中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

ロシア民族楽器巨匠シリーズ モスクワ・クァルテット&天野加代子ジョイントコンサート

2011年11月23日 | 中華街(開港道・広東道)

 昨日、ロシアの民族楽器であるバラライカとドムラの演奏があるというので行くことになった。

 会場は県民ホールで、開演時間は午後6時45分だという。
 仕事を終えてから行くとなると、1時間ほど余裕がある。
 そこで、開演前の一杯と軽い食事を兼ねて訪れたのは、広東道の「隆蓮」。
 この日、一緒に行くことになっているユー氏がお気に入りの店である。


 まずは生ビールで乾杯。クリーミーな泡が旨いハートランドだ。
 そして、いま封を切ったばかりの甕出し紹興酒。
 封切りといえば伊勢佐木の映画館「オデヲン座」であるが、こちらの封切りもウマイ! 


 私と連れの美女が注文した五目焼きそば。

 餡の味付けが好みだわ。美味しいです。
 

 ユー氏が頼んだシイタケそば。
 

 エビワンタン。
 
 皆さん、もう一杯いきたいところであったが、時間が迫っているためこれで切り上げ県民ホールへ。

 酒臭い息を吐きながら時間ギリギリに入場できた。
 これがプログラムだ。

クリックするとプログラムが大きくなるよ。

 ラフマニノフやパガニーニもあれば、聞いたこともない作曲者の名前も見える。さらには演奏者自身の作曲によるオリジナルも。

 このカルテットは2組の夫婦で構成されている。

 アレクサンドル・ツィガンコフ(ドムラ)・ロシア連邦人民芸術家
 ヴァレーリー・ザジーギン(バラライカ)・ロシア連邦人民芸術家
 インナ・シェフチェンコ(グーズリ&ピアノ)・ロシア連邦功労芸術家
 ラリーサ・ゴトリブ(ピアノ)・ロシア連邦功労芸術家
 天野加代子 →HPはこちら
 
 ドムラがいい音を出していた。なんて言ったらいいのか、暖かみのある優しい音色。オーケストラでいえばビオラみたいなものかな。
 ギターなんかでもそうなのだが、ふつう太い弦はフレットが高くなるほど、音が淀んでくるものなのに、彼の音には全く差がなく、聴衆を優しく包んでくれる。 

 しかも速弾きもすごい。3弦しかない楽器なのに、どうしてこんな高速フレーズをこなせるのか。まあ、そこがロシア連邦人民芸術家たる所以か。

 ただ、残念だったのはピアノの音量がデカすぎたこと。ドムラやバラライカが奏でる繊細なメロディーが浮かび上がってこなかった。
 やはり伴奏楽器は主役をうまく乗せてやらないといけない。
 
 
 …なんて偉そうなことは言えないのだが、終演後は反省会を行うため「さくら水産」へ。
 しこたま呑んで家に帰ったら真夜中になっていた。


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2 コメント

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国際的 (酔華)
2011-11-26 13:21:00
>ぶりさん
大江橋の近くにロシア料理店がありましたよね。
なんていう名前だったかな、バイカルだったかな、
何回か飲みに行き美味しかったのを覚えています。
もうだいぶ前に閉店になっていますけど…
返信する
Unknown (ふ゛り)
2011-11-24 17:02:22
横浜は各国どの音楽も似合う土壌が不思議な街ですよね。
そういえばどこかにロシア料理店もありましたね。
返信する

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