中大杉並高校 音楽部

中央大学杉並高校の部活動のひとつ〈音楽部〉のブログです。

活動内容やスケジュール、受賞実績などをご紹介します。

2023年 部内発表会 6/11

2023-06-14 10:43:58 | 活動レポート

毎年恒例、6月の部内発表会を行いました。

2,3年生は、夏の連盟コンテスト出場権をかけて演奏し、1年生は課題曲として設定された1曲を演奏します。

 

最初は1年生課題曲仮バンドの演奏から。今年は、例年以上に5〜6人編成(しかもKey.あり)が多く、選曲に悩みました。

選曲の基準としては
・スコアがあること
・あまり古い曲でないこと
・スローテンポ or ミドルテンポ
・もちろん難し過ぎないこと
・極端にヒマなパートがないこと
・女子に男ボーカルの曲を歌わせない

というあたりでしょうか。

https://youtu.be/sXrkgyxATwg
ASIAN KUNG-FU GENERATION「転がる岩、君に朝が降る」
男Vo. Gt. Gt.


https://youtu.be/EXxaBXKjl6Q
Mr.Children「HANABI」
男Vo. Gt. Gt. Key.


https://youtu.be/pfGI91CFtRg
あいみょん「ハルノヒ」
女Vo. Gt. Gt. Key.


https://youtu.be/dSXvVmwJxh4
椎名林檎「罪と罰」
女Vo. Gt. Key.


https://youtu.be/mvt21LGL7P0
阿部真央 ”貴方が好きな私”
女Vo. Gt. Gt. Key.

 

どのバンドも限られた時間で、よく練習していたように思います。



 
 
つづいて2,3年生。連盟コンテストに出場する「中杉代表5枠」を争ってオリジナル曲を演奏します。



 
この日演奏した中から〈alba〉〈よるじおん〉〈MUSTCAT〉〈Matroska〉〈idea〉が中杉代表に選出されました。
 
 
さて、発表が終わったら、これまた恒例のコーチによるオリジナル曲検討会です。





こんな風にコード譜+歌詞の資料を各バンド用意し、自分たちのコンセプトや世界観に沿った表現ができているかを検討します。(当ブログで何度も書いていますが、アレンジにたいして大人は一切の「提案」をしません。あくまで、「ここが狙い通りにいっていない」とか、「ここが気持ち悪い」といった指摘のみです。)

2023年 第16回全国高等学校軽音フェティバル 6/4

2023-06-10 07:49:00 | 受賞歴など

第16回全国高等学校軽音フェティバル@大阪城野外音楽堂

我らが〈MUSTCAT(特別編成)〉、怒涛の旅程、楽しい"異文化体験"の末、審査員奨励賞をいただく、という形で幕を閉じました。

 

◆交通網大混乱

当初の予定では、(土)9:30の新幹線に乗り、正午に新大阪着、現地入りして夕方にリハーサル――という行程でした。しかし前日の台風の影響により(土)午前中の新幹線が運休。予定の変更を余儀なくされました。

顧問はもともと家を出る予定だった7時過ぎに自宅を出発。池袋駅のみどりの窓口にて、午後の便の手配をすべく行列に並びました。そこから対応してもらえるまで1時間半。「指定席を取ろうと思ったら18時台になる」とのことで、いつ乗れるかも分からない自由席の切符を購入。(もともとあった特急券は生徒の手元にあったため、払い戻しは帰りの東京駅で行いました。)

そして、顧問は東京駅へ。参加部員には「どうせ正午からしか動かないんだから、のんびり来ればいいよ」と伝えてあり、12時ごろ合流。「たぶん長時間ものも食べられないし、トイレにも行けないから、そのつもりで!」ということで、改札に突入。新幹線改札に到達するまで4〜50分、ホームに上がって乗り込むまでに4〜50分。それでも、8人中3人が乗り込む隙間なく、以降の便で追いかけることになりました。(後発組は最前列にいたため次の新幹線には座れたものの、乗った新幹線が各駅停車!結局大混雑の別の便に乗り換えることに。)

 



新幹線は、品川〜新横浜と着くたびに発車に手間取り、名古屋では非常停止ボタンを押した人がいたとかで長時間停車。13:50くらいに出発した先発隊の便が新大阪に辿り着いたのが17:40分過ぎ。通常の運行時間よりも1時間30分弱余分にかかったことなります。もちろん、その間、新幹線の中はギュウギュウ詰め。足元にキャリーケースがあったり楽器を抱えていたり、ということもあり、辛い姿勢を長時間余儀なくされる場面もありました。

後発隊が到着したのは、そこからさらに1時間後の18:45くらい。主催者からは、「すぐに新大阪から直行してもらって今日中にリハーサルをやってしまいたいのだが…」というお話もあったのですが、もはやヘトヘト。加えて本来ならお昼過ぎくらいから数時間大阪観光をするつもりだったこともあり、「できることならリハーサルは明日の朝に…」とお願いし、聞き入れていただきました。

さて、移動だけでヘトヘトになったものの、そこは若者。551の肉まんで軽く腹ごしらえをすると、一気に回復。道頓堀エリアで写真を撮ったり、たこ焼きを食べたり、と多少なりとも旅行気分を味わいました。2021年に参加した時にはコロナ禍の影響で、2日間分散開催となり、我々も日帰りで参加することになりました。当然観光らしい観光など出来ず、駅構内で粉ものを食べたくらいでしたので、それに比べれば楽しい時間を過ごせたのではないかと思います。

(ちなみに、金曜日前のり予定だった西東京エリアの学校さんは新横浜で6時間の車内待機の挙げ句に欠航。急いで市内のホテルを確保し、一泊。土曜日の午後も、人でごった返した新幹線には乗り込めず、結局我々よりも後に新大阪に着くことになりました。それと比べると「まだマシ」だったと言えます。)

 

◆大阪のエンタメ力(りょく)に倣う

今回エントリーしたのは、既存のバンド(MUSTCAT)がここ最近手応えを感じていた曲でした。ライブでは演奏前にお客さんに振り付けを覚えてもらって、サビで踊ってもらう――ということが定番になっていました。ただ、演奏中バンドのメンバーは全員が両手がふさがってしまうわけで、「お客さん任せ」の部分もありました。そこで顧問が一計を働かせ、バンドメンバーに「ダンス&コーラスのメンバーを臨時に雇うのはアリか?」と持ちかけたところ「やってみたい」との反応があり、部員から公募。「うまくいけばMUSTCATに便乗して大阪に行けるかもよ!?」と呼びかけたところ、2年生と3年生が立候補。

4/3呼びかけ→同日追加メンバー決定→同日中に追加メンバー用コーラス作成→4/4ダンス決定→4/6動画収録

というキツキツのスケジュールでした。顧問は思いつきで言うだけ言って、バンドメンバーが自主的にスケジューリングしました。以下、その間のやりとりを大公開。

 

↓ 顧問からバンドメンバーへ

 

↓ 臨時メンバーが見えてきたところでバンドのメンバーがスケジューリング

 

↓ 右が顧問。返事(白)が臨時メンバー。さすが立候補しただけあって「丸投げ」状態でも「面白そう!」と答えるのが頼もしい。

 

普段、顧問はバンドのプロデュースめいたことは極力しないようにしています。ただ、大阪城や連盟の秋の大会のように「学校代表1バンド」といった形になる場合には「既存のバンドメンバーにコーラス部隊などを追加して、たくさんの人が舞台に立っちゃえばいいのに」と提案することはあります。ただ、本校の場合、バンド間のライバル意識が強いため、こうしたことが実現した記憶がありません。色々な事情があって、コロナ禍以降、あまりバンド間のライバル意識が先鋭化することがなくなったため、今回特別編成が実現したわけです。

話は戻って、今回のように「こういう趣旨でダンス&コーラスを追加しよう」と顧問が発案するのは、私としては「やり過ぎ」の域です。ただ、私がこの大阪城のフェスティバルが好き過ぎて、「どうやったらあの宝くじのような狭き門の動画審査を突破できるのか」を考えた末にした提案が「大阪城野外音楽堂でパフォーマンスしている姿を想像してもらえるようなエンタメを作ろう」ということであり、そのための「ダンス&コーラス」だったわけです。顧問は、過去4回、あの野外ステージで繰り広げられる関西勢のエンタメパワーを目の当たりにしてきました。「それを見倣ってみようじゃないか」というわけです。

 



 

ただ、(誰に向かってイイワケをしているのかよく分かりませんが)「もともとあった(バンドメンバーが考えた)ダンスを生かす」「1曲中、極力何もしていない時間を作らない」という以上のことは指示しておらず、あのコミカルに動き回る(そしてちょっとお遊戯めいた)ダンスは臨時メンバーがほとんど1日で考えたものです。顧問をやっていると「顧問の期待以上のもの・想像を上回るもの」が出てくることって、3年に1度くらいしか無いものですが――その3年に1度の感動のために顧問をやっているようなところがあります――今回彼女らが作ったものは、その「3年に1度」のものだと感じました(し、そのように彼女らに伝えました)。

ちなみに、楽曲自体の作詞・作曲・アレンジに関して言えば、これは正真正銘、顧問もコーチも何もインプットを与えていません。私は国語科教員として詞を添削することがありますが、今回の「Hey! Girl!」についてはノータッチです。(仮に添削をしたとしてもダメ出しをするくらいであって、「こういう表現の方が良いのでは?」みたいなことは絶対に言いません。)←だから、誰にイイワケをしているんでしょうね!笑

 

◆ イベントそのものの感想

  • 主催者は説明会段階から、「これはコンテストではなくフェスティバルだ」ということを繰り返しており、今年度からは「各賞発表も当日には行わない」という形になりました。「あくまでフェスティバル」というスタンスで楽しいイベントにしようという思いに溢れているのが、私が好きな一番の理由です。
  • 懇切丁寧なリハーサルと、じっくり転換。これは出演者にはありがたいことですよね。その一方で、2タム縛り、立ち位置縛りなどもあり、そこは親切ではなかったり。やり方はいろいろです。正解はありません。
  • 今回も、ハイレベルなステージをたっぷりと堪能しました。「何がすごいか」ということについては以前に言語化しましたので、割愛。
  • 今年度のイベントを紹介する際、顧問からは「2部門エントリーできる。ただし、コピー・カヴァー部門はまず歯が立たない。もし2つ出すならオリジナル部門とアジア部門だ」――という話をしました。当日、ハイレベルなコピーカヴァー部門を目の当たりにした部員の一人が「先生の言っていた意味がよく分かりました」との感想を伝えてくれました。そうでしょう、そうでしょう。(ただし、今回思ったのは「アジア部門も歯が立たない」ということです。取り組みの気合い(と顧問の指導力)が違い過ぎる!)
  • 当日、会場に当部OBが応援に駆けつけてくれました。彼は2018年にこのイベントに出演したバンドのメンバーの一人でした。懐かしの会場、懐かしのイベントで、後に続く後輩が楽しそうに演奏している!というだけで、感慨もひとしおだったのではないかと思います。そして、顧問にしてみても、こうやって「リスペクトできる先輩」と「頼もしい後輩」が同じ空間、同じ空気を共有していることに感動をしました。
  • 特別編成MUSTCATのパフォーマンス、練習してきたこと、準備してきたことの全てを出すことができたのではないかと思います。素晴らしい他校の演奏の中にあっても引けを取らない――どころが十分にアピールできるものを披露できたのではないでしょうか。

 











 

 

◆そして帰京

2018年に参加した時よりも帰りの新幹線の時間を早めたのですが、これが大失敗。(それでも東京着22:15なんですが!)

イベントの終演も予定よりも遅くなり、「お弁当を買う+お土産を買う」時間が賞味10分。お弁当を確保する人、お土産のレジの列に並ぶ人、その人のかごにお土産の候補をガンガン放り込む人――という普段のバンド活動以上のチームワークを見せ、ギリギリ新幹線発車時刻に間に合うことができました。

イベントの最後まで居たい、帰宅時間をあまり遅くしたくない、かといって「後泊」というわけにもいかない――なかなか悩ましい問題ですが、次いつ出られるかも分かりませんので、その時また悩みたいと思います。

 

==============================

日程:2023年6月4日
企画:第16回 全国高等学校 軽音フェスティバルin大阪城
場所:大阪城野外音楽堂 出演:本校からは〈MUSTCAT(特別編成)〉
見学:無料
主催:大阪府高等学校芸術文化連盟軽音楽部会
共催:学校法人ESP学園
主管:高等学校軽音楽部連盟大阪
後援:公益社団法人全国高等学校文化連盟
   大阪府高等学校芸術文化連盟
   大阪府
   社団法人大阪府専修学校各種学校連合会
   朝日新聞社
   NPO法人関西軽音楽振興会
==============================

過去の同大会出場歴

2013年 49期 パピヨン
2015年 51期 87
2018年 54期 しーらかんす。(オリジナル部門最優秀賞)
2020年 56期 白昼夢まくら(web開催)
2021年 57期 lätt
2023年 59&60期 MUSTCAT(特別編成) (審査員奨励賞)