10月31日にハンマーヘッドがオープンしたというので、1日遅れで様子を見に行ってきました。桜木町駅から歩いて行ける場所なのですが、無料バスが出ているのを見つけて、それを利用することに。 これがそのバスです。燃料はガソリンではなく水素。 ピアラインといい、巡回するルートは2つあります。メインは桜木町駅~横浜ハンマーヘッドを往復するルート、もう一つはハンマーヘッドを経由して大さん橋を通り桜木町まで戻るルートです。 バスターミナル4番乗り場に行くと、平日にもかかわらず、さすがに大行列でメチャ混みでした。最後尾に並ぶと、あっという間に私の後ろが伸びていきます。 しばらくして水素バスが到着。行列の先頭からどんどんバスに吸収されていきます。そして私の前の人のところでほぼ満員に。しかし運のいいことに、「あと2名乗れます」と言われて最後の乗客となることができたのです。 新港ふ頭客船ターミナルの看板を掲げた門柱。これは昔からここにありました。 後ろに見える建物が新しく建てられた横浜ハンマーヘッドの総合ビルです。1,2階は飲食関係のお店のほか、8月に開局したばかりの「マリンFM」のサテライトスタジオが入っています。 3,4,5階はインターコンチネンタルホテルの別棟というか、別室というか、いわば飛び地(室)のようなものです。 2階は飲食店をグルリと囲むように、テラスがあります。ここで飲んだり食べたりできるのですが、だれでも通行できるので散歩には最高ですね。 ふ頭を利用して造っているのですが、フェンスの少し外側には、昔のままの構造物が残っています。 鉄製の縁が剥がれかかっているのがいいですねぇ♪ ふ頭の最先端♪ もちろん中に入ることはできません。残念…… さて、これが「横浜ハンマーヘッド」という施設名の由来となった、ハンマーヘッドと名付けられたイギリス製の50トンクレーンです。 ハンマーヘッドというのは、その姿が金槌の頭に似ているからなのです。 このクレーンにはもう一つの愛称があります。 イギリス製ということで、イギリス人の男性を総称する言葉「ジョンブルおじさん」なんて呼ばれていたことがありましたが、今では誰も使わなくなってしまったようです。 反対側からの雄姿♪ 製造したのはイギリスCARLISLEにあるCOWANS SHELDON & CO LDという会社で、1913年製と読めます。 この会社は1866年創業、現在もイギリスで鉄道やクレーンを造っています。 CHINA & JAPAN TRADING CO LTDという会社が輸入したのでしょうか。 新港ふ頭からの眺め。いつの間にか、みなとみらい地区には高層ビルがたくさん建っていました。 ここに先日、ダイヤモンド・プリンセス号が着岸しました。 ハンマーヘッド・クレーンの横には、こんなレールが残されています。以前見た時には無かったと記憶しているので、もしかしたら今回の工事で下から出現したのかもしれませんね。 ここからは昔の様子を少しだけ見ていただきましょうか。 新港ふ頭客船ターミナルです。ここから北米や欧州に向けて客船が出ていたのは見ていませんが、中国行きのフェリー「鑑真号」が入出港していたのは覚えています。 奥に見えているのが、50トン起重機(ハンマーヘッドクレーン)です。 この写真を撮影したときは、岸壁には舫繋ぎが残っていました。これが現在も残されているようです。 昔のままの護岸です。奥に微かに見えているのが、旧客船ターミナル。鑑真号のお客さんがここを利用していました。 クレーンのある方が7号、8号岸壁で、船が係留されている方が5号、6号岸壁。写真には写っていませんが、その右側に4号岸壁。 5,6号岸壁と7,8号岸壁の間の海面には税関の浮桟橋と船舶があったのですが、先日見た時には消えていました。 ということで、今日は横浜ハンマーヘッドの周囲だけをご紹介しました。内部やその他については、また後日ね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
大桟橋のあすかⅡがちいさく見えた。
ダイヤモンド・プリンセス号はマンションみたいですね。
防災基地側には妖しい船も停泊していました。
2020年1月にハンマーヘッド周り行きました。
整備前の写真見させていただきました。
味のある風情が楽しめました、ありがとうございます。
ご来訪ありがとうございます。
整備する前の風景写真を撮っておいたのですが、
当時はデジカメじゃなかったから、
どこにいっちゃったのか…