直6BEAT主義MarkⅡ

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BOSS コンパクト エフェクター その34 Compression Sustainer CS-1

2012-03-01 01:28:00 | ギター・エフェクター・楽器

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BOSS コンパクト エフェクター その34

Compression Sustainer CS-1(銀ネジ仕様) 

1979年 日本製

販売期間は1978年7月~1982年2月

発売当時の価格は8,500円

見つけてから、ちょっとウェイトを置いて入手。

ちょっとお値段が・・・

購入資金の用立てが出来てるまでに、売れなかったら、

自分のモノになる運命の品ということでね。

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裏ふたを開けて見た。

古いアナログ基板のパターンが、いかにもって感じだ。

あとのモデルでは、対ノイズ性を上げるため、信号ラインの両サイドや、

残りの面積を、すべてグランドで埋めるようなパターンを使うようになるのだけれど、

このころの基板は手作り感があって、音も温かい感じがしてくるんじゃないかなって、

思えるのは、気のせいだけでないと思っています。

低周波のアナログ信号は、さほど基板の材質やパターンの引き回しなどに、

影響は少ないとはいえ、パターン間の静電容量や、

抵抗値、リアクタンスなど変化があれば、音の遅延やフィルターの周波数など、

変わりますから、音にも違いが表れます。

人間の耳は、1/1000秒の遅れを聞き分けられ、周波数の違いは、

中音域で約2Hz以上の違いを聞き分けることができるというからね。

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基板の表側だ。

さすが初期型です。

ケースの内側まで塗装されていたり、配線のハンダ付けもきれいだし、

裏フタを締めるネジにスプリングワッシャーが入っていたり、

4個中、1個だけ内歯座金が使われていて、裏フタとケースの導通をしっかり取れるようにしてあります。

新しいものは、ネジだけで、ワッシャー類は使われていない。

コストのかけ方の違いが、音の違いまでになっているように思えます。

配線もビニール紐で結ばれています。

基板の組み立て、配線、塗装など選ばれし職人の集大成がなしている製品だと思う。

ケースの外側は、アルミダイキャストの鋳肌がみえ、

塗装は刷毛目があり、塗膜も厚く、手塗りのようだ。

まさに職人ハンドメイドって感じだ。

浜松ホトニクスのフォトダイオード P873Aが2個使われています。

これは、Touch Wah TW-1でも使われていました。

BOSS コンパクト エフェクター その⑭ Touch Wah TW-1 (銀ネジ仕様)

いまでは製造中止になっており、入手困難なLED-CdSフォトカプラだ。

音出し、してみたら、懐かしい80年代コンプの音がしました。

高中正義も使っていたという。

一瞬タメが入って、圧縮された音がパコーンって出てくる感じです。

当時はたいていのギターサウンドがこんな感じのが多かったと思うけど・・・

これで、コンプレッサーは、CS-1、CS-2、CS-3と初期から現行モデルまで、

そろえることが出来た。

=へばなぁ~=


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