2014年5月11日、ヤフーニュースのあるページより、東電値上げにまつわる朝日新聞デジタルの記事。
ですって。
関連する記事の各紙(誌)の見出しとリード部分もコピペで抜粋、並べてみまひょう。
この期に及んでなお、ペテンに易々と乗っかって報道するメディアの惨憺たる姿。を、取り上げていちいちため息ついてみせるのも飽き飽きなのだが、なんか目にとまってしまったので。これだけのものが1ページにずらっと並ぶと、あらためて壮観というか、終わってる感ハンパないというか(まあ、ヤフーのニュース・チョイスの基準がそもそも歪んでるっていう問題もあったりするけれど)。
ネットで「原発は安い?」とでも検索すれば、こんなペテンはとっくに見破られて久しいことはわかる。たとえばこれとか。
http://www.greenaction-japan.org/internal/101101_oshima.pdf
これでも示されているように、反原発の人はそれこそ福島事故のずっと前からそれを主張してきたわけで。事故後はこの見解をより広範な層に訴えることもしてきたわけで。
それらをおしなべて、なかったことのように報道するのが主流メディアの大半であるこの現実って。しかも上記資料の場合、事故を起こした場合のコストなんかは一切計算に入れてないわけで、事故処理にかかる費用の底なしぶりをここに計上しちゃったら、他の電源と比較すること自体がおこがましいレベルであることも歴然としているわけで。
なんか、各方面でどんどん日常がシュールなコント化していくようで、こっちもなるべく斬新なツッコミやりたいけれど、いつもいつも思いつくわけでもないし、疲れるわ。の巻。
おまけ
先日、茨城県は東海村の日本原子力研究開発機構(JAEA)の門の前を通り過ぎたら、こんな看板に目がいった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bd/06435faf3315e31aab5f7c14a6c6f5a2.jpg)
東海村が、原子力機構に向かって言っているんだと解釈すると、ちゃんと的を得た看板ということになるな、と思った。
主な電力会社のモデル家庭の電気料金(朝日新聞デジタル)
東電料金、沖縄抜き全国最高に 原発事故後の値上げ響く
東京電力の家庭向け電気料金が6月、沖縄電力を抜いて全国で最も高くなる。離島の沖縄は発電や送電の費用がかさみ、原発もないことから、これまで本土より1~2割高かった。しかし、福島第一原発事故後の値上げで差が縮まった。業界関係者は「本土と沖縄の料金が逆転するのは、聞いたことがない」と驚く。
電力10社が公表するモデル家庭の1カ月の料金を、朝日新聞が集計した。東電の6月分は、前月より26円高い8567円。9円下がった沖縄電力の8558円を上回った。
原発事故前の2011年1月をみると、発電の98%を火力で賄う沖縄が7270円と全国で最高だった。一方で、原発の比率が約3割だった東電は、沖縄より14%安い6257円。10社の中で3番目に安かった。
ですって。
関連する記事の各紙(誌)の見出しとリード部分もコピペで抜粋、並べてみまひょう。
◆電気料金再値上げの検討も
・ <東京電力>3年ぶり黒字 料金値上げとコスト削減で - 原発の再稼働が進まなければ、火力燃料費の増大に伴う収支悪化は確実で、電気料金再値上げの検討も避けられない。毎日新聞(4月30日)
・ 東電、年内にも再値上げ判断か 再稼働見通せず連結予想見送り - 産経新聞(5月1日)
◆電力6社が経常赤字
・ 電力6社、経常赤字 北電・九電、支援受け入れ発表 26年3月期決算 - 原子力発電所の停止に伴う火力発電用燃料費が膨らんだ結果、6社が経常赤字だった。産経新聞(5月1日)
・ 脱原発で“失うもの”とは~莫大な国民資産で大量の化石燃料を燃やす地球温暖化サイクル - Business Journal(2月5日)
この期に及んでなお、ペテンに易々と乗っかって報道するメディアの惨憺たる姿。を、取り上げていちいちため息ついてみせるのも飽き飽きなのだが、なんか目にとまってしまったので。これだけのものが1ページにずらっと並ぶと、あらためて壮観というか、終わってる感ハンパないというか(まあ、ヤフーのニュース・チョイスの基準がそもそも歪んでるっていう問題もあったりするけれど)。
ネットで「原発は安い?」とでも検索すれば、こんなペテンはとっくに見破られて久しいことはわかる。たとえばこれとか。
http://www.greenaction-japan.org/internal/101101_oshima.pdf
これでも示されているように、反原発の人はそれこそ福島事故のずっと前からそれを主張してきたわけで。事故後はこの見解をより広範な層に訴えることもしてきたわけで。
それらをおしなべて、なかったことのように報道するのが主流メディアの大半であるこの現実って。しかも上記資料の場合、事故を起こした場合のコストなんかは一切計算に入れてないわけで、事故処理にかかる費用の底なしぶりをここに計上しちゃったら、他の電源と比較すること自体がおこがましいレベルであることも歴然としているわけで。
なんか、各方面でどんどん日常がシュールなコント化していくようで、こっちもなるべく斬新なツッコミやりたいけれど、いつもいつも思いつくわけでもないし、疲れるわ。の巻。
おまけ
先日、茨城県は東海村の日本原子力研究開発機構(JAEA)の門の前を通り過ぎたら、こんな看板に目がいった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bd/06435faf3315e31aab5f7c14a6c6f5a2.jpg)
東海村が、原子力機構に向かって言っているんだと解釈すると、ちゃんと的を得た看板ということになるな、と思った。
(元々の主人公は黒髪で黒い目をしています)時代遅れの脱亜入欧的表現に笑ってしまいましたが、こういう所から同じアジアの同胞への差別が始まるのかと思うと薄ら寒い気がします。
そして、最後の必殺技は、全ての人々から元気を少しかけてもらい巨大なエネルギーにするというものなのですが、その表現が更に恐ろしい全ての人々が両手を天に上げる、そう万歳なのです。
万歳をした人から力を奪い取り、敵を撃つという図式は戦中の構図そのものでその衝撃にへたりこんでしまいました。このような番組を見て育つ子どもの将来が非常に心配です。この国はいったい何処に進んでいくのでしょうか。