ひたすら日本応援歌

安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

憲法改正に影響するかもしれない埼玉補選/10.3反文在寅300万デモ/北朝鮮の漁船衝突の背景と中国

2019-10-09 22:36:10 | 日記
篠原常一郎おはよう寺ちゃん 活動中2019年10月9日放送分



埼玉補選に隠された思惑
参院埼玉補選出馬のN国・立花党首「攻めに転じた」記者会見要旨

N国党立花党首参院補選出馬へ 

今月27日に投開票が行われる参院埼玉選挙区補欠選挙。出馬を表明しているのが、無所属の上田清司・前埼玉県知事だけだったのが、(NHKから国民を守る党(N国党)の立花孝志氏が参院議員を辞職して参院埼玉選挙区補欠選挙(10日公示、27日投開票)に出馬する意向を示しました。

選挙戦は上田清司氏と立花孝志氏の一騎打ちとなる公算が大きいとされています。立花党首、補選に立候補する理由について、比例の方は議席が減らない。自民党、公明党、野党が候補者を立てず、十分に勝てる選挙だと分析した。こういう風に述べています。

一方の上田氏は先日の出馬会見で、地方重視の政治をやっていかなければならない。こういう風に強調しています。

この立花党首が参議院を辞職して、又、今度は埼玉選挙区の補欠選挙に出馬する。これ、どういう狙いがあるんでしょう。


ご本人が仰っている様に、比例区ですからね、繰り上げ当選があるワケなんですよね。この間選挙があったばかりでね。だから議席が減らないで、一方ですね、N国党の支持を拡大するという面では、こういうあらゆる機会にね、特に一騎打ちなんて1番向いているワケなんでね。

そういう選挙が本当に良く分かっている人なんですよ、立花さんという人ね。選挙得意だっていう自負もあるし、僕は本音言うとですね、今回の補選、厳しいと思うんですよ。立花さんにとってはね。

上田さん、もう長く衆議院議員もやられて、知事も長くやられて、かなり地盤がある方ですので。こないだね、知事に当選された大野さん。私はよく知っている人なんですが、上田さんと仲間関係でしたしね、そういう意味ではそこに敢えて挑戦するのはね。

かなり勝負的には厳しいけれど、ただ、総選挙とか今後の事を考えるとね、やはりこれはね、立花党首自らが出るというのはね、彼の感覚としては選挙戦術としては良いのかなぁと私は思いますけどね。

今回だけじゃなくて、次も見据えていると


そういう事ですね。


今、篠原さんが仰った様に、比例は議席が減らないというのは、次点の人も通るという事なんですね。


そうなんです。名簿が出てますからね、繰り上げて上がる様な。縁起でもないですけど、亡くなったりね、転出した場合は、そういう風に繰り上がるという風になっているので、まぁ、議席は減らないですね。



日本経済新聞、外資出資規制厳格化 
政府は外資による原子力や半導体など安全保障上重要な日本企業への出資規制、これ外資規制と言うんですが、を強化する外為法の改正案をまとめた。今は株式の10%以上保有としている出資の事前審査を「1%以上」に厳しくするほか、役員選任の提案や事業譲渡の内容も国が審査する。

この外資規制と言うのは、安全保障を念頭に、対外取引に掛けられる最低限の規制です。日本では外為法で規定されます。

日本では、戦後、復興と産業育成の為に、対外取引原則禁止としましたが、OEDC経済開発機構を軸に進んだ資本自由化、これを受けて1980年代に掛けて、自由化に舵を切りました。

以降、日本企業への出資等原則自由とする今の外資規制が形作られています。
中国を念頭に先端技術の流出防止で米欧と足並みをそろえる形です。財務省審議会の分科会で改正案に有識者の合意を得ました。臨時国会に提出し、2020年度中の施行を目指すという事です。

篠原さん、先ずはこの外資規制のニュースですが、篠原さんは、これどう受け止めていらっしゃいますか?

私もね、前、国会で働いている時もね、為替随分着目したんですけどね。外資が入った事ありますよね。日本の自動車会社とかね。中国に限らずですよ。

後、中国が投資していって、そのまま中国の会社に吸収されちゃった電気会社もありますよね。2社程念頭に置いておりますが。東芝とか三洋とかね。

こうゆうの考えると、確かにこれね、向こうの目的っていうのは、単に受注益だけではなくてね、日本の優れた技術を吸収したいと。

これ何も中国に限らずね、例えば医療機器分野なんかは、かなりね、日本の研究機関が開発して、日本が特許を持っていたものを向こうに吸収されて、向こうが利益あげてるモノ多いんですね。

これはやっぱりね、産業戦略が無いっていうか、日本はね、これ大問題だと思うんでね。チョッと僕はコレは遅きに失したと思うんですよね。ただ、これ資金調達上の問題もあるんでね、よくね、政府内で検討してね、戦略を明確に持った方が良いと思いますね。


えぇ、じゃあ、今のところ具体的に戦略が無い?


無いもとでね。対処療法に追われてるんで、チョッと遅きに失した感じがします。持ってくモノは持ってかれている感じがするので。


先程もお伝えした通り、アメリカとかヨーロッパと足並みを揃える感じって事は、これじゃあ、マズイなぁと気付いて。


そうですね。確かに突出したら、又、叩かれるのでね、まぁ、足並み揃えるってのは、他がそうなんで。OECDでね、事実上、自由化ってのはもう、外からの圧力で包んだモノもあるんで。まぁ、向こうが規制するなら、こっちもって相互主義なんですけどね。何れにしても戦略が無いなっていうのは、私の思いです。


一方では、日本への投資を冷やすと懸念する声もあると。株式の出資、事前審査1%の水準では、純粋な投資でも頻繁に上回る為に、免除規定はあっても、事実上の障害になりかねないと。

現在でも10%の規定に抵触しない様、取引を抑えて売買する海外の投資家も居るという事なんですねぇ。

で、1%にもしなれば、事実上、買い付けられず、投資から撤退せざるを得ないという意見もあって、日本株離れを助長しかねないという声も聴かれるという事なんですが、こちら如何ですか?


景気対策と資金調達の面でね、そういう懸念もあるんですけれども、これ、対策は取れると思うんですよ。長期的に見れば、日本の技術がね、ベースから持ってかれるというのはね、1番、長い目で見て日本の株価がね、下がっていく事にもなるんで。

長期的視野で見たら、しょうがない事なんですよね。その上で、資金調達面ではね、対策を作るという事が政府に求められると思います。


その具体的な対策っていうのは


そこは考えられていると思います。




韓国で300万人デモ


韓国騒然!反文デモに“300万人”集結 「文氏を大統領の座から引きずり下ろす!」声を上げた退役軍人 識者「文政権の実態がバレ始めた」


韓国で沸き起こる反文在寅デモ。 韓国の首都ソウルで、文在寅政権の打倒を訴える集会が開かれました。韓国の最大野党、自由韓国党によると、この集会300万人以上が集まったといいます。文政権に対して、どういう批判が多いのか。篠原さん、この辺り、教えて頂けますか


先ずですね、この間、文在寅政権自体が、次から次へと色々ね、例えば、朴槿恵政権の時に日本と取り結んだ不可逆的合意と言われる慰安婦問題のね、癒し財団の問題。それからGSOMIAもそうですしね。

経済的な問題でも、色々もう、信用しないよという事で、日本がホワイト国から戦略物資輸出については外すと。そういう中で、韓国の経済がですね、落ち込んでいると。

で、これに対してですね、落ち込んで日本に対して韓国はこうだっていうの、主張はいいんだけどね、落ち込みが回復される様な政策が取られないという事に対して、物凄く不安がね、起こっているんですね。

で、前にもここでお話したんですけれども。韓国の年金基金っていうのは、株式運用が百パーセントだったのがね、株の値下がりでスッ飛んじゃってね。ゼロですよね、今。

まぁ、そういう事と、為替も落ちていると。そういう中でね、更に、スキャンダルにゴチャゴチャにまみれたねチョグックさんていうね、大統領の首席補佐官の方が法務省、法務大臣に就任されたワケですよね。

これに対してね、全く、何やってんだか分からないという事でね、保守層を中心にですね、立ち上がったっていう所ですね。


今、お話にも出て来ましたけれども、この文在寅政権が日本と韓国の例の、軍事情報包括保護協定、GSOMIA、この破棄を一方的に決定した事、これの批判の声ってのが上がってるそうですね。

日本を信用する、しないじゃなくて、これって、2016年にですね、アメリカの仲裁と後押しで、日韓で結んだ軍事情報のですね、相互共有を目指した協定で、寧ろですね、韓国の方が、安全保障上、利益を得ていた協定なんですね。

それを捨てるってことでね、実はですね、文在寅大統領は、日本の経済制裁してないなんだけど、経済制裁に対するね、一種の答えだって言ってるけども、彼は大統領の選挙の時に、もう、これ公約で掲げているんですよ。

だからもう、言ってる事は全然話にならないのと、これは日韓関係の悪化っていうよりも、韓米関係の悪化っていう風に保守層は捉えて、分断国家で、朝鮮戦争やった国家ですからね。保守層の人たちで北朝鮮を嫌っている人が多いんでね。

もう、不安がってるワケですよ。それで、もう、これはおかしいと。代わりのモノも何も示さないじゃないかっていう事でね、かなり批判が、これを機に高くなっていると思いますね。


韓国と言えばですね、ニュースで取り上げられた経緯がありますが、反日デモがですね、多かった、これ迄の印象なんですけれども。今この反日デモよりも、文在寅大統領に対するデモの方が多いんですか?


多いですねぇ。これねぇ、実はね、300万人は居なかったと思うんです。これ…KBSね、韓国で言えばNHKみたいなテレビですね。私も出た事あるんですけど。

あすこが300万人って言ってたんで、これが話通ってますけどね、ただ、このテレビは過去ですね、文才寅支持デモ、朴槿恵さんを追い詰めるデモっていうんでね、最大で報道したのが、200万人なんですよ。

それを遥かに超えるという事で、300万って言わざるを得なかったっていう内幕がありまして。まぁ、でも実質ね、青瓦台前のね、何キロもの大きな通りが埋まってね、あれでもう最低数十万人、50万人以上と言われていますからね。

街中かなり埋まったんで100万人は居たんではないかと。現地のフリージャーナリストと僕意見交換しているんで。話が来てます。


まぁ、そんな中、日韓関係の悪化を心配する声もあったって言いますけど、今後、篠原さん、文在寅政権ってどうなっていくんでしょう。

まぁ、チョッとですね、強権的に乗り越えようとしてますね。っていうのは、このデモの中でもね、日本で殆ど報道されませんけども、警官隊と激しい衝突が起きていて、46人が当日逮捕されていて、その後、デモを呼び掛けたキリスト教の牧師さんたち、保守系の牧師さんが居るんですけども、この人たちが、かなり逮捕されてる。

その後ですね、弾圧姿勢なんですよ。その一方でですね、チョグックさん、これだけですね、身内が総火だるまと言われる位ね、娘、息子の不正、入学疑惑、奥さんの色んな問題、それから奥さんの兄貴がですね、北朝鮮の密輸に関わっていた。

弟さんが今度何やったって、もう、全部出て来たんですよ。それでいて、法を取り締まる、何ちゅうかな、法の番人の地位についてですね、実は検察改革って言ってもね、検察を解体する中身なんですね。捜査権を縮小していく。

見かけ上、取締を透明化するとかね、いう事は言われているんですけども、これに対してね、これ、もう、全く文在寅さん所は、自分たちの身内はかばってね、弾圧だけ強めるという印象が実は韓国国民の中に広がっているという話なんです。








北朝鮮の漁船衝突の背景と中国の存在  この時間、能登半島沖の日本の排他的経済水域で水産庁の漁船取締船「おおくに」と北朝鮮の漁船が衝突した事故についてお話をお伺いします。

この事故、日本の水産庁の漁船取締船「おおくに」と北朝鮮の大型の漁船が衝突しました。衝突したのが、日本の排他的経済水域内です。

水産庁は事故当時の状況について、「おおくに」の乗組員は北朝鮮の漁船とみられる船を発見し、水域から出る様、報告したところ、船が急に接近してきて、接触したと話しています。

これ、警告をしたのに、何故、北朝鮮の漁船は接近して、接触してきたのか?改めて、排他的経済水域ってのは、原則、外国の船は量は出来ないって事なんですか?


そうですね。許可を得るか、或いは原則出来ないというのがあるんですけどね。ともかくね、北朝鮮の漁船が、漁場を拡大しなきゃなんない事情がありましてね。

まぁ、そういう事で来たんでしょうけど。これ大型の漁船が衝突したって言いますよね。現場の状況、僕、未だ、リサーチしてないんですけど。大型の漁船というのは、まぁ、母船みたいな形になって、小型のを引き連れていると思うんですよね。

ですから、ある意味、これが他を守る為に威嚇してですね、水産庁の取締船に接近して…沈んだんですヨネ…確か。


沈みました。沈没しました。


まぁ、古い船が多いんで。そういう事になっちゃったって事なんだと思いますね。

今回この事故が起きた水域っていうのは、ここ数年ですね、初夏から冬にかけて、北朝鮮のイカ釣り漁船による違法操業が繰り返されていたという、こういう報道もあります。何故、北朝鮮は、日本の排他的経済水域迄、漁をしに来るのか?

1つはですね、北朝鮮はですね、漁業って言うのは、現在、軍が統括してます。で、軍の副食品ですね。おかずを海外から輸入する為の外貨稼ぎに漁業やってるんで、相当今ね、煽ってます。

あっちこっち取って来いっていう話でね。でも、実は近海の漁場はですね、中国の漁業会社との競合になっちゃって、十分に近海で獲れなくなったと。

それで、敢えてですね、無茶するんですよね。軍の指揮下だから。日本からも獲って来いって事で、やってるんだという事ですね。


そういう理由があるんですねぇ。で、今回の事故で北朝鮮の船は沈没しました。幸い60人の乗組員は全員無事という事なんですけれども。

ウーン、じゃ、ノルマがあるから危険を冒して、で、自分たちの近海では魚獲れなくなっちゃったから来るという事。


そうなんですね。漁業権をね、中国に売っちゃったんですよね。外貨の為にね。
中国はね、これね、僕も中国の漁業会社調査した事があるんですけどね、相当ね、今拡大して、投資してね、大きくなってんですよ。例えばですね、日本の豊洲市場で扱う鮪の4割は中国漁船が獲ってる奴です。


そうなんですか⁈


そうなんです。実はね、中国がね、主に売っている相手って日本なんですよ。彼らどうしてもね、北朝鮮の沿海って凄く良い漁場なんですよ。工業が発達してないんで、水がきれいなんですよ。中国の沿岸より。

魚介類も凄く良いんでね、日本に高く売れるんで、北朝鮮の近くで獲っても、中国産という事で売れるんで、日本に出しているんでね。逆に北朝鮮は今迄はどうやっていたかというと、そこで獲ったモノを中国に売ってって事だったんでね。

それが出来なくなったんで、日本の方に押し出されてきたっていうのが現実ですよね。


これ日本以外の経済水域にも違法な例えば漁に出てるんですか?

出てると思いますね。あのね、聞いてるのは、北方領土の方迄出てるって話聞いてますよ。秋刀魚とか獲りにね。


ロシアの方ですよね。

ロシアですね。勿論ですね、今、北方領土の方の漁って、例えば根室漁協の漁なんて、キチンと話し合いをしてですね、勿論向こうの領海と決定している所も含めてですよ。獲ってるんだけど、北朝鮮は無許可でやるから、ロシアの当局が取り締まってますよね。


どうして日本政府は北朝鮮の漁船を拿捕しないのか。


まぁ、これはですね、協定が無いから、やりにくいんですよね。拿捕した後、どういう風にするか。話し合いが出来てないんですよ。

そら、中国とか韓国との間では出来ていて。でも、こう言ったら何ですが、韓国漁船も結構、違法操業やってるんですよ。で、漁協は結構言うんですけど、結局ね、拿捕、拿捕でやるとね、手が足んないんですよ。

日本の海上保安庁とか、水産庁もね、人数が無いんでね。これは抜本的に強化しないと、取締が十分に出来ないっていうのが、本当のところじゃないですかねぇ。


これ北朝鮮政府の方ですけれども、この危険を冒してでもの遠洋漁業。これ、どういう反応なんでしょう。


彼らは、「我々の生存が最優先」となっちゃいますからね。どうしてもね、それは下げないし、日本側がね、多分、抗議してると思うんですね。北京とかそういう在外公館を通じて言ってると思うんだけども、正式の国交がないから、漁業協定無い、そんなモンうちは認めない-で、終わりでしょうね。


漁業権の売買を行う中国と北朝鮮ですけれども。今、篠原さんから見て、関係性ってのはどうなんでしょう。


いや、関係は悪くないですよね。って言うのは、要するに最高指導者が決めて、漁業権売っちゃったもんですから、それでトラブルなんて生じないし、北朝鮮の漁船がね、日本側、排他的経済水域で獲った物も、買取をするのは、殆どロシアと中国なんですよ。

ですからね、下手すれば、転売されて日本にも来てんですね。だからね、それ、関係は悪くならないですよ。只ね、獲る場所がホントに厳しくなって、1番圧迫を受けているのは、漁船の船員たちですよね。


北朝鮮と言えば、先日米朝実務者会議、北朝鮮は交渉決裂。まぁ、アメリカ側は創造的なアイデアを提案したと反論してますけど。これは、どうなってくんでしょうかねぇ。

これはですね、双方抽象的に言ってますけどね、先程の解説にも関わるんですが、韓国がどうなるかって事がかなり関わって来るんで。その先行きを見てからね、腹を決めるって事なんでね。時間稼ぎだと思いますね。


お互いに


お互いにそうだと思います。


北朝鮮は「もう、決裂だ、手ぶらで来て」みたいな事を言ってましたけどねぇ。


要するに、あげるモノがないから。アメリカ側から、くれるモノが無いから、畜生って思ってるのかもしれないけど、いずれにしてもね、アメリカとしても、韓国の状況が見据えられないと、下手な事は決められないし、


さて、その北朝鮮と日本ですけど、今後、中国と関係性を強めてともいわれてますが、今後どういう態度に出るべきなのか


漁業の関係でも、中国との関係はそんな悪くないのでね、日本はね。だから、中国を通じて、北朝鮮と漁業の話は…安全操業という点でも、問題ですしね。結局、そう、助けなきゃいけないワケだからね。大変なワケですよ。それはね、中国をかまして、漁業協定…これは多分、中国は前向きだと思います。




野党の言いがかり、水産庁漁業取締船と北朝鮮漁船衝突、景気悪化を憂い 香港行政府が北京に反旗を翻す夢を語る 長谷川幸洋氏

2019-10-09 01:03:11 | 日記
野党の言いがかり、水産庁漁業取締船と北朝鮮漁船衝突、景気悪化を憂い 香港行政府が北京に反旗を翻す夢を語る 長谷川幸洋氏

https://youtu.be/ghi-WRc2xQM

飯田浩司のOK! Cozy up! 長谷川幸洋 令和元年10月8日放送分
8:25位~
 


飯田:大島衆院議長の発言に野党猛反発  昨日衆議院委員会で午後3時から行われる予定の安倍総理の所信表明演説の各党代表質問が、大島議長の今月5日の国民投票法改正案についての発言に野党側が猛反発し、およそ1時間半遅れました。



まぁ、この枝野さんの代表質問の中にもこうして盛り込まれておりましたけれども、まぁ、国民投票法改正案、憲法改正に伴って、野党が主張しているものですけれども、与野党で話し合って合意を見つけて欲しいと、この臨時国会でと言ったのが、ケシカランと。


長谷川:これ、全く分からないな。だって大島議長、手元にある資料によれば、是非、臨時国会で、与野党で話し合って、合意をみつけて欲しいと述べたという事でしょう。今の枝野さんの発言をそのまま引用しても、時期を区切って合意される様、期待すると。

期待してるワケでしょ。これ何処が問題なのか、さっぱり私には分からないなぁ。だって、僕ら有権者から見ても、与野党で話し合って、合意を見つけて欲しいと思いますよ。


飯田:国会での議論って、そういうモノじゃなかったっけ。


長谷川:だからね、こんな揚げ足取りみたいな事をいきなり本会議の冒頭でこんな事やってるんだから、これはもう、推して知るべしって感じ。こんな事して、そもそも支持率が高まるとでも思っているんでしょうかねという風に思わざるを得ないですね。


飯田:まぁ、議長として、越権で看過できないとしても、撤回を求めて、それで本会議開かせないぞっていう風になって、1時間半も推したと。


長谷川:それで、枝野さん何て言ったか。ようやく審議に入ったかと思うと、台風15号に関連してでですよ、被災地から対応の遅れを指摘する声が上がってるって言ってんだけど、貴方の方も対応が遅れてんじゃないのと。議論しないんだから。

貴方たちは議論するのが仕事でしょと。その為に税金払ってんだからっていう風に私は思いますね。


飯田:まぁ、その辺ね、議長も別にどっちかにしろと言っているワケでもなく、ただただ議論して欲しいと


長谷川:与野党で話し合って、合意を見つけて欲しいの何が問題なんでしょうね。ホントに。


飯田:立法府のトップ、議長としては、その立法府が動いてないからまずいんだと。


長谷川:当然ですよ。合意して欲しい。合意に期待すると議長が言った事がケシカランとなったら、じゃあ議長は何を目指して議論してんだと。議長は当然、合意を目指して議論するんですよね。何らかの。そうでないと、政策が前に進まないんだから。


飯田:まぁ、そうですよね。話し合いの仕切り役ってのは、そこを見つけ出すのが仕事。


長谷川:そういう事ですね。

飯田:まぁ、だからそれを反対するってのは、ある意味、僕らは議論もしませんし、結論も出しません。とにかく先送りをしますって事をこれ、明々白々に宣言したって


長谷川:いう事ですねぇ。まぁすると、映像で見ていると、枝野さんの隣に玉木さんが座ってて、国民民主党、まぁ、お互いニコニコしてんだけど、これはもう、全く民主党政権、当時の民主党の復活だなと。そっちの方を寧ろ聞きたいなと。

元々、路線が違うから喧嘩別れしてんのに、結局…昔の名前で出ていたじゃないけど、野田さん、無所属だった野田佳彦元首相らも含め、要するに旧民主党の顔ぶれが、皆揃ったと。いう事なんで、ぐるっと回って、一周して元の木阿弥っていうか、まぁ、そんな感じが致します。


飯田:ここの所は何だったんだろうねっていう話


長谷川:ですねぇ。


13:08~



飯田:水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船が衝突  水産庁は昨日午前9時10分頃に能登半島の北西およそ350キロにある大和堆周辺で、北朝鮮船と水産庁の漁業取締船「おおくに」が衝突したと発表しました。

海上保安庁によりますと、漁船は沈没し、乗組員が海に投げ出されましたが、乗組員ら凡そ60人が救助され、全員命に別状は無いそうです。現場の大和堆は周囲よりも浅くなっている場所で日本海有数の好漁場として知られていると。

まぁ、石川、山形、北海道、青森。日本海側沿岸の各県から、スルメイカ漁船が出漁しているという事なんですけれども。


長谷川:各紙報じてますけど、それによると、北朝鮮の漁船は、左に急旋回して、左に走っていた水産庁の取締船にぶつかったという事だけど、左にいるワケだから、左に回ればぶつかるのは分かってますよねぇ。

だから、相当…何て言うか、挑戦的というかねぇ…そういう操作だったのではないかと。結果的に漁船側が沈没してしまった訳ですけれども。

まぁ、直ぐ思うのは、何でそのぉ救助された…60人居ても一部でも捕まえられたっていう話がまぁ、ありますねぇ。

で、ロシアはこれ迄300人だったかなぁ、随分沢山の人数を捕まえた。日本はチョッと甘いんじゃないのとよく言われる様ですけど、これはねぇ、どうでしょう。水産庁の取締船って、武装してないんですよ。


飯田:放水が限界であります。


長谷川:一方、北朝鮮の漁船っていうのは、漁船を装った工作船があって、これは銃撃戦になった例もありますよね。


飯田:そうですね。


長谷川:そうだとすると、水産庁の船では、拿捕するとか、或いは逮捕して連れて帰るとか、これは難しいと言わざるを得ませんね。じゃぁ、どうするんだよと。となれば、これは海上保安庁が、出ていくしかないと思いますけど。

実際、もし拿捕して連れて帰るって事になると、一旦現場離れますから、その分、まぁ、手薄になるという事で、結局は、海上保安庁を予算増やして、取締を強化する。水産庁だけに任せず、まぁ、一緒にやるとか。

やっぱり日本はね、四方を海に囲まれて、これだけ日本海緊張しているワケですから。ここはチョッと、抜本的に考えて、海上保安庁、並びに水産庁の船の警備、海の警備を強化していくという事以外に、手立ては無いんじゃないかと思いますね。


飯田:海上保安庁の人に聞くと、「まぁ、ウチの予算はイージス艦1隻分位ですか」って。イージス艦1隻2千5百億位掛かるんですが、年間の海保の予算って、最近チョッとずつ増えてはいますけど、ただやっぱり2千億円台で、だいたいこれ位という。

そうすると、これであれだけ広い範囲をくまなく守るっていうのは、しかも、尖閣、或いは竹島がって事を考えると、いやぁ、大変ですよって仰ってました。


長谷川:でもね、四方海に囲まれているが故に、日本は歴史的にも平和と安全が守られてきた。だからその地の利が故にという事だったんだけど、それをやっぱり大切にするという意味でも、水産庁、海上保安庁、更には海上自衛隊は、強化すべきだと思います。


飯田:こういう場合、いきなり海上自衛隊の灰色の船が出ていくと、まぁ、緊張の段階が高まっちゃうから、海保であるとか


長谷川:先ずは海保ですね。


飯田:そうですね。白い船の役割っていうのが、非常に重要になってくるんですよね。


長谷川:ホントにそう思います。


飯田:リスナーさんがTwitterで呟いています。ホントに漁船だったのか。60人も乗って、工作船や密航船の類では?ってねぇ。


長谷川:これ、誰しも思いますよね。まぁ、水産庁の人たちも、当選それは思ったと思います。


飯田:それだって、頭によぎるワケですよね。なかなか、いきなり、そのぉ…接舷して、中に乗り込んでって


長谷川:それは無理。ロシアの場合は、映像見ると、やっぱり武装した人が、重武装した人が乗り込んでますね。だから、やっぱり、あれ位の体制がなりと、それは出来ないという事なんでしょう。


飯田:この辺の海、漁場に詳しい人に聞いたら、日本の船の場合は、巻き上げを自動でやったりするから、少人数で行けるけど、北の船だと、何より、人海戦術だと。機械とか買うお金も無いという事で。

そうすっと、あの、百トン位の船で、60人位乗っててもおかしくないんじゃないかっていう分析もされてました。いずれにせよ…ねぇ。


長谷川:真ぁ、人力作戦でやってるって事ですね。しかし60人って言うのは、チョッとビックリしましたね。


飯田:ビックリでした。鮨詰めなんじゃないかという話ですから。まぁ、これ、その辺りの状況っていうのも分かってくると思います。



18:46~

飯田:景気判断「悪化」に下方修正 内閣府が昨日発表した景気動向指数の速報値は、景気の現状を示す一致指数が前の月と比べて0.4ポイント低下の99.3と、2ケ月ぶりに低下しました。

景気の基調判断は4月以来4ケ月ぶりに、悪化に引き下げられております。この、景気動向指数の基調判断は、数字を見て、機械的にやるというモノですが、にしても、悪化までいってるとは。ねぇ。


長谷川:そういう事ですね。まぁ、実態の感じとしても、確かに、景気はチョッと減速ないし悪化してるよねっていうのを感じますね。

まぁ、それと、問題は景気動向指数が、悪化しているって判断しているのに、政府、もう1つやってる月例経済報告。こっちの方は緩やかに回復してると言ってると。

となると、つまり、政府がねぇ、方向感覚が逆のモノを同時に発信してるって事になっちゃって、これはねぇ、やっぱり、宜しく無い。あのぉ…政府として、そもそも、どういう風に考えているのかっていう事を明らかにして、企業や家計の判断にしするという事であれば、これはね、月例経済報告の表現も、もう1度、考えた方が良いんじゃないかと思います。

だって景気動向指数っていうのは1番基本なんですよね。つまり、景気の山、谷の判断、何処で見ているかというと、最終的には、この月例経済報告の部分。文学の様な表現ではなくして、やっぱり色んな統計。

例えば商業販売額だとか、投資がシッカリしてるだとか、耐久消費財がシッカリしてるとか、色々ありますけど、こういうモノを見て、景気が良くなってる悪くなってるって判断してるワケですから。

まぁ、こlこはチョッと、考え所じゃないかと思います。今回みたいに、ベクトルが上と下で全く違うっていうのは、チョッと国民、家計、企業としても、首を傾げてしまいますね。


飯田:まぁ、そうですよね。この動向指数で見るとl、悪化していると。じゃあ下支えをしようと思って、財政出動しようとすると、何か政府は景気良いって言ってたじゃないかって、これ突っ込まれ処ばっかりになっちゃいますね


長谷川:もう既に、これ総理もぶら下がりで言っていますけど、景気が心配な場合は、シッカリと対策しますよと言ってるけれども。あのぉ、軽減税率、ポイント還元、プレミアム商品券、或いは住宅とか自動車の減税等々色々やってるワケだけども。

それは要するに、下振れしそうだっていう心配があるから、そういう対策が出てるんで、全体として、政府から出てくるメッセージは、じゃあ下か上かって言われれば、これは、まぁ、下なんでしょう。下に向いてるって事なんでしょう。


飯田:うんうんうん。数字も物語ってるし、肌感覚でもそうだし。そうすると、この臨時国会では、そのまぁ、悪化しつつあるというか、最早悪化してしまっている景気を、どう立て直すかってところを争点にしてもらわなければ、ホントはいけないんです。


長谷川:そこん所を枝野さんにはやってもらいたいなと思いますねぇ。枝野さんも消費税率引き上げについては、若干コメントしてて、このポイント還元、非常に分かりにくくて、私もよく分かりませんが。50万店しか参加してないじゃないかと。

まぁ、もう、これを言ってるワケですけれども。まぁ、この消費税率の引上げもそうだけど、そもそも、景気をどのようにみるのか。

米中貿易摩擦を初め、今、世界経済全体を見ても、非常に不安定ですから。そういう時にどう見ているのか。この景気の判断、そのものを問うっていうやり方もあったと思いますね。


飯田:何か、チョッとね、枝葉のところのツッコミ


長谷川:そうそうそうそう。もっと大きな所から攻めてもらいたかったなぁと。


飯田:野党は野党として色んな政策パッケージあるのかどうかという所ですヨネ。財政出動もっとやれって言うのか


長谷川:或いは日銀に見解を聞くっていうのもあると思いますよ。だって、アメリカ、ヨーロッパは既に緩和方向ですからね。日銀は現状維持をこの間決めたばかりで有りまして。まぁ、その辺りも日銀の考えをお伺いしたい所だなと思いますね。


飯田:そうした議論がある。で中身が出てくる国会になりゃいいんですけど。


24:00頃~

飯田:香港デモ、覆面禁止法で初の起訴 香港でデモでの参加者らに、マスクの着用を禁止する覆面禁止法が施行されて、3日目となる昨日7日、規則に違反したとして18歳の男子大学生と38歳の女性が起訴されました。

規則施行後、起訴されたのは、今回が初めてです。これ緊急状況規則条例の中でのマスク着用という所の容疑という所であります。


長谷川:これはねぇ、武力弾圧は出来ないから、その代わりに、今、こういう嫌がらせ作戦で、ジワジワと真綿で首を絞めるみたいな作戦に出て来たなという風に見えますね。逆に言えば、それだけ武力弾圧は遠のいたっていう事も言えるかもしれない。

やっぱり10月1日の建国70周年、あそこが1つの大きな山場で、まぁ、武力弾圧…もしかしたらっていう懸念もあったんですけど、結局は、しなかったと。

それから暫く経ってから、こういう覆面禁止法…こんな事やったって、別にデモが終わるっとか何でも無いと思いますけど。まぁ、分かった上で、そういう事をやったという事は、要するに手荒な事は出来ない。然は然り乍ら、例の銃撃が、依然として続いてますね。


飯田:そうですねぇ。あの実弾使用っていうのがねぇ。


長谷川:続いてますねぇ。で、まぁ、足を撃たれたとか。という事なんで、それも大いに懸念されるんだけど、まぁ、こうやって嫌がらせをしてきた。だから、色んな事をこれからやるんじゃないですか。

つまり、デモはダメ、黒いTシャツはダメとか。まぁ、そういう事をやってという事ですけど。一方、デモ隊の方は、勿論、覆面ダメだと言われて怯む様な人たちではないと思うから、まぁ、暫く、この侭続いていくんでしょうねぇ。


飯田:メールでも色々頂いています。体を張って連日の抗議、凄いの一言。とにかく才気ある若者の未来を摘まないようにしたいものです。亡命するしかないのかなぁ。皆で小さな島でも買って、建国出来ないですかねぇと。


長谷川:国外脱出。既にアメリカとかカナダ、イギリス、或いは近い所では、マレーシアなんかが人気がある様ですけども、そういう話もありますが、まだ極々一部に限られていて。18歳の学生さんが亡命するなんて出来ないでしょうから。

或いは国外脱出する…お金も掛かる事ですし、となると、これはまぁ…こんな言い方をして何ですけれども、私はもう、ホントに悲しいね。悲しい。

つまり、出口が見えないんですよ、これ。絶望的。で、まぁ、唯一、希望の光と言えば、まぁ、これやっぱりアメリカなのかな…と。

アメリカのトランプ大統領が、香港デモについて、事態を注視していると。Closed Monitorだったかなっていう風に、この間の国連演説で、香港のデモにつて言及しておりました。

まぁ、この事が、中国共産党に対する1つの牽制になるかもしれない。なるでしょう、実際。しかも、その前のTwitterでは、大統領は、香港デモで手荒な事があった場合、通商交渉で、合意するのは難しいと。

そこまで言っているという事ですから、これが相当な習近平体制に対する抑止効果を得ていると思います。その辺りがまぁ、救いと言えば救いなんですけど。

だからといって、では、じゃあ、この香港の未来をアメリカの大統領が切り開けるのかって言ったら、それは難しい。


飯田:そこ迄は介入


長谷川:そこ迄は介入出来ない。となると、じゃあ、どうするんだと。


飯田:議会もねぇ、人権民主主義法案を可決して、これから成立に向けてという所。まぁ、大統領が署名すれば、それで発効しますけど。逆に言うと、そうやってこう、外から制裁を掛けるみたいな形でしか、なかなか中に手を突っ込むのは難しいって事ですかねぇ。


長谷川:まぁ、或いはですよ、非常に可能性は低いと思うけれども、この香港の行政長官、今、キャリーラムさんやってるワケだけど、この行政府を仕切っている人たちが中国共産党に対して、反旗を翻すという様な事があり得るか、有り得ないか。

まぁ、もしそれが有り得れば、その時は中国共産党が、行政府に対して、何か行動を起こしてきますよね。

そういう風になると展開は一挙に政治的になってきますから。まぁ、これは新しい可能性があると思うけど、まぁ、そこ迄辿り着くかどうか


飯田:今の所は行政長官は完全に中国側。


長谷川:中国側ですね。


30:35~

飯田:米朝協議の内容聴取の為、滝崎アジア大洋州局長がアメリカへ  菅官房長官は昨日、スェーデンで5日に開催された米朝実務者協議の説明を受ける為、外務省の滝崎アジア大洋州局長をアメリカに派遣すると発表しました。

又、昨日午前、この実務者協議を終えて帰国途中の北朝鮮の金明吉(キム・ミョンギル)首席代表は中国北京の空港で、メディアに囲まれ、「今回の会談には吐き気を覚える。今後会談が行われるかはアメリカ次第。アメリカに準備がなければ、どんな酷い事が起きるか想像もつかないだろう」と述べました。


長谷川:これ以外にも、協議直後には、北朝鮮側は協議は決裂したという風に言っていると。一方、アメリカ側は、いや、クリエイティブな内容が含まれていたという事で、スェーデンに招待受ける。2週間後を目途に、もう1回再協議に前向きだと発表コメントしてるんですね。

多分…それ以外にも、もうチョッと実は、話し合いの中で、北朝鮮が何に関心を持っていたかという様な事についても、まぁ、発表されてない内容があるに違いないから、日本としては、話を聞いていこうという事だろうと思います。

但しですね、私は多くは期待出来ない。一言で言えば、もう、トランプ政権舐められてるっていう状況だと思います。

というのは、この北朝鮮もそうだし、先のイランによるとみられる、サウジアラビアに対する攻撃


飯田:ホォーあの石油施設の


長谷川:そうそう。それから、その直後にイエメンの反武装組織のフーシ派がサウジアラビア国境付近で攻撃して、サウジアラビア兵を数千人捕虜にしたと。まぁ、こういう事も伝えられていますよね。

まぁ、それで…そもそも、事の発端は、ボルトン補佐官の更迭から始まってると。つまり最強硬派の補佐官を更迭したと。しかもその事について、大統領自らですね、多くの意見の違いがあったと言ってると。言ってしまったと。

その事が、イラン、或いはフーシ派に対して、 強気に出させてですね、で、サウジを攻撃したと。攻撃しても全然報復の反撃が何も無かった。

この事を北朝鮮も見ていて、シッカリ観察していて、あぁ、もう軍事攻撃は無いな、完全にという事になってしまい、それだったら、非核化についても、ダラダラ協議続ければ良いやという事のなってしまったんだという風に思います。


で、トランプ政権は、元々中東から手を引きたいというのが、そもそも大統領選からの公約で、これと関連は直接ありませんけど、今日の新聞にも報じられている通り、シリア内戦で、クルド人の武装組織を支援してきたのに、そっから手を引いて、トルコが、そのクルド人部隊を攻撃するのを容認すると。で、アメリカは撤退するという様な事発表していますよね。

つまり、アメリカ、トランプ政権としては、中東もそうだし、それから北朝鮮でもそうだけど、手を引きたいというのが本音だなと。つまり軍事攻撃なんてしたくないという事で、北朝鮮の核開発問題についても、まぁ、言わば舐められてる。

これ位舐められた政権っていうのも記憶が無いな。つまり、サウジアラビア、まがりなりにも同盟国ですよ、アメリカの。それが軍事攻撃されてるのに、反撃しないって言うんであれば、これはねぇ、こういった展開になってしまいますよね、北朝鮮についても。


飯田:まぁね、嘗て北朝鮮が、韓国の船を沈めたりなんかしたり、或いは、人の住んでいる所迄攻撃したっていうのありましたけど、あん時はアメリカはやろうとしたと。ところが韓国側が、それじゃあって言って止めたって言う歴史がありますよ。そうか、アメリカが寧ろ、ドンドン引きたがってる。引きたがってるのは新しい展開だし。


長谷川:そこがね、ボルトン補佐官の更迭で、仄見えてしまい、更に、そのサウジの攻撃に対して、報復しなかったという事で、言わば裏付けられてしまったという状況なんですよね、今は。


飯田:これまぁね、オバマ政権の時代から、実は引きたがっているっていうのはあったと言われてますが、それでも、あの当時は東アジアへのピボットなんていう事を言っていたじゃないですか。これ、全面的に引くって事なっていくんですかね。


長谷川:大統領選を控えてますからね。それよりも、トランプ大統領の頭の中、今、例の弾劾問題、これでせいいっぱい…この弾劾問題も、未だ色んなそのぉ…これが直ちに大統領の法律違反になって弾劾されるかどうか、必ずしも不明な部分が未だあり、予測し難い部分がありますけど。

この問題も抱えているし、まぁだから、北朝鮮も、それから中国もそうでしょうし、そうでしょうが、あのぉ…トランプ政権の足下が揺らいでいると。

しかも、振り上げた拳は、振り上げているけど、それはポーズだけだという事が見えてしまったという事がこういう状況を招いていると。まぁ、これは日本にとっても、良い話ではないですね。


飯田:そうですよねぇ。まぁ、そうなると、日本も自力で守っていくという形になるのか。まぁ、アメリカの関与っていうものを、何とか引き留めておかないといけない


長谷川:あのぉ、同盟国がやられても、報復しないっていうのは、日本の尖閣問題にも影響を及ぼしかねないんですよ。つまり、尖閣が中国に奪われても、アメリカは手出しをしないという事だって、可能性はゼロではないと。

理屈で考えたら、そういう事も言えるんですよねぇ、まぁ、日米同盟と、サウジアラビアとアメリカの同盟は全く違ってて、日米同盟には、防衛義務みたいなモノが、一応明記されている。サウジとの間には、文書による条約ってのは無いと言われてますからね。

実は秘密裡にあるんじゃないかという人も居るんですけど。表面的には、文書はなくて、単にアメリカの軍事基地がサウジにある事を容認していると。それにより、事実上の同盟関係にあると言われているだけだから。

まぁ、日米同盟とはレベルが違うという言い方も出来ますけれど。まぁ、何れにしろ、これは良い話ではないですよ。


飯田:安保5条の適用範囲にあそこも、尖閣も勿論入るんだとは


長谷川:まぁ、サウジよりは強いと言える、そういう意味では言えるんだけど、でも、サウジは何と言ったって、中東に於けるアメリカのプレゼンスの最大の拠点ですからね。