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中大杉並高校 音楽部

中央大学杉並高校の部活動のひとつ〈音楽部〉のブログです。

活動内容やスケジュール、受賞実績などをご紹介します。

ステージに上がる人のための「べからず」集(ver.2)

2012-05-11 10:21:54 | 活動理念や部則など
(現役部員向けの内容です)

今まで高校生のステージを目にしてきて、ありがちな事例をまとめておきます。
 
 
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【ステージング】

◇楽しそうに演奏をする。自信を持って演奏をする。(楽しくなくても、自信がなくても。)
 
◇ステージ上でネガティブなMCをしてはならない。(例:「練習不足ですが…」・「原曲の方をぜひ聞いてみて…」・「今日は喉の調子が…」)

◇原則としてメンバー紹介はしない(聞き手にとってギタリストが佐藤だろうと鈴木だろうと不要な情報。そもそもメンバー紹介は盛り上がらない。どうしてもやりたい場合も、無音状態ではやらない。)

◇2曲しか演奏しないのに「最後の曲です」とか言わない。

◇ステージに関係のないMCをしない。(特に他校との合同ライブでダラダラとどうでもいいMCをしない。また、小噺みたいなMCは不要。MCをするなら、盛り上がる確信をもって行う。)
 
◇内輪にしか伝わらないMCをしない。

◇「立ってください」「ノッてください」「盛り上がってください」系のMC禁止。(「お願い」して盛り上がってもらって喜んでいるようでは自己満足。「お願い」しなくても、客が立ち上がり、盛り上がるようなステージを目指せ。)

◇たいして弾けもしないソロに注目を集めるような演出をしない。(前に出てきて弾いたソロがボロボロだったら目も当てられない!)
 
◇自前で照明を行う場合、その照明演出を「おまかせ」にしない。(自分たちのステージの演出は自分たちで考える。)

◇(緑苑)ステージ上でクラス企画その他別団体の宣伝をしない。
 
◇(緑苑等)ステージ上から食べ物その他を巻き散らかさない。
 
 
【セッティング・機材・演奏】

◇原則として、ブーストをPAに頼まない(演奏者がするものです)。ただしVo.のエフェクトは(PA側で可能な範囲で)お願いしても良い。

◇普段の練習から素早いセッティングを意識する。セッティングか完了したら無駄な音は一切出さない。
 ドラム→何度も立ったり座ったりして位置調整をするのは恥ずかしいと思え。一発で望む位置&角度になるよう、普段の練習から意識すること。
 ギター&ベース→音作りのために何度も試奏を繰り返すのは不快。短時間で狙った音が作れるよう、普段から意識すること。

◇1回のステージで、何度も「半音の上げ下げ」のチューニングをしない。(ただし必要な「微調整」のチューニングは必ずする。)
 
◇曲間の音色の変更は素早く行う。

◇リハと異なるセッティングで演奏したり、PAが把握していない楽器や曲を持ち出してはならない。

◇モニタースピーカー等の機材に足をかけてはならない。(音楽部の持ち物の機材の場合は、あらかじめPA担当者や部長に断っておくこと)

◇ステージ上にある、あらゆるケーブル類を踏まない。
 

部則ならびに活動理念――第1条 クラブ活動と学校生活

2009-06-16 12:33:04 | 活動理念や部則など
①クラブと学校のルールが互いに矛盾することなく、中杉生の一員としてクラブ活動を行う。校則を守り、模範的中杉生としてふるまう。(大人数の部活ゆえ、他の中杉生に与える影響も大きい)

②クラブの集まりや練習よりも、掃除当番や各種委員会の活動など公的な集まりを優先とする。

③楽器の練習よりも宿題や課題、予習復習を優先し、クラブの集まりや練習よりも補習や再テスト等を優先する。

④門限その他、家庭で定められたルールを守ること。「生活態度が乱れていること」、「家の帰りが遅いこと」、「成績が悪いこと」を音楽部のせいにしてはならない。

部則ならびに活動理念――第2条 演奏活動・ライブ

2009-06-16 12:31:00 | 活動理念や部則など
①「発表会・ライブ・コンテスト」の類は、自分たちが楽しむことに終始せず、常に「誰が聞くのか(見るのか)」を意識し、今でき得る最高のパフォーマンスをすること。

例)誰が聞くのか(見るのか)

・部内発表会・合宿
 …音楽部(=先輩・後輩・同輩・OB・顧問)

・各種コンテスト
 …初めて会う人(=審査員・他校の人・他の出演者・一般来場者)+音楽部+保護者

・合同ライブ
 …初めて会う人(他の出演者・他校の先生)

・緑苑祭
 …中杉関係者(=中杉生・中杉保護者)+初めて会う人(=他校の人・中学生・その保護者)

②「自分たちがハイテンションになるためのパーティー(=ライブハウスなどで内輪で盛り上がる)」での演奏を善しとせず、「初めて出会う人」にも感動を与えられるような音楽活動をすること。(ライブハウスでの演奏については別紙参照)

③大会やコンテストを「人に伝わるパフォーマンスをしているかどうか」を試す場と位置づけ、そこで一定の成績を収めることを目指す。

④個々の演奏力、バンドのアンサンブルの完成度を重視する。運動部と同様に実力があれば「試合」に出られるし、実力がなければ発表の機会は狭まる。勉強もしなければならないので、「勉強にも練習にも集中力を発揮できる人」こそが模範的音楽部員である。

⑤定期演奏会は、本校教員や保護者など大人の鑑賞に堪えうる場として構成する。(高校生だけが盛り上がって、大人が冷ややかな目で見るような場にならないように。)

⑥他校との交流発表会(合同ライブ)は、定期的に行う。これらについて自ら企画・運営・実行していくことについては、できる限り顧問も協力をする。

部則ならびに活動理念――第3条 平素の活動

2009-06-16 12:29:34 | 活動理念や部則など
①部員は3つの顔を持つ。すなわち、(1)各種楽器パートの一員 (2)第4条に定める係 (3)バンドの一員 である。

②週2~3回はパートごとの練習日と定め、各パートリーダーは自ら定めた教則本等をもとに部員全体の演奏技術向上に努める。

③各種コンテストにおいて優秀な成績を収めるために、オリジナル楽曲作成を目指す。それに伴い、部員全員またはパート単位で楽典等の音楽理論を勉強する場を設ける。

④部の活動全般を「PDCAサイクルを実践する場」と位置づける。各種発表会や演奏会、文化祭等、それぞれのイベントに関して係を定め、企画力やマネジメント力をつけるための努力をする。担当係は自分たちの担当する企画について「実施要項」を作成から事後の反省とりまとめまでを行う。

部則ならびに活動理念――第4条 役職・係分担について

2009-06-16 12:28:14 | 活動理念や部則など
① 役職は以下のとおりであり、一般に「幹部」と総称する。
 1)部長 (主に平素の活動の統括)
 2)副部長(機材管理担当)
   副部長(デジタル・ロック・リーダー)
 3)会計 ※補佐1~2名
 4)各楽器パートリーダー

② 部員は以下のいずれかの係を受け持ち、それぞれ責任者を設ける(幹部が兼任しても良い)
 1)発表会・合同ライブ係
 2)合宿係
 3)緑苑祭・定期演奏会係

③ 特に意欲のあるものは以下の係り分担を受け持つ
 1)デジタル・ロック・リーダー補佐
 2)美化
 3)照明
 4)会計補佐

部則ならびに活動理念――第5条 第2音楽室・部室の使用について

2009-06-16 12:26:57 | 活動理念や部則など
①第2音楽室は「音楽部のための部屋」ではなく、「学校の特別教室の一つ」であることを常に意識し、整理整頓に努める。

②ピアノその他楽器機材の上に物を置かないようにする。

③ケーブル類を踏まないようにする。

④機材や備品は常に丁寧に扱い、損傷させた場合、損傷を発見した場合は、直ちに部長と顧問に報告する。

⑤壁の損傷には十分注意する。万が一、壁を損傷させた場合には、第2音楽室使用禁止の措置が取られる。

⑥第2音楽室・部室の鍵の管理については各自が責任を持って行う。2本の鍵は顧問の下で管理する。
 教員室から鍵を持ち出す場合、戻す場合は、近くにいる教員にはっきりとその旨を伝える。

⑦各自の責任の下で貴重品を管理し、紛失・盗難等で部に迷惑をかけないようにする。

部則ならびに活動理念――第6条 外部での練習(主にスタジオ利用について)

2009-06-16 12:24:39 | 活動理念や部則など
①校外で練習する場合も、下校時刻を遵守すること

②校外で練習する場合は、「いつ・どこで 練習するのか」を事前に顧問に知らせること

③飲酒・喫煙等の法律違反やその他校則違反を絶対にしないこと

④むやみやたらにスタジオを利用せず、「音楽室でいかに効率の良い練習をするか?」を考えること

⑤できるだけ、杉並公会堂・区民センターなどの安価で公的な施設を利用すること

部則ならびに活動理念――第7条 学校外での演奏活動について

2009-06-16 12:22:51 | 活動理念や部則など
(総則1)
「音楽部の活動」に見えるような活動や集会を許可なく行ってはならない。たとえば、「音楽部」の名目でない企画だとしても、ステージに上がる人の大半が音楽部員で、客の多くが音楽部員(あるいは中杉生)であれば、それは「音楽部の活動」に見える。

(総則2)
音楽部員は、ライブハウスなどの営利を目的とする店舗での演奏を企画したり、そうした企画に参加したりしてはならない。

(総則3)
学校外で行われるイベントやコンテストに、顧問の許可なく参加してはならない。参加可能なイベントは(1)公的な機関が主催しており(2)公的な施設を利用した(3)営利目的ではない ものに限られる。


(例外措置――いわゆる「外バンド」について)

①音楽部員以外の者とバンドを組んで、スタジオ練習を行うことは妨げない。ただし、法令や校則に違反するような行動をとらぬよう、十分に注意しなければならない。

②音楽部員が複数存在するバンドは、ライブハウスなどの営利を目的とする店での演奏活動をしてはならない。

③音楽部員1名+非音楽部員で構成されるバンドについては、ライブハウスなどの施設での演奏活動を許容する。ただし、チケットや金銭の授受を行うことのないよう、十分に注意しなければならない。また、音楽部の名の下で集客を行うことのないよう十分注意し、そこに呼ぶことのできる人数は、音楽部員5名まで+その他中杉生4名までに制限する。
 
 
(その他1)自分の知人がライブハウス等で演奏発表を行う場合、「音楽部」の名の下で人を集めてはならない。

(その他2)卒業後に、現役の音楽部員を(「音楽部」の名の下で)自分たちのライブに誘うことは控える。「どうしても」という場合には顧問に相談することとする。

 
 
☆「集会」の定義=「不特定多数の人を呼び集める」
  「○年○組」、「○○部」の名の下に集まる――「集会」に相当
  よく遊ぶ仲間とボーリングに行く――「集会」ではない
 
したがって、「ライブをやるから音楽部の人達に見に来てもらう」という発想は「集会」に相当する。


私たちはこんなことに力を入れて活動しています

2009-06-16 09:55:44 | 活動理念や部則など
◇ 東京都高等学校軽音楽連盟主催大会での入賞を目指す

◇ 音楽の理論的知識を身につけ、オリジナル楽曲の作成をする

◇ ライブ等の主催を通じてイベントを運営・実行する力をつける

◇ ライブ等の主催を通じてPA、音響の知識を身につける

◇ オリジナル楽曲のレコーディングやミックスをする