元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

あなたの歩き方

2012-05-07 22:35:21 | 身体
最近、ジョギングの後に歩くと、自然と歩幅が大きくなる事に気づきます。
走っている間に、股関節周囲の筋肉がダイナミックストレッチされて可動域が大きくなるのでしょう。

「・・・ということは 普段の歩幅が小さくなってしまっているんだ~?!」

同時に衰えを気づかされます。

でも、これをしなくなれば、もっと体力の衰えは急な下り坂になるのだから、ぼちぼちとジョギングを続け、普段も歩幅を大きく歩く事にしています。


体力の低下とともに、歩くスピードは遅くなり、歩く姿も変化します。
歩幅が狭くなります。
股関節の前後の動きが少なくなり、骨盤周辺(お腹の下、ヒップなど)や太ももの前後の大きな筋肉の可動が少なくなります。
同時に、その大きな筋肉は 使われることなく弱ってしまいます。
その代わりに膝が曲がり、膝から下の小さな筋肉に重労働が科せられるようになり、非効率的な疲れやすい歩き方になります。
残念ながら、若い女性も 高いヒールを履いて膝を曲げている人が多いですね。
膝を伸ばす筋肉、大腿四頭筋が弱いのでしょう。

そのうち、膝関節に負担が大きくなり痛みが出るので、膝関節を使わない横揺れのペンギンのような歩き方になります。
こんな悪循環に入る前に、早く気づけば良いのですが。

歩くスピードを上げ、歩幅を大きくすると、大きな筋肉が使えて、効率が良くなり、以外に疲労が少なくてすみます。
先日は病院で軽度の変形性膝関節症の方にアドバイスすると
「痛むから、かばってゆっくり歩いていたけれど、この方が痛くないね?!」
と、おっしゃっていた方もありました。

うちの体操教室の方は70歳、80歳になっても、膝が曲がらない!伸びない!痛い!変形性膝関節症になりません。
もちろん私も、将来の目標です。
歩き方を意識していますから。

あなたも いかがですか。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿