俺にしばかれる寸前のしなっち。
この3日で、一番疲れた。
集中力が、もうねぇよ。
奥さんが好きだったというブランドの紙袋に護られて、こいつの息子は、そこにいた。
見つけたのがパパじゃなくて、俺でごめんなさい。
パパを待ってたんだろう?
ごめんな。
よかった。
泣いて、頭が痛い。
しなっち。
奥さんも息子も可愛かったんだなぁ。
お前、強いな。
今度お前、飯奢れ。
ファック災害。
ボケ災害。
うんこ災害。
なにをぶっ飛ばしてやりゃいいんだ?
「スコップ団」らしい写真だなぁ。
人数の少なさも、スコップ団らしい。
奇跡が起きた。
本当に奇跡的。
今から山元町に向かう。
雄大の運転で。
俺ぁ寝る。
夜は仕事だ。
疲れた。
しなっちのような強さが欲しいぜ。
頭痛い。
この3日で、一番疲れた。
集中力が、もうねぇよ。
奥さんが好きだったというブランドの紙袋に護られて、こいつの息子は、そこにいた。
見つけたのがパパじゃなくて、俺でごめんなさい。
パパを待ってたんだろう?
ごめんな。
よかった。
泣いて、頭が痛い。
しなっち。
奥さんも息子も可愛かったんだなぁ。
お前、強いな。
今度お前、飯奢れ。
ファック災害。
ボケ災害。
うんこ災害。
なにをぶっ飛ばしてやりゃいいんだ?
「スコップ団」らしい写真だなぁ。
人数の少なさも、スコップ団らしい。
奇跡が起きた。
本当に奇跡的。
今から山元町に向かう。
雄大の運転で。
俺ぁ寝る。
夜は仕事だ。
疲れた。
しなっちのような強さが欲しいぜ。
頭痛い。
おつコップ!
仕事も終わったので、報告します。
いつも応援ありがとうんこ。
さて、昨日8軒って書いたけど、昨日は9軒だったね。
でもね、民家5軒はどれもこれもがでかくて2軒に相当します。
つまり14軒並みの疲労度。
エステ・デ・疲労度。
ご覧じろ!
雄大、出番だぜ!
「集合!」
さぁ道具を運ぼうぜ!
えっさ!ほいさ!
楽しそうね。
「あ~、チミたちは、完全に包囲されている。お母さんが泣いているぞ!」
五軒あるうちの一軒。
もう、疲れすぎてどれがどの家だったか・・・。
記憶が曖昧。
曖昧模糊。
床が見えたぞ~!
足場が悪いので、平均台のようです。
俺、運動神経いいんです。
後光も指すわな。
いい家だもの。
スコグロ。
イカしてる。
スコグロを作ってくれた会社さん。
ありがとう。
感動秘話があるけど、業務上お知らせできません。
でも、本当にありがとう。
「でさぁ、俺、ハッキリ言ってやったんだよ。」
「マジすか!リスペクトっすよ先輩!」
「今度、お前らにもエロ本貸してやっかんな。」
「マジっすか!
みたいな雰囲気だね。
名入れの【てみ】
ありがとう。
抱きしめたい。
位牌を探してたおばあちゃん。
「あんまり泣いてると、タンクトップの兄ちゃんに怒られるから泣きやんでから行ってね!と言われたの。」
「はぁ。」
「ありがとう団長さん。」
「触んなよ!!」
「写真撮りましょう?」
「触んなって!オルァ!」
すごく喜んでた。
ありがとう、みんな。
おばあちゃん、一生忘れないってさ。
忘れちゃってもらっていいよね?
空が素敵ね。
重いのは嫌でおじゃる。
嫌でおじゃる~
重いってマジで。くそ。
ピッカピカだ。
良かったね。
ナイスコップ。
ここまで来ると【団】って感じね。
俺はどこにいる?????
いた!
ちっちゃ!!
余裕がございませんで、あんまり他の現場の写真はございません。
さぁ、日曜日です。
サカタの服(自衛隊)を借りてご機嫌の俺。
レッドブルもらっちゃった。
ナカユウが脇に入ってきた。
変態だと思う。
一軒目でござる。
空が綺麗だ。
草がボーボーキング。
これを覚えていてください。
後からすごいよ。
ハコベ!
おろせ!
あらえ!
さっきのボーボーが・・・。
こうなって・・・。
こうなる。
日本の若者はまだまだ捨てたものじゃあるまい。
この泥が、全て家の中にあったもの。
メシ。
体を動かすと、メシもうまいな!
これが家でゴロゴロしてたら、うまくねぇぜ?
俺はモノを食う時、少し内股になるのかな?
・・・。
「俺、いつまでも先輩にへ~こらすんの、ムカつくんすよね。」
「なにぃ?!」
「その血管も、いい加減にしろって感じっすよ。」
「おいおい。ケンカはやめなさい。」
そんな感じの写真だね。
「ワタシノクニニ・・・。」
「こんな美味しいフルーツないってんでしょ?はいはい。」
ナベケン。
草刈番長。
とにかく、途方に暮れます。
これを見ると。
スコップ山。
ケルヒャー隊の新入り【靴の石川】(レベル1)
それをサポートするワイパー、レナちゃん(レベル30)
はいピッカピカ!
なつかれちゃったよ。
コアラに。
「ねぇ了くん、終わったらオジサンがご挨拶したいって。」
「いいよ。めんどくさいから。早く帰りたいし。どうせ、感極まって喋れないし。」
確かに俺はそう伝えた!
なぁ!
雄大!
言ったよな。
・・・。
なのに・・・。
結局、ろくすっぽ喋ることも出来ず。
「ばびがどうございばじだ!!!!!!」
って言ってた。
俺が嫌なのは、なんでこんな立派なオッサンが、
こんな状況になって、悲しい思いもして、挙句の果てに俺達に頭を下げるんだよ!
ってこと。
「よくやった!日本の若者!褒めてつかわす!!」
ぐらいで丁度いいんだがなぁ、本当に。
頭下げさせんのやめにしようぜ、マジで。
嫌だ俺は。
「大丈夫すか団長、着替える気力もないんですか?」
「うるせぇボケ。着替えを忘れたんだよ。」
「元気ないっすね。」
「元気だっつぅの。これを見ろ!エアロナイスコップ!」
「すげぇ飛んでる!!」
「ふっふっふ。レッドブルを飲んだからな。今日一日で4本も。」
ベトナムからの転校生スコッパー
「おつコ~ップ!!」
「もう、うるさいよ了くん。」
「おつコ~~~~~ップ!!!」
「耳がいたい・・・。」
(あの人達、帰っちゃったなぁ。)
(また来るよ。おばちゃん達には二度と来ないって言ったけど。また、来るね。)
昨日の5軒の民家の方々。
今日の3軒の方々。
皆が、
「ここにもう一度住みたい。」
と気持ちを変えてくれたってさ。
よかった。
9月1日に避難指定区域が、解除される。
そしたら待機しているボランティアの方々が何万人とこのエリアに入ることが出来るようになります。
素晴らしい!
そしたら早いね。
俺達なんかよりも、もっともっと早い。
9月以降、俺達はもう少し海寄りに移動する。
県境や南側はまだまだです。
一生やるわけじゃない。
今だからやんなきゃいけない。
「何もしなかった。」
というオモイから、いつか必ず来る温度差は俺達自身の首を絞めるだろう。
一日でもいいから来てみてちょんまげマーチ!
今日の三軒のおばちゃんたちは、
「一生語り継ぐ」
ってさ。
「あぁ、そうしてくれ。」
と言ってやった。
「日本の若者もまだまだ捨てたもんじゃねぇって伝えてくれ。」
「そうね。そうするわね。」
「なんで泣いてんだよ!!帰ります!さようなら!!」
「団長、写真を撮ろう!」
「嫌だ!」
「記念に。」
「何の記念だ。津波なんか記念になるかボケ。」
「いいの!」
「・・・はい。」
それがさっきの写真です。
「よかったね片付いて。皆に感謝しないといけねぇな。帰ります。色々失礼しました。」
「あのね、団長。アナタ本当にかっこいい。」
「そうだろう?ダンプはもっとかっこいいんだ。」
「かっこいいね本当に。これは買ったの?」
「買ったの。」
「なんで?」
「人助けに、理由はいらねぇだろう?さようなら。」
決めてやったぜコノヤロウ!
「アンタたちが泣いてるのを見てられないんです!」
って言ったら、俺が泣いてしまうじゃんか。
本当のことは、いつでも胸の奥に。
ずっと側にはいれねぇし、やれることも、あんまりなくてすみませんという気持ちでいっぱいです。
泥なんてあとで拭けばいいし、ずぶ濡れになってもバカだから風邪とかひかないし。
体力のある俺達に任せて町内会。
俺は人の為に出来ることはあっても、人の為に生きることは出来ないかっこ悪い人間です。
寂しがり屋だし。
皆さんの辛さは分かち合えないし、俺の辛さも分かってもらおうとは思わない。
だけど【本来やらなくてもいい】片付けぐらいはやれるだけ手伝うよ。
生きる時代が一緒だったら、恋人だったかもしれないからね。
だから、ボランティアという言葉が嫌い。
お互い様だ。
しめっぽいのは似合わねぇ。
明るくいこうぜ。
ぷっぷ~!!
泣くのは嫌でおじゃる。
一生分泣いたじゃないか。
もういいぜ。
疲れた。
明日は怒涛の3スコップラストデー。
俺と副団長のみ。
まぁ任せろや。
ゴー女川!ゴー!!
寝る。
仕事も終わったので、報告します。
いつも応援ありがとうんこ。
さて、昨日8軒って書いたけど、昨日は9軒だったね。
でもね、民家5軒はどれもこれもがでかくて2軒に相当します。
つまり14軒並みの疲労度。
エステ・デ・疲労度。
ご覧じろ!
雄大、出番だぜ!
「集合!」
さぁ道具を運ぼうぜ!
えっさ!ほいさ!
楽しそうね。
「あ~、チミたちは、完全に包囲されている。お母さんが泣いているぞ!」
五軒あるうちの一軒。
もう、疲れすぎてどれがどの家だったか・・・。
記憶が曖昧。
曖昧模糊。
床が見えたぞ~!
足場が悪いので、平均台のようです。
俺、運動神経いいんです。
後光も指すわな。
いい家だもの。
スコグロ。
イカしてる。
スコグロを作ってくれた会社さん。
ありがとう。
感動秘話があるけど、業務上お知らせできません。
でも、本当にありがとう。
「でさぁ、俺、ハッキリ言ってやったんだよ。」
「マジすか!リスペクトっすよ先輩!」
「今度、お前らにもエロ本貸してやっかんな。」
「マジっすか!
みたいな雰囲気だね。
名入れの【てみ】
ありがとう。
抱きしめたい。
位牌を探してたおばあちゃん。
「あんまり泣いてると、タンクトップの兄ちゃんに怒られるから泣きやんでから行ってね!と言われたの。」
「はぁ。」
「ありがとう団長さん。」
「触んなよ!!」
「写真撮りましょう?」
「触んなって!オルァ!」
すごく喜んでた。
ありがとう、みんな。
おばあちゃん、一生忘れないってさ。
忘れちゃってもらっていいよね?
空が素敵ね。
重いのは嫌でおじゃる。
嫌でおじゃる~
重いってマジで。くそ。
ピッカピカだ。
良かったね。
ナイスコップ。
ここまで来ると【団】って感じね。
俺はどこにいる?????
いた!
ちっちゃ!!
余裕がございませんで、あんまり他の現場の写真はございません。
さぁ、日曜日です。
サカタの服(自衛隊)を借りてご機嫌の俺。
レッドブルもらっちゃった。
ナカユウが脇に入ってきた。
変態だと思う。
一軒目でござる。
空が綺麗だ。
草がボーボーキング。
これを覚えていてください。
後からすごいよ。
ハコベ!
おろせ!
あらえ!
さっきのボーボーが・・・。
こうなって・・・。
こうなる。
日本の若者はまだまだ捨てたものじゃあるまい。
この泥が、全て家の中にあったもの。
メシ。
体を動かすと、メシもうまいな!
これが家でゴロゴロしてたら、うまくねぇぜ?
俺はモノを食う時、少し内股になるのかな?
・・・。
「俺、いつまでも先輩にへ~こらすんの、ムカつくんすよね。」
「なにぃ?!」
「その血管も、いい加減にしろって感じっすよ。」
「おいおい。ケンカはやめなさい。」
そんな感じの写真だね。
「ワタシノクニニ・・・。」
「こんな美味しいフルーツないってんでしょ?はいはい。」
ナベケン。
草刈番長。
とにかく、途方に暮れます。
これを見ると。
スコップ山。
ケルヒャー隊の新入り【靴の石川】(レベル1)
それをサポートするワイパー、レナちゃん(レベル30)
はいピッカピカ!
なつかれちゃったよ。
コアラに。
「ねぇ了くん、終わったらオジサンがご挨拶したいって。」
「いいよ。めんどくさいから。早く帰りたいし。どうせ、感極まって喋れないし。」
確かに俺はそう伝えた!
なぁ!
雄大!
言ったよな。
・・・。
なのに・・・。
結局、ろくすっぽ喋ることも出来ず。
「ばびがどうございばじだ!!!!!!」
って言ってた。
俺が嫌なのは、なんでこんな立派なオッサンが、
こんな状況になって、悲しい思いもして、挙句の果てに俺達に頭を下げるんだよ!
ってこと。
「よくやった!日本の若者!褒めてつかわす!!」
ぐらいで丁度いいんだがなぁ、本当に。
頭下げさせんのやめにしようぜ、マジで。
嫌だ俺は。
「大丈夫すか団長、着替える気力もないんですか?」
「うるせぇボケ。着替えを忘れたんだよ。」
「元気ないっすね。」
「元気だっつぅの。これを見ろ!エアロナイスコップ!」
「すげぇ飛んでる!!」
「ふっふっふ。レッドブルを飲んだからな。今日一日で4本も。」
ベトナムからの転校生スコッパー
「おつコ~ップ!!」
「もう、うるさいよ了くん。」
「おつコ~~~~~ップ!!!」
「耳がいたい・・・。」
(あの人達、帰っちゃったなぁ。)
(また来るよ。おばちゃん達には二度と来ないって言ったけど。また、来るね。)
昨日の5軒の民家の方々。
今日の3軒の方々。
皆が、
「ここにもう一度住みたい。」
と気持ちを変えてくれたってさ。
よかった。
9月1日に避難指定区域が、解除される。
そしたら待機しているボランティアの方々が何万人とこのエリアに入ることが出来るようになります。
素晴らしい!
そしたら早いね。
俺達なんかよりも、もっともっと早い。
9月以降、俺達はもう少し海寄りに移動する。
県境や南側はまだまだです。
一生やるわけじゃない。
今だからやんなきゃいけない。
「何もしなかった。」
というオモイから、いつか必ず来る温度差は俺達自身の首を絞めるだろう。
一日でもいいから来てみてちょんまげマーチ!
今日の三軒のおばちゃんたちは、
「一生語り継ぐ」
ってさ。
「あぁ、そうしてくれ。」
と言ってやった。
「日本の若者もまだまだ捨てたもんじゃねぇって伝えてくれ。」
「そうね。そうするわね。」
「なんで泣いてんだよ!!帰ります!さようなら!!」
「団長、写真を撮ろう!」
「嫌だ!」
「記念に。」
「何の記念だ。津波なんか記念になるかボケ。」
「いいの!」
「・・・はい。」
それがさっきの写真です。
「よかったね片付いて。皆に感謝しないといけねぇな。帰ります。色々失礼しました。」
「あのね、団長。アナタ本当にかっこいい。」
「そうだろう?ダンプはもっとかっこいいんだ。」
「かっこいいね本当に。これは買ったの?」
「買ったの。」
「なんで?」
「人助けに、理由はいらねぇだろう?さようなら。」
決めてやったぜコノヤロウ!
「アンタたちが泣いてるのを見てられないんです!」
って言ったら、俺が泣いてしまうじゃんか。
本当のことは、いつでも胸の奥に。
ずっと側にはいれねぇし、やれることも、あんまりなくてすみませんという気持ちでいっぱいです。
泥なんてあとで拭けばいいし、ずぶ濡れになってもバカだから風邪とかひかないし。
体力のある俺達に任せて町内会。
俺は人の為に出来ることはあっても、人の為に生きることは出来ないかっこ悪い人間です。
寂しがり屋だし。
皆さんの辛さは分かち合えないし、俺の辛さも分かってもらおうとは思わない。
だけど【本来やらなくてもいい】片付けぐらいはやれるだけ手伝うよ。
生きる時代が一緒だったら、恋人だったかもしれないからね。
だから、ボランティアという言葉が嫌い。
お互い様だ。
しめっぽいのは似合わねぇ。
明るくいこうぜ。
ぷっぷ~!!
泣くのは嫌でおじゃる。
一生分泣いたじゃないか。
もういいぜ。
疲れた。
明日は怒涛の3スコップラストデー。
俺と副団長のみ。
まぁ任せろや。
ゴー女川!ゴー!!
寝る。