7月10日は「納豆の日」だってさ。7と10で「なっとう」というこじつけらしい。そんな記事を読んでいたら、今までに食べた納豆のことを思い出してしまった。 私が一番好きな納豆の食べ方は、そのまま白いご飯といっしょにいただくことだが、ほかにも様々な調理法がある。冒頭の写真は福富町の「大鵬」で出している納豆揚げ。これが絶品なのよ♪ 大葉で包んだのを揚げているのだが、どうやって処理しているのかはよく分からない。このアツアツのヤツにレモンを絞り、辛子をチョイとつけて頬張れば、まさに「頬が落ちる」ほどの旨さ! 生ビールの友としては最高だね。 こんな旨いものを自宅でも作ってみたいと思うのだが、ご主人に訊ねると「それは難しい」とおっしゃる。そりゃあそうだろうね、揚げ物全般は、自宅の調理道具や自分の腕では上手にできない。それが「納豆を揚げる」となると、一気にハードルが高くなる。 だから納豆揚げは「大鵬」で食べるに限るのだ。 納豆という食べ物は、誰とでも仲良くしてくれる「やさしいオジサン」のような存在だと思う。 「え~っ!? こんな人と一緒にいても大丈夫なの?」と、ビックリするような付き合いの広さを感じてしまうことが多い。 たとえばマヨネーズ。意外にもキューピーさんとは馬が合うのね♪ 納豆を30回くらいかき混ぜ、そこにマヨネーズを加えたら、再び10回ほど箸を回す。これをそのまま食べてもいいし、食パンにのせてトーストにしても美味しい♪ 納豆を食べるとき、そこに加えるのは付属のタレか醤油というのが一般的であるが、ほかにも美味しい組み合わせがあるのではないか? むかし毎日のように通っていた福富町の飲み屋で、そんな疑問が常連客の間で話題になり、カウンター上で実験を繰り返したことがある。 もちろん溶き卵もやった。これは普段からやっているから美味しいに決まっている。で、そのとき「卵が合うのなら、それを原材料にして製造しているマヨネーズとも相性がいいのではないか」という提案があり、「マヨネーズ納豆」をやってみたのだった。 味噌というのもあった。これは最高だね。もともと先祖が同じだから、親戚みたいなもの。味噌納豆は日本酒のツマミに抜群の力を発揮する。 これにひき肉を加えて炒め、刻んだネギを振りかけたら、もう悶絶すること間違いなし! ビールやウイスキーの水割りにどうぞ♪ 明太子という組み合わせもあったよね。これをチビチビ食べながらハイボールを呑むと、何杯でもいけてしまうから超危険だ。 最近は「明太マヨ」なんていうのが売られているが、多分これも相性がいいと思う。 あの頃はみんな若かったからね。毎晩、カウンターの上でこんな実験を繰り返していた。そんな中で、いちばん合わなかったのはソースだった。誰とでも話を合わせてくれる納豆だが、ソースだけは馬が合わなかった。 そうそう、納豆で思い出すもう一つの出来事があった。同じころの職場で起きた事件だ。 仕事で水戸に出張していた友人が、お土産として干し納豆を買ってきたのだが、その臭いが強烈だった。食べてみれば非常に美味しいのに、残念ながら臭いに参る同僚が多かった。 この干し納豆を友人は、嫌な先輩の引き出しの奥に5,6粒入れておいたのだ。翌日、出勤してきた先輩が引き出しを開けると、ものすごい臭いがプワ~ンと漂ってきた。周囲の人たちは「なんだ! なんだ?」と大騒ぎになった。 しかし、友人はこの干し納豆を巧妙に隠していたから嫌な先輩もワケが分からない。職場では臭いの発生源として、しばらく語り草になっていた。 今日は7月10日。納豆の日。 冷蔵庫には1パック残っている。夕飯に食べてみようと思うが、何と合わせるかな。 キムチか? それとも砂糖? あなたなら、どっち? ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
今夜は呑んで帰るので、納豆のチャンスがないんです。
でも一年中 食べていますから、毎日が納豆の日のようなものです。
「さとう」と打ち込んでいて思い出しました。
納豆に砂糖をかけて食べる地域があるそうです。
真似してみましたが、ダメでした。
屁の香水・・・いいですね。
私も書類につけたかった。