遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

枯れてなお、太り続ける?里の芋

2023年03月13日 | ものぐさ有機農業

もう春夏野菜の準備をしなければならないので、畑にそのままにしておいた里芋を掘り上げようと思いました。例年は、12月中に全部掘って保存するのですが、今回は4株だけそのままにしておきました。種用の里芋が、小屋で保管中にダメになるかもしれないけれど、土中ならば生き延びるのもあるだろう、と保険をかけたのです。

案の定、小屋に置いてあった発泡スチロール箱の蓋をきっちりと閉め過ぎてカビがきていました。あわてて空気に晒して乾燥し、事なきをえました(^^;

というわけで、畑の4株は御用済みなので、掘り上げることになったわけです。

簡単に覆っておいたマルチを剥いでみると・・・

どうやら、株は残っています。

4株とも、腐ってはいないようです。

でも、何かが違う!!

芋がどれも異様に大きい!

 

手にあまるほどの芋もかなりあります。

これは一体どうしたこと??

この場所には、110個の種を植え、すべて育ちました。12月中旬までに、106株を掘りました。トータルで300㎏ほど、この備中鍬一本でよくもまあやったものです(^.^)  何回か計量して出来具合をみました。ほとんどの株は、2.5㎏-3.5㎏の大きさでした。芋の大きさは、大小さまざま。

ところが、今回は4株で、16㎏にもなりました。しかも、小さな芋はほとんどなし。これはもう、越冬中に太ったとしか思えません。

上の葉はとっくに枯れているのに、地下の芋が太る!?!?

光合成原理に反するようなことが起こりうるのでしょうか?

謎は深まるばかりです。

ジャガイモでも同様に、冬の地下太りが見られたという報告があります。

葉がなくなってもなお、芋類は太るのでしょうか!!!???

 

 

 

コメント (10)
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