今日の誕生花は「ジンチョウゲ」。花言葉は「栄光・不滅」
「ガーデン倶楽部」のブログよりお借りしました
今日(2.23)は権力に抵抗した「竹槍事件」(たけやりじけん)が有った日です(昭19)
私はこのような強烈な事件が戦時中にあったことを知りませんでした。今日はジャーナリズムの記念日にしても良いくらいの日なのですね。昭和19年、「竹槍では間に合わぬ…敵が飛行機で攻めてくるのに竹槍をもっては戦い得ない」という死を賭(と)して発信されたスクープが毎日新聞に掲載されました ―戦前・戦中に大手新聞社が戦争を鼓舞(こぶ)してきたのは、まったく別の問題―
1ジャーナリストおよび新聞社が権力を真正面から批判しました ―今と違い権力に意見を言うなんて考えられなかった時代です― 一億総玉砕(ぎょくさい)を国民に強要していた政府すなわち東条英機(とうじょうひでき)内閣はこの記者および新聞社を徹底的に弾圧します。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090223/acd0902230214000-n1.htm (産経ニュース 「次代への名言」から関連記事)
結局、他の新聞社が追随(ついずい)しなかったこともあり、政府を追い込み戦争終結を早めることはできませんでした。歴史にifは禁句です。しかし、権力に抵抗した人間を回りのジャーナリストが支えていれば、日本は原子爆弾の投下を受けずに戦争終結になっていたかも知れません。
私は、この記者のように反権力で先頭を走り世論を動かすような器量は持っていないと考えます。しかし、先頭を走る人を微力ながらサポートするくらいのことは出来る人間でいたいと思います。