民主党・小沢前幹事長は「TIME」の表紙を飾った経歴のある人物です(戦後の日本人では「松下幸之助」など10人のみ)
―記事とは無関係です―
社会コストは「見えざるコスト」と言われます。「いかに安く生産するか」を中心に思考すると「社会コストを膨張させ、商品の価格を抑える」という手法がとられることも多いようです。
「社会コスト」の一部を具体例で紹介します。私の大嫌いな原子力発電。社会コストを上乗せしないで電気料金がきまります。
原発の社会コスト。放射能汚染による医療費の増大、廃炉の際の最終コスト、海水を利用し温水を廃棄することによる地域の生物多様性を奪うこと… これらの損失は電力価格に反映されることが少なく、出してくる予定価格にも含まれないことも多いようです。当然ですが、価格が低く抑えられる傾向があります。
社会コストと言う思考法。価格の算出法が困難? なため日本では一般的では無い? しかし、欧州ではきわめて普通の思考法です。算出の計算公式まであるようです。
大企業が自分の財布の外で支払われる「社会コスト」の考え方。21世紀の日本でも当たり前にし欧州並みにしたいと私は思います。
PS. 原発で一部のヒトがモウケルことに反発するジジババの映画の予告編
瀬戸内海に浮かぶ祝島(いわいしま)。中国電力によって原子力発電所が建設されます。
島民(ジジ・ババ)は反対しています。映画にしてメーッセージを伝えます(2分21秒の動画) 予告編が出来ました。美しい海がでてきます。もうすぐコンクリづけにされます