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安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

三代目気質が恐い王子様 サルマン皇太子 藤井厳喜 虎ノ門ニュース

2018-10-17 22:07:55 | 日記
【DHC】10/17(水) 井上和彦×藤井厳喜×居島一平【虎ノ門ニュース】

https://youtu.be/V7Q1cNHCOuk
三代目気質が恐い王子様 サルマン皇太子

1時間程経過した辺りから、
新企画で、藤井厳喜さんの「フジイ伝記」が始まり、
今日はサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子
(頭文字を取ってMbSとも呼ばれているとか…)を
まな板の上に乗せてお話をされました。


ムハンマド・ビン・サルマン皇太子のプロフィール
Mohammed bin Salman
1985年生まれの33歳、王家サウード家の一員で、
父は第7代(現)国王のサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ。

皇太子であると共に、第一副首相、国防大臣、
経済開発評議会議長、王宮府長官を兼任されています。

脱石油依存(ビジョン2030)や
女性の運転解禁を推進する改革派との事です。


虎ノ門ニュースに入っている共同通信のニュース原稿では、

サウジ、事故死で幕引きか 記者不明で説明転換

 サウジアラビア政府を批判してきた米国在住のサウジ人著名記者がトルコで行方不明になった事件で、サウジ政府が記者を尋問中に手違いで当局者が死亡させた「事故死」との結論で幕引きを図るとの観測が米メディアで浮上している。

 ポンペオ米国務長官は16日、サウジの首都リヤドを訪問しました。サルマン国王ら関係者と直接会談し、事実関係を解明する考えです。又、関与を全面否定してきたサウジアラビア政府は、従来の説明を転換させる事になりますが、国際社会の批判が高まる中、拘束を指示したとも指摘されたムハンマド・ビン・サルマン皇太子等、サウジ王室から避難を逸らす事を狙っていると見られています。


ですが、藤井厳喜氏は

この殺されたカショギさんというのは、チョッと有名な人なんですが、
彼は、王家を批判しているとは言いながら、
王家との関係は決して悪くはなかったと言います。

私はこの殺人事件について言うと、そんな事サウード家がやるか?という事。
だってね、トルコで領事館入って殺されたって言ったら、
誰が殺したかなんてすぐに分かってしまうじゃない。

そんなバカな殺し方します?
もし、この人を殺したいとしても、
交通事故で葬るとか、或いは、通りすがりの殺人とかね。

これは僕は
この今のサウード家の体制に恨みを抱く者、
或いは、
アメリカ‐サウジアラビア関係を破壊したいような勢力、
それが仕掛けたものじゃないかと

これは、まぁ、私は直感的に思います。

この方(サルマン皇太子)は非常にやり手で、すばらしい改革もしているんだけど、
非常に危ういところがある方なんですよ。
あまりにも改革を急ぎ過ぎるっていうのかな。

この方の名前が出ると、必ずビジョン2030っていうのが出るんですよ。

ビジョン2030っていうのは、
サウジアラビアも2030年になったら、
今と全然違ってね、ハイテク工業国家みたいなモノを作るし、
女性の運転とかスポーツ観戦なんかも出来るようにするし、
もっと近代的で力のある、石油収入以外にも色々ある国にしたいと。

目標は良いんです。
目標は良いんですが、実は去年の11月4日にですね、
このサルマン国王というより皇太子主導でですね、
一緒の王様皇太子が主導したクーデターみたいなことをやっているワケです。
上からのクーデターなんですね。


ここで200人位の人をとっつかまえて、中に王族11人も居たと。
サウジアラビアを代表する富豪も居たと。
まぁ、その人たちが不正行為をして、蓄財したとして、
全部まとめて逮捕しちゃってね。

そして、罪を認めるならば解放してやると、
その代わり不正蓄財した財産は全部国家が没収すると言った
んですよ。

で、それと同時に私は三代目気質と書いたんですけれども、
この方が王様になっても三代目の王様ではないんですが、三世代目なんですよ。
て言うのは、初代のサウジアラビアを作ったのは、
アブドラジ・ウブンド・サウード、
王様の初代の子供達がズッとやってきたワケ。

この人から三代目に入るワケです。
それで今のサルマンさんが二代目の第二世代の最後の国王になるんです。

ところが、そうすると、前に何人も王様が居ますから、第二世代で、
皆それぞれが
「俺には王位継承権があるよ」という人が何人も居るワケですよ。
王様の長男とかね。

ところが、この人がクーデターをやって、
今後はこのサルマン王の直系しか王位継承権がない
っていう形にしちゃった
ワケなんです。

すると、他の王族からしたら、
「俺の親父はサルマンさんより前に国王をやっていた」と。
「なんで俺に王位継承権が無いんだ」と、
当然出てくるワケなんですよ。

まぁ、有りがちなんだけども、
初代国王のお気に入りの奥さん、まぁ、奥さんいっぱい居ましたからね。
…の直系という事になる。

今後はMbSさんの子孫というか直系の人しか王位継承権が無いワケ。
だから王族の中でも相当恨みをかっている

う~ん、という事。

それから宗教関係者も今のところ黙っていますけれども、
これワッハーブ派と言って、
イスラム教でも非常に原理主義というか古典主義的なところなんですよ。

だから女性の車の運転もいけないという話もあった。

それを21世紀に適合させるような非常に勇気ある改革を
このMbSさんはやっているんだけれども、
改革を急ぎ過ぎて、
それから国内でも相当恨みをかっていると…

だから、僕は、今回のカショギ殺害事件は
そういった勢力の仕掛けじゃないかと。そう憶測します


いいことをやってるんだけど…。
それにアメリカにとっても非常に重要やパートナーだし、
イスラエルから見ても、関係悪く無いんですよ。

その点で中東の安定にサウジアラビアはとても重要な国。
その屋台骨を背負っている方なんですが、少々不安定感がある。

「売り家と唐様で書く三代目」って古典的な川柳がありますが、
まぁ、三代目じゃないけど三世代目で、
チョッとそういうところがある、危ういところをチョッと感じる皇太子さんで、
安定して欲しいんですよ。

だけど、私から言わせると、「売り家と唐様で書く三代目」となるんですね。
そういう方です。
でも、まぁ、今、最も注目されるイスラム世界の代表の一人です。

僕がチョッと不安なのは、この目なんですね。なんかいつもトローンとしてて、
チョッと焦点があってるのかなぁって。
まぁ、お坊ちゃま気質といえばお坊ちゃま気質なんですけどね。
この目に詰めが甘いのではないのかなぁ…という事を感じます。


今朝の報道では、
カショギ氏不明尋問中のミスで死亡と米CNN報道 トルコがサウジ領事館を捜索
産経ニュース 2018.10.17)
 【ワシントン=加納宏幸】サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ領事館を訪問後に行方不明になった問題で、AP通信は16日、トルコ当局者の話として、警察が15日夜に領事館を捜索した結果、同氏殺害の「確証」を得たと伝えた。複数の米メディアはサウジ政府が尋問中に誤って死亡させたと発表する予定だと報道。殺害が疑われているサウジ側が「事故」で幕引きを図ろうとしている可能性もある。

 カショギ氏は2日に領事館に入ったきり出てこなかった。トルコからの報道によると、同国とサウジの合同捜査班は15日、鑑識官、テロ対策捜査官、検察官らが館内に入り、初めての捜索を実施した。
 館内で血痕や書類などを調べたとみられるが、捜索に先立ち、モップや漂白剤を持った清掃員が入館したことが確認された。イスタンブール駐在のサウジ総領事が、16日に帰国のため、トルコを出国したとも報じられている。

 大使館や領事館はウィーン条約で公館長の同意がなければ不可侵。トルコでの捜査には、サウジ側が同意したとみられる。

 ロイター通信は15日、サウジのサルマン国王が合同捜査班の情報を基に内部で捜査するようを命じたと伝えた。ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がカショギ氏の拘束を指示したとの報道もある。

 米CNNテレビによると、サウジ政府は尋問が許可なく行われたとし、当事者の責任を問う報告書をまとめる予定という。カショギ氏が失踪する数時間前、サウジ情報機関員ら15人がトルコに入国し、その日に出国したとの情報もある。

藤井厳喜さんのお話は、こういった画一的な報道では窺い知れませんので、興味深いですね。

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