どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

マーケティングの効能

2010-04-07 00:29:48 | Weblog
今日は銀座でケーキ屋さんの市場調査から始まりました。
銀座一丁目ロールなどで有名なお店は店員の対応や厨房の雰囲気も良かった。
マシュマロに心を奪われて、いっぱい買ってしまった。
その後、デパ地下でのスイーツ探索&調査。
売るということと、売れるということは全く違うと思います。
よく言われる【プッシュ戦略】と【プル戦略】との違いと言ってしまえばそうですが、単にそれだけではなく包装資材のデザインや、内装デザインによる環境整備はスタッフへの意識にも作用します。
だから、間に合わせでは当然それだけの仕事ぶりになるであろうし、そういう雰囲気になってしまう。
使うべきところは、ドンと使おう。
と言い換える事が出来る。
「売れる仕組み」を考えるということは、つまりは「人間理解」に他ならない。
クライアントの要望ではなく、クライアントのお客様(=エンドユーザー)の心理を理解しようとすることが企画屋の根幹とも言えます。
人間理解を深める過程において、大切なことは「客観視」であろうの。
一般的な思考回路を崩さない。
一般的な感覚を持ち続ける。
その中で最大の敵は贅沢だったり、努力をしないという「不勉強」なのであろう。
また、指図だけで終わるプロモーターも多い中で俺はやっぱり調査から工事現場から教育まで、全て現場にいたいと思う。
しゃしゃり出るのではなく、ゴミ拾いでもいいから俺はそこにいたいだけ。
そして、一緒に何かを世に出す活動を通して少しでも俺の大好きな人たちが住みよい社会、楽しい社会にして行く事が全ての大人の役割であろう。
とも思うんだ。
銀座→青山→六本木→目黒と移動しましたが、行き着く結果は全て共通。
「売手市場」である。
という点。
買手の都合や心理を理解しないと、本当に世の中は良くならないどころか駄目になると思う。
まして「これで十分だ。」
という個人および法人に待ち受ける未来は悲惨な結果のみです。
例えるなら、
【昔、すごく美味しかった近所の肉屋のコロッケ】
最近再度食べてみて美味しかったでしょうか?
味が落ちたな、と思いませんでしたでしょうか?
たぶん。
たぶんですが、味は変わってないと思う。
自分の舌がレベルアップしたのです。
それが経験。
色々なお店の様々なものを見て来たのです。
お客様は経験値を重ねて再来店致します。
売手のレベルも上がってなければ、結果は明らか。
恋愛だって同じ。
商売はもっとシビア。
それがね、東京は甘いと思った。
スクラップ&ビルドはもう限界を迎えたのだと思います。
勝算しかないのう!
しかしね。
ケーキ職人と食べるケーキはなんだか感想に遠慮が入る。
「超うめぇ!」
と思っても、クニヨシ先輩は、
「いや、ここがこうで、あぁでこうで。」
と言う。
「そ、うですよね。」
となるじゃん、さすがに俺も。
ホルモンもそうです。
「ミノ、ミノ!ミノ食べようよ!」
と思っても、
「モツ鍋とモツ酢。それからサラダ。」
と注文されます。
(ミノは~?そしてモツ酢って???)
結果は、勿論プロである彼等に任せた方が納得の行く調査は完遂出来ました。
しかも、折角来たので全部食べよう。
という流れで食べ過ぎたしね。
いやぁ、食べ過ぎて疲れた。
ケーキは、太る食べ物だと思う。
明日もケー三昧。
ビッグサイトでケーキ三昧。
最近、本当にお菓子の企画モノが多い。
明日も、頑張ります。
おやすみなせぇ。