遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

秋山公道『農魂』

2023年08月12日 | 文人書画

昭和に活躍した書家、秋山公道の行書『農魂』です。

 

56.0㎝x122.5㎝(軸先含まず)、本紙 33.8㎝x43.7㎝。平成8年。

秋山公道(明治三七(1904)年ー平成九(1997)年):静岡県生、名、晴次。新日本書道会主催。京都を中心に活躍。独特の漢字書で知られる。

 

茶掛けスタイルで、「農魂」の文字が行書で書かれています。

秋山公道は、先に紹介した日比野五鳳と同時期に活躍した書家です。漢字の公道、仮名の五鳳と称されました。

私は、氏の晩年近くに、秋山公道氏の知遇を得ました。今回の品は、私をイメージして揮毫された書をいただいたものです。

「農魂」==>「連作大王」として花開く(^^;)を見て、陰ながら公道氏もカラカラと大笑い!?(^.^)

コメント (6)
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