、野点料てのを支払っているんだと思う。お茶を頂いた後で、じっくり撮ると。
その野点料を払って券を買うのにも凄い列だった。
とにかく金を払わなければ見ることもかなわんと。そうだったのか。早く言って欲しい。

外からなんとか撮ると、こんな↓ 人々の頭の谷間から舞妓さんらチラと映るのを撮るしかない。


人をなるべく排除して画像にしてみた。でも頭とかが入っちゃうのはもう仕方ない。


舞妓さんは入れ替わり立ち替わりで、テント下をあちこち移動している。
実際にお茶を点てている様子はほぼ見えない。毛氈に正座ではなく、床几に座って点てているらしいが。




結局、梅園とこの野点はまるで別物だったわけだ。
危うく梅園に入っちゃうところだった。ホント、危なかった。
ちなみに梅園は入場料600円。五分咲きとのこと。

境内をふらふら歩いていたら、2人がかりで何かを運んでいるのを発見。
巨大鏡餅? 強飯? 神前にお供えしていた物をしまっているところらしい。
これは何だろうか、と思いつつ再び境内を歩いていたら、末社が建ち並ぶところにひとつだけ神饌が供えてあった。
しかもそれが「御霊社」でブルッと来るのだが、そうだよね、道真さんは御霊さんだもんね…。
で、その神饌にも、大きさは3分の1ぐらいだったが同じ強飯? があった。天満さんではこれが通常の神饌なのか。面白い。


お金を払ってわざわざ梅園に入らずとも境内にも沢山梅が咲いてるので、
しょっちゅう訪れるこの神社なのに梅園に入ったことがない。


どこもかしこも美しい。


白と赤の共演。




しだれ梅(桃じゃないよね?)薄ーいピンクと白の花弁。


で、この日は25日、月に一度の天神市でもある。毎月凄い人だ。



神社から出て、上七軒(かみしちけん)にも行ってみた。神社の東側にある細い道。
町屋風の商店が並んでいい感じだが、祇園の花見小路や宮川町よりは“雰囲気”はない。
一見普通の道路で、あら間違えた? と思いつつ進んで行くと、それっぽい建物がぽつぽつある感じ。


気軽に入れない風なのは、花見小路と同じ。外装を楽しむ。


しかしここは良かった!
「まつひろ商店」ガマ口屋さん。超可愛い。店内も超いい。公式サイトはこちら
なんと靴を脱いで畳の上に上がって、座って床に置いてある商品を見るのだ。
なので人が多く入ると、商品や人の足を跨いで歩かなきゃならないが…それも面白い。

多種多様なガマ口が売ってる。普通の小銭入れからペンケース、眼鏡ケース。カバンも。

購入したのは、小銭入れとして最も使い易そうな“深入”とかいう種類のガマ口。
丁寧に包装してくれたので開けられないのが残念だが…。間口が広いって言うのかね。
ガマ口って基本的に取り出しづらいんですよね、あれは何なのかね? 中に幾ら入ってるのか見えない。
でもこの型なら、パカッと開くから見易いし取り出し易い。840円だったかな。


2月24日

2011年02月24日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/24         さんやれ祭…【上賀茂神社】12:00

【大田神社】→【上賀茂神社】

上賀茂周辺で行われる「さんやれ祭」
それにしても、そのさんやれ祭が行われる場所、ルートってのがどこにも書いていない。
【上賀茂神社】の公式サイトにも、時間も「正午頃」というアバウト過ぎる書き方をしてるし、
せいぜいが「山の神、大田神社、上賀茂神社へと練り歩き(引用)」ぐらいだ。
なんだ、山の神って…どこにあんの?
【大田神社】から【上賀茂神社】までのルートは??
まるで不明。とりあえず、ちょい早めに行ってみようぐらいの感じで11:30に【上賀茂神社】到着のつもりで出発。

すると、【大田神社】の前に人だかりが…
【大田神社】
11:13着。
神社前の小さな社・福徳社のまわりをぐるぐる廻っていた。太鼓、鉦鼓を持った子供達と、笛を吹く大人数名。
着物を着て、太鼓を叩く男の子達が15歳で“元服”した「あがり」と呼ばれる子ら。

私が到着した時に、これがもう始まっていたので、これ以前にどこに居たのか何をしていたのか不明。
書いてないんだもん、どこにも。

【大田神社】の境内へ。幾つかのグループに分かれていて、時間差で儀式を行う。


この神社の拝殿及び本殿は、全くもって見学に適していない。
出入り口はたったひとつで、神事を受ける人達が中に入っちゃえばもう奥が全然見えない。


もうこんな。かろうじて祝詞奏上してる神主さんが見える…ぐらい。


拝殿の右側は舞殿を兼ねている。しかも内側なので、これも非常に見難い。
能っぽい太鼓と鼓、シンバルのミニ版(なんて言う楽器?)で音楽を奏で、巫女さんが鈴を持って舞う。


神楽が終わると巫女さんが鈴で子供達ひとりずつお祓いする。そしてお神酒。
飲んだ子の一人がむせてて笑いを誘った。そりゃキツいわな。


本殿での神事を終えると、この社殿のまわりを3回廻る。


【大田神社】を出て、社家前の通りを歩いて【上賀茂神社】へ。
一応歩道があるので、交通規制はかけていないがちょっと危険。


一の鳥居を抜け、直線を歩き二の鳥居をくぐって【上賀茂神社】の境内へ。


橋殿(舞殿)の横を通って、楼門前の朱色の橋を渡る。

中々動画を撮るタイミングがなかったのだが。ここで撮影。
YOUTUBE動画
結構、子供さんたちは気怠げにやってたな。めんどくさそうだった(笑)
動画を撮った組の子は特に…「おーめでとーござる」と謡ってるけど、声に張りがないね。

本殿前の左のスペースでお祓いを受ける。そしてようやく本殿へ。


本殿での神事は撮影禁止なので。
出て来た人達が記念撮影してたので便乗。



さんやれ祭の“行列”とも呼べるほどではない…。10人位のグループが歩いてるだけだ。
その中で着物を着ているのは、元服した男の子だいたい2人だけだし、絵的にさほど綺麗って感じじゃない。普通。
全部で何組あるのかも不明。最後っぽいグループが【上賀茂神社】に到着したのが12:20
まぁ一般見学者向けのお祭りではないですな。地元民用の伝統行事だ。


神事とは関係ないが。
境内に1本だけあった梅の木。美しい。蕾と花弁のバランスがとても良かった。



2月23日

2011年02月23日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/23         五大力祭…【醍醐寺】
2/23         五大力尊法要…【積善院準提堂】


【積善院準提堂】→【平安神宮】


五大力尊法要…【積善院準提堂】
12:37着。
今日は【醍醐寺】でもかなり大きな五大力祭てのが行われるらしいけど、遠いからパス。
【積善院準提堂】は、【聖護院】の右隣りにある小さなお寺。
と言うか、門には「聖護院内」て書いてあったから、敷地的には一緒なのだろう。
普段はぜ~んぜん人がいないお寺だが、この日は駐車場に車が並び、自転車も多かった。
入ってすぐの所で、山伏さんに法要して貰う為の列が出来ていた(長蛇ってほどではない。20人位だ)

鈴みたいな法具(独鈷か何かか?)で、肩や背中を叩いていた。


境内の至る所に山伏さんが居て面白い。10人ぐらいは居た。
↑の様にお祓い(?)してる山伏さんもいれば、パイプ椅子に座って檀家さんとおしゃべりしてる人も。

仕事はシフト制なんだろうか。お札を販売してるのも山伏さん。

火焚が行われていたのか、小さな炎が揺れていて、五色幕の下ではかす汁の無料接待中。


節分の時もそうだったが、【聖護院】の隣や向かいに店を構える「聖護院八つ橋」が屋台を出して賑やか。
屋台と言うか、八橋の即席販売所みたいな。こちらにも無料休憩所があって、八つ橋やお茶でもてなしてくれる。


帰りがけ、餅つきが始まった。おお、ここぞとばかりにカメラを構える。
撮っていたのはもちろん私だけではなかったが、「カメラ向いてるぞ! もっと頑張れ、あと20回!」
なんて言って、しゃがんで餅をこねるおじちゃんが杵を振りおろす兄ちゃんにハッパかけてた。

なんかいい雰囲気だった。やってる方もにこにこしてるし。
偉いと思ったのが、この店の前はやや細い道路だが一通ではなく、車の量も結構多くて、
餅つきを見てる人がちょっと広がっちゃいがちだったのを、スーツを着たお店の人が「危ないですよ~」て捌いてたこと。
あんまりそういうこと出来る人って、いないんだよね。
ちなみに、つきたての餅はお茶と共に頂けるらしい。


【平安神宮】
ホントは、ここの傍にある「象彦」さんというお店で展示されてる雛人形を見に行きたかったのだが…。
水曜定休。マジか。なぜか分からないが、今日は木曜日だと思ってたから、愕然とした。
仕方ない。また明日にでも行こう。

ま、せっかく来たので【平安神宮】も撮っておこう。いっつも応天門が逆光になるんだよなぁ。


朱色の回廊ってのが大好きでして。こんなのばっかり撮ってる。



2月22日

2011年02月22日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】


「深泥池」→「宝ヶ池」→【下鴨神社】

「深泥池」
11:44着。
京都屈指のミステリスポットだと聞いていたが、なんだ小さい池だな…。
↓ほぼ映ってるこれが池の全貌だぞ。小さいなぁ…。

特に何を見るでもない。ふーん。

「宝ヶ池」
11:53着。
すんごい坂を登った。予め坂があることは、地図で分かってはいたがキツかったー。
S字が幾つよ? てぐらいグネグネ上がった気がする。しんどい。

こっちはかなり大きな池。池に沿ってぐるりと歩道があって、マラソンしてる人や散歩してる人で平和的。
梅園があったんだけど、あまり咲いていなかった。
池の北に見えるのは国際会館。これか! 駅名としては聞いていたが実物を見たのは初めてだ。


こういう池には東屋がつきもの。いい眺め。


手漕ぎボートもあって(運休ぽかったが)デートスポットとしても有名?
まぁ観光地ではないわな。わざわざ来るほどじゃないし。地元の人の散歩場所だね。


しかしここまで来られるなら、岩倉や八幡へも自転車で行けるもんだな…。
坂をまだ登らないといけないかもしれないけど。川端通を北上して行けばいいんだもんね。


【下鴨神社】
12:43着。

光琳の梅の様子をちょっと見に来た。が、その前に境内左の燈籠に掛かる、桜みたいな木を発見。

とても小さな花弁。薄いピンク色。可愛い。なんだろう、この花は?


光琳の梅。
まだ遠目にすると、咲いてるのかもよく分からん。

近付けば、香りと共に濃い紅色の花が広がる。

でもまだ3分か4分くらいか。


授与所の中に雛段が出現。いいねー、大好きだよ。
つーか雛段の横の几帳が最高だよ。どっちも好き。そうか、もう雛祭りはすぐだ。



2月21日

2011年02月21日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/15~2/21   五大尊仁王会前行…【醍醐寺】
2/21         東寺の市…【東寺】

「鴨川」→【東寺】→【六孫王神社】

「鴨川」
なんて暖かい日! 天気予報でも「桜の時季のような気温です」だって。
冬用の服を着て行ったら暑くて暑くて。
そして澄みきった空。ここんところ、午後は大抵曇っちゃって、こんな青空を見たのはなんだか久々な気がする。
しかし京都って凄い。北の山ではこのように雪が積もり、化粧してる。綺麗だ。


ところで最近、鴨川を工事している。
川の中にブルドーザや水力量用のキャタピラ付き自動車が入って行って、情緒としてはアレだが面白い。


そうして鴨川沿いを下りに下り、五条橋を渡って堀川通をまた南下。
自宅がある出町柳は、一条より更に北。【東寺】があるのは九条。
30分間ぐらい、ひたすら南下したか。しかも行きも帰りも向かい風! 疲れたー。

弘法市…【東寺】
12:29着。
月に一度の、大変賑やかな市。境内はもとより、周辺の道も人がゾロゾロ歩いてる。
公式の自転車置き場がないようで、そこらの歩道は自転車屋かってくらい。

骨董からお好み焼きから、ま~~凄い量の屋台が並ぶ。気の早い風鈴屋さんなんかもあった。


面白いのは、日本語以外の言語も盛んに使われていること。
こんな屋台のおばちゃんが! というような人が、片言なんだけど英語使って説明してたりする。
今は英語より、もしかしたら中国語の方が需要があるのかもしれないけど。


境内の周りをぐるりと。境内沿いの歩道にも屋台は出てる。


【東寺】の市って骨董系が多いのかと思ってたんだけど、案外オシャレ系のお店も出てんだ。
【百万遍知恩寺】の手づくり市のような、アーティスト作品も幾つか出ていた。
手づくりアクセとか、手づくりケーキとか。まさに老若男女だわ。

今回目的のお店があった。
「Kii工房」 公式サイトはこちら
清水五条の陶器市で出店してる時に初めて見て、一気に虜になった(8/9の記事

帆布のカバン屋さんなんだけど、帆布とは思えないほどの格安さ!
生地の少し薄い、白いのはなんと1995円!! ちなみに肩提げ。
厚手の赤いのだって3150円。信じられない。
「陶器市で3つも買ったんですよー」て店主さんに言ったら、値段オマケしてくれた。

もうひとつ、買った物がある。しかし店名が書いてなかったから、どこのお店なのか不明。
和菓子なのだが、なんと左の紫色がくるみ味、右の黄色いのがリンゴ味…。

こういうお饅頭でくるみだのリンゴだのを見たのは初めて。みなさん食べたことあるもんですか??
思わずといった風で購入。一個130円。安い。
リンゴは、おおっ、リンゴだった。すげー。リンゴだ。リンゴジュースの味だ(何だそりゃ…)
くるみは、言われないと分からない…かな。何味か分からないで食べても美味しかったと思う。
うーん、何味って表現すればいいのか…。
どちらも、餡はいわゆる餡子ではなくて、生地と同様リンゴ餡、くるみ餡だった。


【六孫王神社】
【東寺】からすぐ。東京の亀戸天神みたい。境内入ってすぐに池があって橋がある感じが似てる。

伸びた枝は桜かな。いやー、咲いてたらホント、いい画なんだけど。



拝殿の横に神馬舎があった。見てみたら、凄い人形だった。

【伏見稲荷大社】や【御香宮神社】にもこの手の“馬”がある。
本物の馬がいるのは【上賀茂神社】くらいか。

ひと気のない小さな神社だったのだが、境内の半分が駐車場。
で、突然爆発音と共に煙が上がった。一瞬ちょ~~ビビって振りかえったら、車の向こうから煙が立ってる。
これは大変! と思ったんだけど、煙の近くに立ってる人は全然普通の顔してるし…。
もしや…。聞いたことあるけど、こういう音。まさかポン菓子ではあるまいな…?
さりげに近付いてみたら、予想通りポン菓子だった。
いやー、このテロの時代に、予告なしのポン菓子爆発はやめた方がいいと思うんだよねぇ…。
爆発音や、風船が割れる音、クラクションの音って大嫌いで、すぐビクッとしちゃう。
やめて欲しいなぁ…。大声でまずカウントして欲しい。
また大きい音がしたらたまらないから、写真はおろそかのまますぐに立ち去った。
怖いぜ、この神社。

2月20日

2011年02月20日 | 2月
1/28~2/28   涅槃展…【高台寺】
2/15~2/21   五大尊仁王会前行…【醍醐寺】
2/20         常楽会…【随心院】
2/20         お逮夜…【東寺】

【上徳寺】→「京都市役所」→「鈴木松風堂」

今日は特に行くところがなく、読みたい本を求めて下京区図書館へ。
ここへ行くのは3度目だが、毎ッ回迷うんだよなぁ。どうしてこんな分かり難い所に建てたんだろう??
住宅街にも程があるって言うか、京都の中心街の住宅地ってホントにもう分からないんだよ。
縦横に走る道は、ほぼ全てが一通。つまりそれほど狭い道ばかりってこと。
五条通から行けば良かったんだよねぇ…。四条の方から行っちゃって。
五条通から上がるかたちで行けば、ちゃんと「↑下京区図書館」て看板が出てるんだよね。3度目にして知った。

それはともかく。
五条通まで来たので、先日の世継地蔵尊祭(2/8の記事)で初めて行った、【上徳寺】を改めて訪問。
【上徳寺】
先日のお祭りの時の混雑具合が嘘のように静か。だ~れもいない。


その通称どおり、ここは子供を授けてくれるお地蔵さんを祀っているようなので、お堂の周りには沢山の絵馬と前掛けが。
「子供を下さい」というお願いから「授けて下さってありがとうございます」というお礼まで。


お堂の上部には幾つかの額が飾ってあって、どれも同じような絵が描かれていた。
お宮参りみたいな、まぁきっと子供が出来ましたありがとうございますってお礼を言ってる場面なのでしょう。



「京都市役所前」
市役所前の広場では、定期的にフリーマーケットが行われているらしい。
大変賑やか。2軒ほど屋台も出ていた。


「鈴木松風堂」(公式サイト
四条通をちょっと上がった、井筒屋町にある和紙を加工したお店。
売ってるものがどれも可愛いのだ。
こちらはペンケース525円。
鉛筆なら3本位入るかな。ボールペンは2本入るかどうか。
かなり細いが、大人になると何色のペンをジャラジャラと持ったりしないもんね。
結構これ位で十分だったりする。かなりお手軽な値段で、柄の種類も沢山あるのでお土産にいいと思う。


こちらもペンケースなのだが、値段はおよそ3倍の1470円。
なぜこんなに高いのかと言うと、大きさも違うのだが、これは防水加工がしてある。


このお店の物は、基本的に和紙を貼り付けただけで濡れてしまうと多分もうダメ。
だからそこそこの値段で買えるのだが、パスタ入れとかはどうなんだろう…。
かなり大きな円柱の筒で、パスタを入れるのに確かにいいんだけど、台所に置く物だからねぇ。
料理してる時って結構手は湿ってるでしょう。あんまり適してないんじゃないか…。
でもあの大きさの、和柄の筒っていいなぁ。パスタ入れは1050円。大きさの割に安い。