サッカー五輪切符を手に入れる 28.1.26(火)
テレビ実況を見ようと早寝。
起きてみたら、前半が終わっていた。
結果は1(久保)-1であった。
後半は食い入るように観戦。
イラクにやり込められているような感じを受ける。
どうにか耐えしのんでいるようにも見えた。
しかし、後半終了間際、相手のGKのパンチングの球を、原川が左足で、弾道が低く速いシュートをゴール右隅に蹴り込んだ。
手を叩き大喜びした。
それから少しばかり競技が続いたが、終了の警笛。
監督始め選手の皆さん本当におめでとう。
皆さんが1位通過を熱望、私たちも是非1位通過を願っています、もうひとふんばりしてください。
決勝戦は、1.30(土)、韓国またはカタールとの勝者と。
久保と原川は中学の同級生、かつ山口出身とは知らなかった。
同郷であり、郷土や日本のためにがんばれ!!!!!
* サンケイスポーツの記事
原川、五輪弾!ドーハの悲劇を知らない世代が歴史塗り替えた
U-23アジア選手権準決勝(26日、日本2-1イラク、ドーハ)日本がイラクに2-1で勝利。アジア最終予選で3位以内を確定させ、リオデジャネイロ五輪出場を決めた。前半26分に久保裕也(22)=ヤングボーイズ=が先制弾。その後、同点に追い付かれたが後半ロスタイムにMF原川力(22)=川崎=が勝ち越しゴールを決めた。守備でも左脚付け根を痛めながら強行出場した主将MF遠藤航(22)=浦和=を中心に奮闘。「勝てない世代」と揶揄された“弱小軍団”が夢キップを手にした。
不屈の精神力が天に通じた。1-1のまま延長戦突入もちらついたその時だ。MF南野が右からクロスを入れ、相手GKが弾いたボールがMF原川の足下へ。ペナルティーエリアの外から左足を振り抜くと、低い弾道のシュートがゴールネットを揺らした。
「苦しい時間が多かったですが、みんなで耐えたのが勝利の要因。いいところにボールがこぼれてきた。パスのように抑えて打って、枠に入ってよかったです」
劇的なゴールで6大会連続の五輪出場を決めたヒーローは、仲間に押し倒されて苦悶(くもん)の表情を浮かべながらも、夢見心地だった。前半26分には山口・鴻南中の同級生だったFW久保が先制ゴール。FW鈴木の左からのクロスを右足のスライディングボレーで合わせた。
中学時代、久保は部活で原川はクラブチームと別々だったが、互いを認め合う存在。中3になると、朝7時に近所の公園に集合。2人だけの朝練を繰り返した。テクニシャンとして早くから注目を集めたのは原川。ドリブルやパス練習、時には1対1で激しく体をぶつけ合った。卒業後はともに京都ユースへ。まったくの偶然で、「そうなの? って感じだった」(原川)。2人のゴールで五輪を決めるとは、思いもよらなかった。
「力(原川)が決めてくれて、よりうれしかったですね」と久保。ザッケローニ監督時代に18歳でフル代表に呼ばれ、今大会で3得点を決めたエースは「2人で五輪、そしてW杯」と先を見据えている。
この世代は立ち上げて最初の大会だった一昨年1月のU-22(22歳以下)アジア選手権はイラクに敗れて8強止まり。同年の仁川アジア大会では準々決勝で韓国に屈した。昨年の五輪1次予選も格下相手に僅差の勝利。「勝てない世代」のレッテルが定着した。そんな下馬評を覆す見事な勝利だった。
だがまだ、終わりではない。目指すのはアジアの頂点。原川は「1位で五輪に行くことが大事。チームのまとまりはいいし、いい風が吹いている」と、すがすがしい表情を見せた。(大石豊佳)