地図のない街

日々金欠に

生前式

2016年05月12日 22時10分06秒 | 雑記
ずいぶん久しぶりの更新です。

一ヶ月の間に、熊本地震がありました。
ゴールデンウイークも気づけば終わっていました。

時の経つことの早さに驚く毎日です。

さて、
ゴールデンウイーク中に親友と、都心部をブラブラしながら近況などを交換していました。
私は、相変わらずパッとしない、けれど変わらない毎日だと伝えました。
親友からは、精密検査の結果ちょっと悪い病気が見つかったと聴きました。

おおごとにならなければいいのですが…。


年齢的にも、稀ながらどこかしら悪い病気が見つかったりするようになりました。
もし、なにかあってあの世に逝ってしまって、親族が葬式をあげても、本人はなにも面白いことはありません。
面白がろうとしても、できない。もう亡くなっているのだから。

結婚式、葬式なぞは集まれない人々が算段をつけてどうにか来てもらえます。
さいごに、「いやあ、久しぶりにこんな形で会えて良かったよ」なんて言って別れます。

葬式の場合は、遠方からの客人は本人も会いたいと思うんですよね。

会いたい人に会えず、面白いことは逝ってるから味わえず。
いっその事、生前式をやった方が健全的(?)だと思うんです。

香典を持ってきてもらって、その合計金額次第で皆で会食をして、記念撮影なんかして、
「またねー、来年の生前式で会いましょう!」と別れて終わる。
坊主などは呼ばない。

持ち回りで次はこの人の生前式、次の次はあの人の生前式となる。

それでも、いずれ生前式の出席者は減っていくのでしょうね。
本当に亡くなってしまったり、持ち回りの生前式に嫌気がさしたり。

お祝いごととして、誕生日に集まれるような余裕があると、
もっとゆったりとした時間が流れるのかもしれません。

生前式とは言わず長期休暇は会っておきたい人とゆっくり話す時間を過ごせるよう心がけたいと思います。