前進

前進した。
すごく前進した。
奇跡的な交渉も電話で済ます。
今日はツイてた。
新たに催事の案件も数件入って来た。
東京からのお客様もお見えになりました。
「君位だね、忙しいのは。」
「そんなことない。俺の周りは皆忙しそうだ。」
犬のおやつのデザインも出来た。
ブースの規格も決まり、ミニチュアを作成した努力は報われた。
あとは工場に依頼するのみ。
工場見学に行きたいけど、そのような時間は取れそうにない。
本当にツイてる日だった。
明日は、交渉の一日。
俺の為じゃない。
そういう交渉は大好き。
もうすぐ春ですねぇ！
「地元、盛り上げようよ！」
というノリは好きじゃない。
でも、仙台を変えていこうという野望を持っている。
どうもこの街は田舎臭い。

ハチャメチャ天国

ブロスの新店ラッシュの事。
９２４４の出店の事。
ＦＯＲＵＳの夏のイベントの事。
松栄堂のＴＶＣＭの事。
松栄堂のイベントの事。
犬のおやつの事。
松栄堂とブロスのコラボの事。
サイカチ沼の古地図のデザインの事。
新しい媒体の事。
山形観光協会の新商品企画の事。
仙台音楽市場の事。
そんなことを、ゆっくり考えてたらどれもこれも時間がないのね。
今日はこれからガンガン企画書を作るの。
そして、明日は朝から仙台放送さんと打合せ。
最大限、頑張れるだけ頑張って、皆でハワイにでも行きましょう。
そうしましょう。
皆、連れて行っちゃうもんね。

コダマ

昨日は一日を通じて、様々な事がありましたが、それらを吹っ飛ばす程のエピソードがありました。
吹っ飛ばされた様々な出来事ダイジェスト。
◆仙一大将の妹さん登場の巻。
◆中村さん楽天に呼び出しを喰らうの巻。
◆よっつん復活の巻
◆宝島の遠藤君、今日から八戸にて強化合宿開始の巻
◆橋浦一家、平家にお茶を飲みに来るの巻
◆隣のサヨちゃん、反抗期を終えるの巻
◆俺、dowkuにて短髪になるの巻
等々。
色々あった一日さ。
それらを吹き飛ばしたそのエピソードは夜に仙一ホルモンで起きました。
新人スタッフ。
彼女は一見、彼。
小玉彩加さん(22)
ビシビシ体育会系のソフトボール実業団上がり。
店に行くとスタッフが、
「いやぁ、リョウさんが結婚してると聞いてコイツがっかりしてんすよ。」
から始まりました。
別段、嬉しくもなく、嫌だという気分もなく、
「ああ、そうなの？」
とだけ吐き捨てて、カウンター席につく。
ずっと目の前に彼女がいた。
今日は彼女に名刺を納品したので彼女もテンションだだ上がり。
色々と質問攻めに会う俺。
「自分、埼玉県出身なんすよ。」
「へぇ。三郷？」
「三郷っす！何で分かるんすか？」
「適当だ。イケアとか行くからただ言っただけ。」
「そうなんすか…へへへ。」
暫く無言でグラスを洗う。
突然。
「何で三郷にそんなによく行くんすか？」
「内装とかの仕事が多いからね。東京行ったついでに内装道具を買いに行くから。」
「お客さんのすか？」
「うん。」
「自分のじゃなくて？」
「うん。たまには自分のも買うよ。」
「…優しいんですね…。」
「へい？」
「優しいんす。」
「いや、仕事の仕入れだから優しいとかじゃない。」
「じゃあ優しくないんすか？」
「訳わからん。黙ってくれよ。」
「すみません。」
また暫くして、
「優しいんですね。」
「何でもいいです。」
また暫くして、突然、
「ソフトボール好きっすか？」
「何なんだよ？！」
「いや…」
「好き嫌いとか考えた事がない。嫌いではない。」
「好きじゃないんすか？」「そうも言ってない。」
「好きっすか♪」
「…」
「…」
「好きだよ。」
「照れるっすね。」
いや～、筋肉少女！
素敵な回路をお持ちだ。
最後は、
「もう食わないんすか？？」(信じられない！みたいな馬鹿にした顔で。)
「君を基準に考えるのはやめてよ。」
「また来てください。」
「はい。」
「絶対すか？いつ来ますか？いつすか？」
「またすぐ来ますから。」
いや～、もう彼女の事で頭がいっぱい。
超いい奴だから皆も行ってみてね！