今日は、すげぇヘビーでした。
元々は農家の畑のはずだったのだが、朝一で、
「団長やぁ、今日、民家二軒、明日、三軒っていう予定に変更になったがら。」
と青田のおんつぁん(町役場の議員)
「ばか。」
「なんだ、ばかって。バカ。」
「そういう装備で来てねぇから。」
「マジ?」
「マジ。」
「どうにかするんだろう?」
「どうにか・・・するねぇ。」
急遽、タケチンにケルヒャーセットをdogwoodに取りに戻ってもらう。
話を聞くと、我も我ものオーダーがあるから、行けるのであれば今日は三軒まで膨らむかもとのこと。
「いいよ。洗浄の俺が夜まででも残ってやればいい。」
そんな一日でスタート。
写真が全くないので、明日にでも改めて報告するけど、今日、俺、泣かされちゃった。
いや、泣いてない。
目にゴキブリが入ったんだった。
レナちゃんに、
「目にゴミでも入ったんですか?」
「いや、ゴキブリが・・・」
というやり取りがあったのは秘密です。
二軒目のおばあちゃん。
ずっと態度悪く接してたのに、最後、泣いてた。
「この扉も洗ってもらえます?」
と言われたので、
「ぁあ?!」
「あの、この扉を・・・。」
「やるっつってんだろうが。」
見かねてトシユキが、
「大丈夫ですよ、キレイにやっておきますから。」
とか言ってたなぁ。
なんでいつもより態度が悪かったか。
それはね、俺が洗浄してたら、おばあちゃんが体を震わせて泣きながら俺を見てたんだよ。ずっと。
手を合わせて。
それでもう、俺は胸が一杯で泣きそうになってたからさ。
そしたら、最後に泣いてた。
昔、彼女は女の子だった。
そう思わせるような泣き方だった。
小さい頃もあったんだろうし、楽しい思い出もいっぱいある。
青春時代ももちろんある。
なのに、彼女を泣かせたのは一体誰だコノヤロウ!
と、色んな思いが込み上げて来て、団長ノックダウンです。
「信じられないかもしれないけど、目の前にもお家があったのよ。み~んな亡くなってしまったの。」
「そうか。」
「この家は建てて三年だったの。」
「そうか。」
「母が亡くなったこの家に住みたいけれど、住めない。」
「そうか。」
「寝袋でも持って、泊りにこようかな?」
「そうか。」
「母の為に作った玄関のスロープで、団長さんを転ばせてしまったね・・・。」
「そうか。」
「五か月間も、誰も来てくれなかったの。」
「そうか。ここは来ちゃダメなエリアだからな。」
「どうして来れたの?」
「秘密です。」
「優しい人なんだね。さっきからそう思ってたよ。」
「そうか。」
「泣いてるの??」
「泣いてません。もうやめてくんない?泣きやまないと帰るからね?」
「うん、うん。待ってね!泣きやむから。」
「そうだ。頑張ってピースサインでもして見せろ!心配で、不安で帰れない。」
「うん・・・。」
超頑張った笑顔とピースサイン。
トシユキが、
「ばあちゃん!団長と一緒に撮ればいいよ!元気出っから!」
「え??」
「そうする。泣きやむから待ってちょうだい。」
そんな写真。
「本当にありがとう。母が亡くなって・・・から・・・ずっと・・・片付けを・・・」
「もういいよ!じゃあまたね!!」
「うん。またね。」
「ばいば~い。」
「団長さん。わすれないよ?」
わすれないって。
ありがとうよりも、どんな言葉よりも心に響いた。
みんな。
わすれないってさ。
わすれないって。
俺だけが言われたんじゃない。
みんなに。
「わすれないよ?」
足と手首が痛ぇくれぇ、超なんでもねぇ。
明日、雨でもやる。
皆は無理すんな。
雨?
逆に心地いいわ、ボケが。
※皆は、本当に無理しないで下さい。月曜はお仕事ですよ!
今日、朝が辛かった。
気持ちも乗らなかった。
デーハーに寝坊したし。
でも、車のワイパーに隣のサヨちゃんからの手紙がはさんであった。
「いつもスコップ団、ありがとう。」
だって。
心の支えが、俺の支え。
ウカネェ顔は俺には見せるな。
俺は弱いから。
明日も、頑張ろう。
みんな、大好きだぜ。
そして、俺より先に死んではいけない。
未だ手付かずの家がゴロゴロある。
それを、伝えて下さい。
誰かに。
さぁ、寝よう。
おやスコップ。
元々は農家の畑のはずだったのだが、朝一で、
「団長やぁ、今日、民家二軒、明日、三軒っていう予定に変更になったがら。」
と青田のおんつぁん(町役場の議員)
「ばか。」
「なんだ、ばかって。バカ。」
「そういう装備で来てねぇから。」
「マジ?」
「マジ。」
「どうにかするんだろう?」
「どうにか・・・するねぇ。」
急遽、タケチンにケルヒャーセットをdogwoodに取りに戻ってもらう。
話を聞くと、我も我ものオーダーがあるから、行けるのであれば今日は三軒まで膨らむかもとのこと。
「いいよ。洗浄の俺が夜まででも残ってやればいい。」
そんな一日でスタート。
写真が全くないので、明日にでも改めて報告するけど、今日、俺、泣かされちゃった。
いや、泣いてない。
目にゴキブリが入ったんだった。
レナちゃんに、
「目にゴミでも入ったんですか?」
「いや、ゴキブリが・・・」
というやり取りがあったのは秘密です。
二軒目のおばあちゃん。
ずっと態度悪く接してたのに、最後、泣いてた。
「この扉も洗ってもらえます?」
と言われたので、
「ぁあ?!」
「あの、この扉を・・・。」
「やるっつってんだろうが。」
見かねてトシユキが、
「大丈夫ですよ、キレイにやっておきますから。」
とか言ってたなぁ。
なんでいつもより態度が悪かったか。
それはね、俺が洗浄してたら、おばあちゃんが体を震わせて泣きながら俺を見てたんだよ。ずっと。
手を合わせて。
それでもう、俺は胸が一杯で泣きそうになってたからさ。
そしたら、最後に泣いてた。
昔、彼女は女の子だった。
そう思わせるような泣き方だった。
小さい頃もあったんだろうし、楽しい思い出もいっぱいある。
青春時代ももちろんある。
なのに、彼女を泣かせたのは一体誰だコノヤロウ!
と、色んな思いが込み上げて来て、団長ノックダウンです。
「信じられないかもしれないけど、目の前にもお家があったのよ。み~んな亡くなってしまったの。」
「そうか。」
「この家は建てて三年だったの。」
「そうか。」
「母が亡くなったこの家に住みたいけれど、住めない。」
「そうか。」
「寝袋でも持って、泊りにこようかな?」
「そうか。」
「母の為に作った玄関のスロープで、団長さんを転ばせてしまったね・・・。」
「そうか。」
「五か月間も、誰も来てくれなかったの。」
「そうか。ここは来ちゃダメなエリアだからな。」
「どうして来れたの?」
「秘密です。」
「優しい人なんだね。さっきからそう思ってたよ。」
「そうか。」
「泣いてるの??」
「泣いてません。もうやめてくんない?泣きやまないと帰るからね?」
「うん、うん。待ってね!泣きやむから。」
「そうだ。頑張ってピースサインでもして見せろ!心配で、不安で帰れない。」
「うん・・・。」
超頑張った笑顔とピースサイン。
トシユキが、
「ばあちゃん!団長と一緒に撮ればいいよ!元気出っから!」
「え??」
「そうする。泣きやむから待ってちょうだい。」
そんな写真。
「本当にありがとう。母が亡くなって・・・から・・・ずっと・・・片付けを・・・」
「もういいよ!じゃあまたね!!」
「うん。またね。」
「ばいば~い。」
「団長さん。わすれないよ?」
わすれないって。
ありがとうよりも、どんな言葉よりも心に響いた。
みんな。
わすれないってさ。
わすれないって。
俺だけが言われたんじゃない。
みんなに。
「わすれないよ?」
足と手首が痛ぇくれぇ、超なんでもねぇ。
明日、雨でもやる。
皆は無理すんな。
雨?
逆に心地いいわ、ボケが。
※皆は、本当に無理しないで下さい。月曜はお仕事ですよ!
今日、朝が辛かった。
気持ちも乗らなかった。
デーハーに寝坊したし。
でも、車のワイパーに隣のサヨちゃんからの手紙がはさんであった。
「いつもスコップ団、ありがとう。」
だって。
心の支えが、俺の支え。
ウカネェ顔は俺には見せるな。
俺は弱いから。
明日も、頑張ろう。
みんな、大好きだぜ。
そして、俺より先に死んではいけない。
未だ手付かずの家がゴロゴロある。
それを、伝えて下さい。
誰かに。
さぁ、寝よう。
おやスコップ。