『正義の企画』ブログ 〔ヨイコト ガ ヒョウカ サレル オテツダイ ヲ シタイ〕

日本PR協会認定「PRプランナー」の個人ブログ。
その課題は企画と広報で乗り越えられる!〔終わらない男・米山哲司〕

コミュニティを壊してはいけない!

2013-11-27 07:59:12 | Weblog


昨日は「地域活性化フォーラム」に参加いたしました。

お世話になっている万協製薬の
松浦社長も登壇され、
「従業員は会社の仕事だけでは育たない」、
「社外の活動、地域社会との接点を考える社員を増やすことが大事」、
「CSRは大企業だけのものではない!(万協製薬さんは従業員100人とのこと)」、
と、いつもながらの素晴らしいお考えを
聞かせくださいました。

コーディネイターをされた、
明治学院大学の原田勝広 教授は、
以前、松阪に講師としてお招きしたことがございます。
そのときは原田先生とオルタナ森編集長の対談でした。
ビック対談ですね!

原田先生は、
「CSR monthly」
編集長もされていまして、
この分野を長く専門にされていらっしゃいます。
フォーラムでも、
「企業は公益的な視点・NPOマインドを持つべきであり、NPOは適切な対価を得ることも意識しサステナブルな視点を持つべき。そこに連携、協働のフィールドが生まれる」、と。
さすがでいらっしゃいます。

地域づくりを行うのは、
行政だけではなく、
その街に関わる県民・市民を含めた全体です。
企業もNPOも
地域活性化事業、行政の行事、地域の祭りに
もっと関わるべきなのでしょう。

「コミュニティ」を考えていく上で、
地域住民だけでなく
地域の企業もしっかりと加われば、
いわゆる「企業市民」となり、
力強く推進されていくことでしょう。
きっと
地域住民は地域企業のことを知りませんし、
地域企業は地域住民のことを知りません。
そこを丁寧に考えている企業は
「ステークホルダーダイアログ」を実施なさっていますね。


フォーラムの終盤で
「コミュニティを壊してはいけない」
「地域を死なせてはいけない」
の言葉が
非常に印象的でした。

それをおっしゃったのが、
自治会でなく、
行政でもなく、
NPOでもなく、
一般企業の松浦社長がおっしゃるのです。

鳥肌が立ちました。

そのような感覚の経営者が
三重県内にいることは
大きな宝物ですね。
そのような宝物を
「増やしていく活動」と
「広く伝えていく活動」が
地域づくりの一歩なのでしょう。

学ばせていただきました!
ありがとうございました!