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ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

「トーマの心臓(After the Graduation)」Studio Life@紀伊國屋ホール

2014-06-16 14:00:00 | 観劇記&鑑賞記

河内さんの訃報が公表された日・・・その翌日でしたか・・・
古株劇団員によるリーディング公演があって、行ってきました。

前回のトーマで曽世さんだけ「卒業」と大々的に(?)発表されましたが、
その時出てなかった笠原さんとか、山崎さんとかも
何とな~く「卒業したんだよね」な感じになっていて、
今回はそれを明確にするというか・・・そんな意図もあっての公演のようです。
(個人的には納得いってないけどねっ!w)

キャストは以下の通りです。

オスカー:笠原浩夫
ユーリ:山崎康一
エーリク:松本慎也
レドヴィ:石飛幸治
アンテ:及川健
バッカス:曽世海司
サイフリート:岩崎大
シュヴァルツ:楢原秀佳
ナレーション:山本芳樹

資料確認せずに書いてますが・・・
抜けてる人、いないよね? 
1人若者が混じってますwww
ユーリは芳樹さんが現役ですからねぇ。

上演台本をカットしてやるのかな~と思っていたのですが、
付け加えられているセリフもあって、
リーディング公演用の台本になってました。

あ、この日は原作の萩尾先生もいらしてました。
漫画好きの友人に伝えたら「萩尾先生・・・見たい・・・」とレスがw
雲の上のお方なのですよね、萩尾先生。

舞台の前面に椅子が4つ。
上手端にソファが1つ。
芳樹さんがソファに座って、他の出演者は入れ替わりながら
立ったり、座ったり、ベッドに座ったり。
それ以外の動きはありません。

もうねー、みんな台本要らないんじゃないか、ってくらい
スラスラと、自分の言葉としてセリフが出てくる感じ。。。
笠原オスカーと曽世バッカスの絡みとか、
一朝一夕では出せない親密な空気が漂っていて、
そうそう、これですよ、コレ!と。
セリフもちょっと追加されていて、
何ともいえない緩いんだけど暖かい雰囲気で、
やっぱり卒業納得いかない!と
(結局そこに落ち着くw)

本編ではユーリを演じている松本君のエーリク、
やっぱり素直で可愛くていいですねぇ。。。
岩崎さんのサイフリートもカッコ良かったです。

欲を言えば、ナレーションにもう一工夫欲しいかなぁと。
ト書きをそのまま読んでいる感じだったので。
(「明かり変わって、夜」とか)

休憩を挟んで、エーリクがシュヴァルツに引き取られてからを描いた
「湖畔にて」の上演もあったのですが、
こちらのナレーションはそれらしくて良かったです。
てか、ほとんどナレーションで進められていたような・・・。
シュヴァルツのセリフがほとんどなくて、ちょっと残念

この日は舞台外での事情も影響したかどうか、それは分かりませんが
皆ものすごく気持ちが入っていて、
リーディングとは思えない迫力でした。。。。
せめてリーディングでいいので、またやって欲しいですねぇ。
曽世オスカーも観たいし。。。

    

そして、カーテンコール。
石飛さんが、座長の写真を持って登場されました。。。
事情を知っているお客さんもいて、「あぁ」という声が。。。
訃報について、泣きながら報告があって、
劇団員も泣いている人、ぐっと涙をこらえる人、色々いて
さすがに、泣きました・・・ 

倉田さんとは良いコンビだったと思うので、
今後どうなるのか・・・。
見守りたいと思います。 

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