遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

早くも二色咲きの酔芙蓉と朝顔

2022年09月23日 | 故玩館日記

このところ、朝晩、急に冷え込んできました。

今朝の中山道脇の酔芙蓉です。

毎年楽しみに待っている二色咲きが早くも実現。

左は昨日の花(ピンク)、右は今朝咲いた花(白)。

 

同じ畑の端にある朝顔(蜂刺され用)も、

二色咲きです。

上は昨日咲いた花(赤紫)、下は今朝咲いた花(青)。

酔芙蓉も朝顔も、一日しか咲かない花です。日中、時間がたつにつれて色が変わり、夕方までには萎れて終わります。このメカニズムについては、以前のブログをご参照ください。

花の老化、格好よく言えばエイジングですね。ほんと、花の命は短いです。

ところが、1日のはずの寿命が、1.5-2日に伸びることがあります。その条件は二つ。➀植物の勢いが良い、②気温が低い。この条件下では、寿命が延びるのです。その結果、前日に咲いた花が次の日まで生きている(^.^)

例年、二色咲きが見られるのは、10月に入ってからです。今年は半月以上早い。

その理由は、夏場に雨が多くふり、酔芙蓉の木や朝顔が元気いっぱいだからだと思います。

 

ps. 二色咲きの花たちの東側では、廃屋2棟の解体がすすんでいます。もうほとんど、残っていません。ガンガンと打ち壊すのかと思っていたら、それほどの音がしません。驚きました。ショベルカーの先に巨大な蟹の爪のような鋏をつけ、それで鉄骨でも柱でも切り刻んで解体していくのですね。でも、解体跡はまだ廃材の山。そちらに目をむけることなく、二色咲きの方を愛でることにします(^.^)

 

コメント (6)
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