地図のない街

日々金欠に

深夜の電話、未明の着信

2011年05月16日 02時08分21秒 | 日々のことなど
深夜の電話、未明の着信。
どちらもなにやら、
不幸な出来事の知らせを思い起こさせてしまう。

というのも、ここ3~4年から親族が、
ぽつぽつと亡くなっていって、
深夜や未明の電話のベルには、
すっかり敏感になってしまいました。

さて、先週の頭ころだったか、
未明に目が覚めてしまい、
『眠れね~』と困っていたところ、
ちょうど母も起きてきて、
「眠れないの?」「うん、目が冴えて…」
なんて会話をしていました。

そんなときに、突然母のケータイから着信音が!!!

またなにかあったか!

身を縮めて、母の様子をうかがうと、
肩が震えてる。

やっぱり!

でも、なんか違う。
振り返った母が、
「おばさんから、メールが入っていたわ」と、

ここで、ちょっと説明を。
この伯母は、ケータイメールには、
タイトルに中途半端な内容しか打てない人です。

たとえば、
『あり』←意味・ありがとう
『とどき』←届きました
『でんわく』←電話ください
漢字変換なんてもちろんありません。

ところが、この未明のメールは、
一味もふた味も違いました。

まずタイトル。
『ご馳走さま』
意味が通るようになっていて、
かつ漢字変換されています。

そして本文、
『ごちそうさま』
この一文が…あろうことが、
デコメールになっていたのです。

母の肩の震えた理由わかり、
そして、驚きあきれた未明の出来事でした。