
「宝塚バウホール」の公演行ってきました。

『(ミュージカル)オネーギン』脚本・演出は植田景子さん。
主演男役は、さすがな貫禄と巧みな演技の専科・轟 悠さん。

始まったばかりは
いつもの轟さんの独特な発声に「ウッ」と思ったのですが
だんだんと、
その完成された、轟さん独自の男役の魅力と
巧みな演技に引き込まれていきました。
女性の脚本、演出は
男性演出家よりも、こだわりすぎない
きめ細かい演出で満足させてくれます。
今回もなかなかな演出に「へ~~!!・・・」と
感じる箇所が多々ありました。
友人が応援している方 彩凪 翔さん
主役オネーギンの14歳の頃の役をしておられました。
とっても可愛く初々しくて、これからが楽しみです。
友人も応援しがいがありますよね。
私なんか、応援する気力・体力がないんで、彼女を見ていると
「そこまで面倒みるんや!すごい!」と感心してしまいます。
声援に応えて、中途半端で終らないで
頑張って、レッスンに出てアピールして
到達点まで頑張ってほしいものです。
小さい劇場なので、演じておられる一人一人の息遣いまで感じられます。
みんな本当に素晴らしい・・・。
端役でも、ひとりひとりが活き活きと演じているのをみるのは
こちらも幸せになります。
しかし、ベテランの轟さんに太刀打できる人は
結構限られると思うのですが、
オネーギンの親友役の緒月 遠麻さん
見事に演じてられていて印象的でした。
又 オネーギンの母親役、専科の美穂 圭子さんの歌声と貫禄にも拍手でした。
ベテランの方は絶対に絶対にお芝居では必要ですよね。
劇団は大切にしてほしいなって思いました。
素晴らしい舞台でした。感謝でした。