地図のない街

日々金欠に

デジタル世代と昭和人間

2019年10月14日 21時45分00秒 | 写真・カメラ
ようやく秋らしくなってきました。
涼しくなるのが待ち遠しいです。

あるまだ暑い日に、学生さんととりとめもない話をしていました。
大学生でギリギリ平成一桁の産まれだそうです。

私の学生時代は遠くなりました。
遠くなったからこそ、いまの学生生活が聴きたいところです。

学部とか、勉強の仕方とか、社会人になることへの希望や不安などなどを聞き。
THE学生生活(?)部活のことを訊きました。

そうしたら反対に、私の学生時代のことを尋ねられて…
「部活、うーん高校の時は写真部やっていた」と応えたら。

ふと、

「いま写真撮るとき全部スマホでしょ?」と訊くと、
「産まれた時すでにデジタルカメラでしたよ」と!
「フィルムカメラ触ったことある?」
「多分、無いですね」
そうかー。

ここでなんとなく昔語りをしたくなりました。

「フィルムカメラの頃はね、手ぶれ補正なんてあまり無かったから、カメラとレンズを構えてファインダーでアングルを決めたら…」
「はい」
「軽く息を止めてそっとシャッターを切ったんだよ」

「命がけだったんですね!」

ジェネレーションギャップを感じました。



SIGMA dp0 Quattro 買ってしまったの記

2017年09月29日 23時57分49秒 | 写真・カメラ
久々の、数ヶ月ぶりの更新です。

日頃の写真撮影はiPhoneで事足りると、
ずっとコンデジを持ち出さなかったのですが……

iPhoneのカメラは優秀なので、
優秀すぎるので、なんとなくで撮ってしまうことが多いです。

ここはひとつ、自分に発破をかける意味でコンデジを買い換えようと決意。
ずっと狙っていたdpの0、1、2あたりを買うつもりでした。

流浪の末、一番取り扱いの難しいdp0を買いました。

14ミリのレンズで、35ミリ判換算で21ミリという、
一見さん御断り的な画角です。

実際のところ使ってみたら難しすぎでした。

もともと、シグマのデジカメはじゃじゃ馬なのですが、
そこに加えて、超広角レンズ!

一筋縄じゃあ行かないな。

とりあえずの作例です。

JPEGの撮って出しと、
RAWを現像したものを、並べておきます。


RAWから現像。


撮って出し。


RAWから現像。


撮って出し。


dpはRAWからどうやって、思った通りの色味を出せるかが勝負所です。
でも、勝負をかけるにはやはりビシッと撮らないと、現像しても薄っぺらな写真になってしまいます。

面倒だけど、楽しいなあ。

写真撮影の礼儀作法

2015年05月18日 22時12分02秒 | 写真・カメラ
カメラ小僧だった頃。もう十年以上前のこと。
写真撮影はデジタルカメラ普及の前に比べると、趣味の世界でした。
一般的には家族の記録写真などを写すくらいでした。

高いフィルム代と現像代を使って写真をガツガツ撮るのは、やはり趣味の世界でした。

ある種狭いコミュニティー(写真趣味人)の中では、暗黙の了解がありました。

1.寺社仏閣内では撮影しない
2.他人の撮影を邪魔しない
3.撮影禁止されているところは撮影しない
4.場合によっては撮影の許可を求める


極たまに、ふらりとカメラ片手に写真を撮りにいくと、
上記を守ってる人の方が少なくなりました。

この4項目は私が自覚的に行う前に、
カメラマンの諸先輩方が、例えば寺社仏閣で撮影しようとしていると、
「こういうところでは…」と教え諭してくれたものです。

今では、ケータイ・スマートフォンを数に入れると「カメラ」を持っている人の方が少ないのではないでしょうか。
爆発的に広がった写真撮影の習慣。狭いコミュニティーではなくなったので、
口伝で「やってはいけない」を教え諭してくれる方が減りました。

カメラ小僧だった頃から早十数年、寂しいかつ忙しい時代になったものです。

SDカードデータ全消去

2015年05月06日 00時13分13秒 | 写真・カメラ
ことの発端は、MacのiPhotoから「写真」アプリに入れ替わってから、初めて写真を取り込もうとしたことにあります。

わたしは、SDカードの中身を消去せずに書き込めなくなったら新しいのを買うようにしています。
いつ、PC内の写真ファイルがどうにかなるかと思うと、どうしても残してしまうのですね。

信頼文具補から、ミミック・コーラルを買いました。
その開封の儀から、ミミック3本勢ぞろいを撮り終え、
さあ、PCに取り込もうとしたら、いつまでたっても、読み込み中。

どうやら、以前読み込んだものと、新規のものを照合している作業をしていたみたいです。
最初はUSBケーブルでX20とMacBook Airをつないで同期していました。
あまりにも時間をくうので、途中終了してSDカードをPCに直刺しにしました。
これでも瞬時には解決せず、ダラダラと作業を開始してから30~40分経ってしまいました。

さすがに、しびれを切らし、FlashairのSDカードなのだからWi-Fi経由で取り込んでみようとしました。
その準備段階で、どこをどう間違えたか、Wi-Fi待機状態ではなく、SDカードのデータを全消去してしまいました。

SDカードの復旧ができると、ググってすぐにわかったのですが、数カットで5,000円近くはだせません。

自分の、まぬけなミスと思い込んで今回はあきらめました。

「写真」アプリの改善が早急に行われないと、写真統合管理ソフトを買わなければいけなそうです。

トホホ。

そんなこんなで、ゴールデンウイークなのに愚痴みたいな更新になってしまいました。

悪しからず。

2015年桜 X20

2015年04月06日 21時20分54秒 | 写真・カメラ
桜開花!
春!!
さあ、写真の季節!!!

と、思っていたら。
暖かい日々が続きあっという間に満開そして葉桜へ。

今年の桜を撮り収めたのはラッキーでした。

昨年の秋頃、FUJIFILMのX20を購入しました。
初めは中古の価格がこなれてきた、X10にしようとしたのですが、
なにぶんオートフォーカスがとろい。
X20の光学ファインダーのほうが、情報量が多いなど、
その場で、X20に決めてしまいました。

ポツポツと撮りためていたのですが、
桜の季節をX20撮影したものをご紹介。











写真はすべてJPEGでの撮って出しです。

昨年のDP1xとはまた色味がずいぶん違うのが新鮮です。
DPと比べると、Xのほうが自然な感じがします。

X30から光学ファインダーではなくEVFになりました。
X10とX20の光学ファインダーの評判が悪かったのでしょうか?

確かにパララックス(光学ファインダーと実際に写る範囲のズレ、視差)が大きく、
あれ?と思うことも多いのですが、これはこれと割り切ると案外面白いものです。
なにもかも100%完璧なカメラなどないのですから、パララックスで遊ぶくらいの気持ちで使うと、
X10、X20は面白いカメラです。