元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

おつかれさんテスト

2012-05-26 23:59:19 | 身体
本日は 体操教室の生徒さんの御紹介で、ジャズダンスの先生、フラダンスの先生とフラダンサーさん、5歳のHくんのコンディショニングをさせていただきました。
ダンサーのみなさんは ダンスからの疲労の蓄積でしょうか・・・
身体のアチコチ(膝、肩、腰、足首など)が痛いとのこと。
日頃、ダンスの後のクールダウンは ほとんどしていないせいでしょうか。タイトネステストを行うと、ほとんどが陽性でした。
タイトネステストとは 筋肉の疲労度を表します。
“おつかれさんテスト”です。
筋肉が疲労すると、柔軟性が失われます。


例えば、太ももの裏側(ハムストリングス)の筋肉の疲労度を見るタイトネステスト↓IMG_1669
方法:下の脚を浮かさず、腰の位置を動かさず、挙げる脚の膝は曲げずに股関節を屈曲します。
股関節屈曲角度の正常可動域は 床から90度ですが、太ももの裏側が硬くなると、脚が挙がらず、膝が曲がってしまいます。

太ももの裏側が硬いと、腰痛の原因になります。

このように、ストレッチのポーズに似たタイトネステストを行って、筋肉の疲労度を早めに知ると、関節痛を予防する事が出来ます。
そして、タイトネス(筋疲労・筋緊張)を改善すべくストレッチやマッサージをおこなえば、疲労を緩和し、ベストな筋肉の柔軟性や関節可動域を保ってダンスパフォーマンスも向上するでしょう。


さて、5歳Hくん・・・
幼稚園の運動会で、どうも走り方がおかしい・・・聞けば足首や膝が痛いと言っている・・・と、おばあちゃまからの連絡があり、出動しました。
毎日、縄跳びに一生懸命で、最高2000回も飛んだそうです。
ジャンプでタイトネスになるのは ふくらはぎ(腓腹筋)。
腓腹筋のタイトネステストをすると、「イテ!イテ!」
Hくんの腓腹筋は カチコチ、、
マッサージをすると、起きている間は止まることのない(笑!?)Hくんが 気持ち良さそうに止まりました。
IMG_1031
そして、ストレッチをしたのち筋緊張が緩和したらしく、走りまわっていました。
若いと反応が良くて、うらやましい~!

しかし、2000回は いくら子供でもオーバーワークです。
運動の時間や回数に気をつけて、運動の後は特に、
日常生活でも筋肉は使われ、疲れますので、1日の終わりには ストレッチをして筋緊張を残さないようにしましょう!





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