嗚呼…生煎包

戦場カメラマンがこのブームを引き起こしたのでしょうか。 　最初は「金鳳酒家」でした。 　渡部陽一氏が生煎包を紹介するＴＶ番組の録画を店頭で延々と流していました。あの独特な喋り方で「シャン　セン　パオ」と語りかけているのを聞いたことのある方も多いはず。 　そのうち彼を模した人形が店頭に置かれ、一気に行列ができるようになりました。（その後、人形が撤去されたのは所属事務所から注意でもあったのでしょう） 　そして最近、系列店の「王府井」という生煎包専門店もオープンさせたのですが、こちらも毎日、昼から夜まで大変な人だかりです。 　ご覧のように夜でもこの状態。 　左隣の八百屋さんは早く店じまいするので、このシャッターに寄りかかって生煎包を食べる人が多いんだろうね。 　 　別な日の夜。 　かつては「巨大なブタまん」に並んでいた人々が見当たらない。 　路上で立ち食い。 　「王府井」の向かい側は閉店した「同發新館」。 　缶ビールを呑みながら生煎包を食べたんだぁ… 　さらに別な日の夜。 　こちらは「金鳳酒家」と「りーろん（江戸清）」が並ぶ市場通り。 　ここでも同じ光景が… 　店の前で食べていく人は、容器と箸を返却するのですが… 　 　路上に群がっていて、通行する人は大変です。 　「同發新館」のこのオブジェがちょうど良いテーブルに… 　別な日の昼間… 　市場通りから外れて「中華街貿易公司」の横でも。 　……… 　さらに別な日の昼間。 　頑張れ！　「江戸清」！ 　生煎包、横浜中華街ではこっちが元祖だと思うのですが… 　こちらは困っているんでしょうね。 　この食べ放題店でも売り出しています。 　こっちも… 　あっちも… 　食べ歩きすると、その容器はどうなるのでしょうか… 　餃子の「百八十六番」がいつの間にか店名を変えて改修工事に。 　やっぱり、ブームに乗っかって… 　生煎包子！　そして「名物」だとか… 　以前と同じ際コーポレーションの経営です。 　こちらも当然、参入です。 　南門通りの店で販売を始めていましたが、こちら長安道の１号店でも生煎包売り出しに向けて改修工事をしていたようです。 　向かい側のお店の前で立ち食いする人が多いようですね。 　「江戸清」でも“焼まんじゅう”だけではなく“生煎包”の文字が… 　「金鳳酒家」の向かい側にある「状元郷」がしばらく休業するようです。　 　そうなると店の前に自転車がたくさん置かれ始めるはず。 　それを防止するため「駐輪禁止」の張り紙を出したようですが、はたしてその効果は… 　違法駐輪の自転車を阻止しても、立ち食いの人々は止められないか… 　嗚呼… 　ああぁ… 　嗚呼… 　ああぁ～ 　こちらは食べ放題の店が出した売店。 　生煎包を売っているのですが… 　最近は中華街大通りの「皇朝」でも行列が減ったようです。 　買い食いのお客さんたちは、生煎包に流れていったのでしょうか。 　肉まんにしろ、生煎包にしろ、横浜中華街まで来てこれらを食べただけで、「みなとみらい」や「元町」などに移動してしまってはもったいないと思います。 　ぜひ、中華料理店に入って食事をしていってほしいものです。 　この方が最近の中華街について語っておられます。 　そのお店でフカヒレ餡餅を開発中とか。 　これが売れたら、真似する店が出てくるんでしょうね… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒