開港１５０周年記念より、「小尾羊」のランチ開始を記念した冷やし中華春雨だ

衝撃の３００円ランチ登場！ 　永いこと中華街で昼メシを食べているけれど、これには驚いた。 　私の記憶が正しければ、横浜中華街におけるランチでいちばん安かったのは、関帝廟通りにあった「菜有喜」の４５０円。 　それも、店をやめる少し前から値段を下げたと記憶しているので、その提供期間はほんの僅かだったと思う。 　あの頃は、香港路の「謝謝」、「仁華」、「大福林」が５００円ランチの御三家で、この３店が路地の一画に“格安ランチデルタゾーン”を形成していた。 　それが最近では、他の店でも５００円ランチを出すようになってきて、かなりの数になっているようだが、ここにきてまさか３００円ランチが出ようとは！ 　ただ、これも期間限定なので注意が必要。いつでもやっているわけではない。ここ「小尾羊」がランチを開始したということで、それを記念して特別に提供しているのだ。 　これが「小尾羊」のランチメニュー。２番から７番が普段のランチなのだろう。そのうち６番と７番は、「小尾羊」がランチを開始する以前から１，２階の「金香楼」で出していたものだ。 　この日、隣のテーブルの客が６番を注文していたが、運ばれてきたものを見てまたまたビックリ！　肉が多いぞ！ 　初めて「金香楼」に登場したときは、肉が１枚だったのに、この変わりようはどうだ。こりゃ、ぜひとも食べに来ないといけないな、なんて思っているところに本日の３００円ランチが来た。　 　３００円のランチなんだから、どうせ手抜きの半人前のものが出てくるのだろうと思っていたら、とんでもない大間違いだった。 　どうです、この盛り付け！ 　春雨の上に乗っかっているのは、キュウリと人参の細切り。春雨の形状に合わせたように、細く長く切ってある。 　そこに大量の香菜。これがいい。 　春雨はフニャフニャのクタクタのものを想像していたのだが、中から出てきたのは固めのコシのあるやつ。 　さらに、信じられないだろうが、豚肉・牛肉・鶏肉・羊肉までが発掘されたのである。これはたぶん、シャブシャブで使っている肉を、こちらにも参加させているに違いない。 　 　３００円という価格を抜きに考えても、なかなか美味しい冷やし中華春雨であった。 　系列店のランチメニューが全部出ているのも嬉しい。このようなやり方も斬新だ。 　お会計を済ますまで、ちょっと心配だったが、間違いなく３００円でした。 　次回は火鍋だね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒