どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

まるで。

2011-10-26 12:54:02 | Weblog
世界はまるで何もなかったみたいに、もう別な悩みに移行してる。
「五年持たせれば、金持ちになってるさ。」
「五年?!」
「五年。大丈夫。任せろよ。」
「分かった。任せた。アタシは何をすればいい?」
「技術向上。接客向上。決まってんだろう、バカ。」
「バカ?カス。」
「カスです。デブ。」
その五年目への一日目です。

昨日が4周年。
ゆきえさんの誕生日でもありました。

Smile for birthdayも、スコップ団も、全てこの子たちの為に始めた事。
家にはチャコという犬がいて(デブ)、震災後、瓦礫の中を脱走したが見事に俺に助けられたというdogwoodに繋がりそうな話もある。
チャコは覚えているようで、昨夜も懐いて甘えてきた。
「覚えてんだっちゃ。」
と周りは言うけど、どうなのかね?

「やぁ、久しぶり。」
と家に行くと、三女が嬉しそう。
「久しぶりじゃないよ。テレビでいっぱい見てるから。」
「・・・。」
喋れなくなった。
嬉しくて。悲しくて。
「しょっちゅうテレビさ出てっから、皆で大騒ぎしてたんだよ~。」
とお母さん。
「そうすか。」
みんな元気そうで良かった。
「誕生日だって覚えてくれてたんだなぁ。」
とお父さん。
忘れねぇさ、あんだけアピールされたら。
「カバンでいいよ。」
「カバン?」
「あ。バッグか。」
「やだよ。なんで。」
「指輪もいいなぁ。超でかいダイヤ。」
「なんでだよ。だから。」
「10月25日を組み替えるとね、1025だから、0512でリョウと同じ誕生日になるの。」
「ほんとだ!」
「すごいよね!」
「いや、別に。呼び捨てにすんな!お前!」
だから覚えてる。

バカ集合。


こんな感じ。
すごくキレイ。
作ったのは、ひょろ長いおじさん。


玄関で、かつやと九二四四が火を点けて持っていくと、歓声があがる。


「電気消せよ。」
と俺が言うと、三女が、
「電気!電気!消せって!!電気!!」
と軽くテンパった。
なぜ、そんなに慌てた?


みゆちゃん(長女)が用意した【I love you】のロウソクに取り換えた。
ハッピーバースデーよりも、どんな言葉よりも素敵な言葉だけど、切なくて泣きそうになってしまった。

みゆちゃんからメールが来た。
「ケーキおいしかったです(^^)ありがとうございました。」
添付されてた写真。
おいおい、醤油も写ってるぞ~!!


みんなで美味しく食べたみたい。


Smile for birthday
は、三女が落ち込んでいた4月11日の誕生日の日に、材料もロクに揃ってない中で、九二四四がなんとか作ったケーキを渡したら、
笑ってくれたことから始まりました。
そしてその日がスコップ団の初日の活動。
【家の前の瓦礫を、全部消す】

全ては、彼女たちの笑顔の為に始めた事。
俺が何したって、世の中はビクともしない。
けど。
彼女たちの住む世界をさ、なんとかするのは出来ると思ってる。
男だからな。
強くなりたい。

その世界の中に、俺の家族も含めた、友達や社会がある。
彼女らの誰かが、山元町の誰かと友達になるかもしれないしね。

頑張ろうぜ。

そして、発表できる企画があります。
協力と拡散をお願いします。

来年の3月10日(土)に、天国に花火を打ち上げます。
冬の花火大会をする。

ここら辺で一番高い場所から、花火をあげる。
【泉ヶ岳で花火大会~天国にぶっ放せ~】
昨日、その申請許可の電話が来た。
また、ゆきえさんがなんかしてくれたんだろうよ。

やるな。

どデカい花火大会を、山の上で、真冬に、街からも見えるように、死んだ人全員分を目標にぶっ放す。
日があるようで、あまりない。
スコップ団プレゼンツ第三弾。
どデカい花火大会。

今年の夏、多賀城で見た花火大会。
感動的だった。
もっとすげぇことやる。


今から、シフト調整していて下さい。
やるぞ。

凄そうなことを、片っ端からやるぞ。
俺は。