弱い文明

「弱い文明」HPと連動するブログです。 by レイランダー

告知:「リック・タナカと考える、原発と地球のエネルギー」

2011年10月03日 | 原発 3.11 フクシマ
 今週の話で、もうあまり日がない上に、平日の開催なので厳しいとは思いますが、以下のようなイベントがあります。


===========転送・転載可=================

「リック・タナカと考える、原発と地球のエネルギー」 10.7(金)

 主催:原子力なんでも委員会・川崎、チェチェンニュース編集室
 呼びかけ人:大富亮、周香織、斎藤一清


 え?「リック・タナカって誰?」と思われる人が多いと思います。

 リックは松本生まれ。1980年に日本に原発が26基(当時)あることに嫌気がさして、オーストラリアへ移住。ここでもハワード政権の右翼的政策にもむかっ腹を立てたリックは、ニュージーランドに引越し、人口300人の村で牛や羊や鶴を飼い、野菜を作り、薪を割る生活をしながら、地域社会の構築や執筆やメディア活動を続けている。

 著書に『オーストラリア楽農パラダイス』、訳書にエネルギー問題を論じた「ピークオイル・パニック」などがある。

 そんなわけで原発やエネルギー問題に詳しいリックだが、たまたま3月11日の大地震前に日本に帰っていたために、取材や講演や反原発デモなど、多方面に借り出されて活躍してしまう。もうすぐ、南半球へ戻る予定。

 そんなリックが川崎にやってきます。話題は原発、エネルギー問題(とくに化石燃料の埋蔵ピーク)、パーマカルチャーからエストニア独立革命まで、なんでもござれ。

 3.11以後の私たちにとって、考えるヒントがたくさん詰まった話になると思います。

 10月7日(金)午後3時30分~6時30分
 「原発に”NO”と言う─大富亮新作展」の会場で開催されます。あわせてお楽しみください。

===========ここまで=================


 告知文にもありますように、呼びかけ人である大富亮さんの個展の開催会場を借りて行なうので、新作絵画の方もご覧になれるという、一挙両得のイベントです。これが無料なんて安い!(カンパはほしいけど)。
 主に神奈川県川崎市の比較的近辺の方、お気軽に遊びにいらしてください(もちろんそれ以外の方でも)。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リックの著書、訳書 (ねこ)
2011-10-04 05:02:38
(英語共著)
”Higher Than Heaven: Japan, War and Everything”
by Tony Barrell, Rick Tanaka

”Okinawa Dreams Ok”
by Tony Barrell, Rick Tanaka

※コメントbyねこ 両方ともものすごく面白いです。沖縄のものなんか、
10年以上経っても古びていない。基本的に基地問題などが中心。糸数
さんのインタビューから始まる。ちょっとしたエッセイやコラムも秀逸。
視点も斬新。和訳して出して欲しいなぁ。Amazonで買えます。

(日本語 単著)

『おもしろ大陸オーストラリア―コアラの経済学から宇宙基地
まで』 (知恵の森文庫) 光文社 (2000/09)

『オーストラリア楽農パラダイス』東京書籍 (2003/12)

『人工社会―エコビレッジを訪ね歩いて』幻冬舎 (2006/03)

(日本語 訳書・共訳書 ありすぎるので、いくつか紹介)

『日本軍捕虜収容所の日々―オーストラリア兵士たちの証言』
 ハンク・ネルソン 筑摩書房 (1995/08)

『ピーク・オイル・パニック―迫る石油危機と代替エネルギーの可能性』
 ジェレミー・レゲット 益岡賢らとの共訳 作品社 (2006/09)

『未来のシナリオ―ピークオイル・温暖化の時代とパーマカルチャー』
 デビッド・ホルムグレン 農山漁村文化協会 (2010/12)

近刊予定:『パーマカルチャー――農的暮らしを実現するための12の原理』
デビッド・ホルムグレン著、リック・タナカ訳
A5判/上下各360ページ/本体3200円+税(予価)
地球と人びとへの配慮、分かち合い、節度ある消費と再生産……こうした原理に則った
 < パーマカルチャー=永続可能な農的暮らし >
が消費漬け社会への魅力的な対抗策であり、21世紀のスタンダードになる。
具体的なノウハウが満載! コモンズ
http://www.commonsonline.co.jp/
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