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カツァリスのコンサートに行きました『ビバ!アンコール』編

2006-10-19 | ●コンサートに行きました
カツァリスのピアノと初めて出会った時のことはとてもよく覚えています。
高校生の時、ラジオで聴いたショパンのワルツ7番。
聴き馴染んだはずの曲から全く違うメロディが聞こえてきて
めまいを起こしました。
それはそれは大変な衝撃でしたから
その時の自分の部屋の散らかり具合まで思い出せます(-_-;)。

昨日もシプリアン・カツァリスのコンサートを聴きに
浜離宮朝日ホールへ。

プログラム
グリーグ/抒情小曲集第3、5巻より孤独なさすらい人、スケルツォ、ノクターン、春に寄す、小人の行進
シューマン/トロイメライ、3つのロマンスop.28より第2曲
ショパン/プレリュード第15番、ワルツ第7番
シューベルト/セレナード、アヴェ・マリア(リスト編)
ワーグナー/トリスタンとイゾルデよりイゾルデの愛の死(リスト編)
ソニー/追憶、ハンガリーのスタイルによる3つの練習曲
バッハ/トッカータとフーガニ短調(カツァリス編)
L.モーツァルト/おもちゃの交響曲(キャメロン編)
マスネ/タイスの瞑想曲
チャイコフスキー/四季より秋の歌
プロコフィエフ/10の小品より前奏曲ハ長調
グラナドス/アンダルーサ
アルベニス/タンゴ(ゴドフスキー編)
ゴットシャルク/バンジョー(カツァリス編)

アンコール
バッハ/プレリュードロ短調
カツァリス/日本風メロディ
ピアソラ/ワルツ
(最後、曲目不明)

・・・曲目打つだけで大変なんですけど(笑)。


今回のカツァリスの浜離宮2公演にはそれぞれタイトルがついていて
18日のこのプログラムのタイトルは『ビバ!アンコール』でした。
(一昨日17日は『ショパンとリストの夕べ』)
昨日は、そのタイトルから
爆音と超絶技巧でお腹いっぱいになるコンサートを想像していましたが、
もちろんそれもあったんですが、
どちらかと言えば優しくて親しみのある音が主体で
カツァリスの、お客さんに楽しんでもらいたいという気持ちが随所に感じられて
終演後は思いがけず暖かい気持ちでホールを後にすることになりました。
昨日のことを思い返すと胸がじんわりします。

この人は自分の体の小ささをよく知っていて、
大きな音を出すために無理な姿勢になるということを絶対にしません。
だからそんなに大音量なわけではないんだけど、
なのになんて多彩な音なんでしょうね。
アジアの小柄なピアノ弾きは研究すべきと思います。
まぁ、ピアノを弾く技術って意味じゃいくつか反則技がありそうなんだけど。

ショパンの曲の時、先のシューベルトを弾き始めてしまうカツァリス。
あっ、間違えちゃったってすぐショパンを弾き始めたけど
これはどうも途中から遅れて入ってきたお客さんが着席するのを待っていてくれたようでした。

前述したショパンのワルツとの20年ぶりの再会。
昔に聴いたよりいっそう激しくめまいを起こす曲になっていたような気がします。
ショパンが聴いたら何て言うだろうなぁ、呆れて笑うかなぁ、
それとも拍手するのかな。
個人的には6割苦笑で4割くらいは拍手してくれるんじゃないかと思うんだけど。
弾き終わった後、「どう?」と言うように両手を広げて客席を見るカツァリス。憎たらしい~!
どう?と聞かれたらそりゃブラボーですよ。

アンコールでは、一昨日同様はっきりした英語で曲名を言ってくれましたが
2曲目では、ニヤニヤしながら小さな紙切れを取り出して
それを見ながら日本語で
「今日は特別に、私が作った日本風の曲を演奏しマス」と言ってました。
弾き始められた曲は、さくらさくらのメロディが混ざった幻想的で流麗な曲でした。
ちゃんと日本の音階でしたよ。
私が座っていたのは手が見えない方だったので
この曲がたった10本の指でどうやって弾かれているのかさっぱりわかりませんでした。
そりゃー多重録音疑惑かけられるわけだよ・・・(-_-;)

最後、「Last piece」って弾き始められた曲(詳細不明)が
本当に私たちとの別れを惜しんでくれるようで、
私もこのお茶目で可愛いおじさんとのお別れが悲しくなってしまいました。
最後はみんな立っちゃってました。私も立ちました。
スタンディングオベーションというよりは、
カツァリスとのお別れの抱擁をするような感じでした。
ステージと客席がとても近く感じました。


カツァリスのショパンのワルツは一聴の価値ありです。
7番知ってるなら絶対びっくりするはず。
好き嫌いはあると思いますが。
機会があったらラジオでも図書館でもレンタルでも
是非聴いてみてください。

ショパン:ワルツ集
ショパン/ワルツ集
  • ピアノ:シプリアン・カツァリス
  • ワーナーミュージック・ジャパン
  • 価格: ¥ 1,050
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  • 売上ランキング: 1834
  • おすすめ度 4.5

posted with Socialtunes at 2006/10/19





・・・カツァリスが何をやらかしたか全部書いてると大変な長さになるから
印象的なことだけを、と思ったのに
結局こんな長さ(^_^;

カツァリスのコンサートに行きました『ショパンとリストの夕べ』編

2006-10-18 | ●コンサートに行きました
昨日は、シプリアン・カツァリスのコンサートを聴きに
浜離宮朝日ホールへ。

プログラム
ショパン/プレリュード第20、15番
ノクターン第20、2番
葬送行進曲(ピアノソナタ第2番第3楽章)
ポロネーズ第1番
マズルカ第47、25番
幻想即興曲
子守歌
リスト/葬送の前奏曲と行進曲
詩的で宗教的な調べ第3番「孤独の中の神の祝福」
ハンガリー狂詩曲第5番「悲歌風のエロイード」
忘れられたチャールダッシュ(カツァリス編)

アンコール
プロコフィエフ/プレリュード第7番
ボルケビッチ/3/4拍子で
ゴットサルク/バンジョー
ピアソラ/ワルツ
アルベニス/タンゴ
グラナドス/アンダルーサ

・・・アンコールこんなにやってくれてたんだ(笑)。


入口でもらったパンフレットに『リスト没後120年』と書いてありましたが、
昨日はショパンの命日だったということも意識したプログラムだと思います。多分。
休憩時間以外ぶっ通し。
途中で拍手しちゃうお客さんがいたりして、流れが途切れちゃったのが残念だった。
拍手を無視しきれないのはカツァリスの人柄でしょうか。
(ポゴレリチだったら絶対無視だ。^_^;)

プログラム最後のチャルダッシュで見せたような超絶技巧も凄いとは思うんだけど
私はそれよりも、
ショパンの曲から思いもよらないメロディを見つけてきて
そのメロディを弾くときの優しい音色が好き。
その音がいっぱい聞こえてきた変幻自在のノクターン2番が良かった。
前半最後、幻想即興曲→子守歌の流れっていいですね。
ド#で終わってレ♭で始まるわけですよ。
嬰ハ短調の後の変ニ長調ってとても和むんですね。

アンコールの曲を、大きなはっきりとした英語で言ってくれるところにも
人柄を感じました。


カツァリスのコンサートは
今日もう一公演、別プログラムを聴いてきます。

上野範子さんのコンサート&出待ちでびゅう

2006-10-16 | ●コンサートに行きました
昨日は上野範子さんのコンサートを聴きに
聖徳大学奏楽堂に行きました。
上野さんとは某所でお話しする機会があり、リサイタルのチラシをいただいたので
行ってみることにしたのです。

プログラム
ガルッピ/12のソナタ集より第12番
岩下周二/2つの即興曲
ハイドン/ソナタ第33番
ベートーヴェン/ソナタ第30番
ショパン/24のプレリュード

ご覧のとおり、重量感ある聴き応えたっぷりのコンサートでした。
お話ししていると、ふにゃふにゃとした口調のとても可愛らしい印象の人なんですが
ピアノはとてもオトコマエでかっこよかった。
そういえば、可愛らしい中にも
どこか一本芯を感じさせるような人だったっけ。
ハイドンの、特に第2楽章が良かった。これは上野さんの可愛らしい一面。
ベトベンは、バランス取って弾くのがとても難しそうな曲でしたが
上野さんのまとめっぷりはオトコマエでした。
24のプレリュード、コンサートで全曲聴くの久しぶり。
再三書いているように、私はこの曲集を
8番12番16番24番の出来で全体を判断してしまう悪い癖がありますが
上野さん全部クリア(笑)。いい音~!
11番17番21番の中音域の歌も良かったです。
最後に、ショパンの命日が近いことに触れ、
ショパンの曲を3曲弾いてくれました。
(小犬のワルツ、木枯らし、ノクターン20番)
その中に紛れて弾いたスクリャービンがまたかっこよかった!!
上野さんにリクエストできるなら、今度はスクリャービンとかラフマニノフとかロシア物のプログラムが聴きたいな~♪


松戸まで行ったので、「ト」さんにメールしてみました。
するとすでに日比谷に向かう電車に乗ってしまったとのこと。
まぁでも、私も久しぶりに東京の東の方に出たことだし、
日比谷で会うことにしました。
・・・日比谷で「ト」さんに会うということはどういうことか、考えないではなかったのですが
思いがけず宝塚出待ちデビューをしてしまいました。
一度も観劇したことないのに
1.5mの至近距離で柚希さんを見てしまいました。
めちゃめちゃ綺麗な人だった・・・スポットライト浴びてるみたいな白くて綺麗なオーラが出てましたヨ。
思ったより小柄な人だったんですが、
小柄な男役の人は技を磨くので技巧派が多いそうですby「ト」さん。なるほど。
柚希さんは、ファンの方ひとりひとりと目を合わせてファンレターを受け取っていました。
関西弁&男役の声が素敵でした。
・・・という昨晩の出来事を
私の一生の宝塚の思い出としたいと思います。
ええ、観劇には、行きません!!
行ったら最後、わたしゃ身の破滅です(汗)。

その後、「ト」さんとゴハンを食べに行きました。
細かいお金を持っていなかったので、「ト」さんに立て替えてもらってしまいました。
その立て替えてもらった1640円をちゃんと返さないと
宝塚チケットに化けて戻されるそうなので
来月「ト」さんと会う時に忘れず返すように>自分。

ツィメルマンのコンサートに行きました。

2006-06-08 | ●コンサートに行きました
昨晩はクリスチャン・ツィメルマンのコンサートを聴きに
浜離宮朝日ホールへ行きました。


プログラム
モーツァルト/ピアノソナタ第10番ハ長調K330
ベートーヴェン/ピアノソナタ第8番ハ短調op.13
ラヴェル/高雅で感傷的なワルツ
ガーシュウィン/3つの前奏曲
バツェヴィッチ/ピアノソナタ第2番



なんか…、音がきれい~幸せ~で終われない何かがありましてですね、
帰り道、それが何なのか延々考えてしまいました。
今回はちょっと、事前に読んでしまったコレ→JAPAN ARTS アーティスト VOICE&ニュース
毒されすぎたかもしれません。
これを事前に読んだのは良かったのか悪かったのか…。
これから横浜公演に行かれる方は充分ご注意ください(^_^;。

しばらく考えていて、私のこのもやもやの原因は
ツィメルマンの、優しい音と強い音の落差にあるということに気が付きました。
『音が多彩』とかそういうレベルではなく、別人みたいなんですよ。
優しい音は涙が出るほど優しいのに
(実際、悲愴の第2楽章ではウルウル…)
強い音は、とても強く、厳しくて、
それはまるで、あの優しい紳士に見えるツィメルマンが
怒っているのかと思うほど…。

ツィメルマンはいつも、
プログラム(あるいはアンコール)が全部終わって、
「今日はこれで終わりですよ」と言う時、
観客の拍手を受けながら
両腕を広げてニッコリ笑うんですが、
いつもこの笑顔の下にあるものをさぐりたくなってしまう。
昨日もその笑顔を見ながら
「怒ってない?ほんとにもう怒ってない?」と
思っていた、ような、気がする。


ポゴレリチなどはあからさまな『ワル』だけど、
ツィメルマンは一見紳士なので
あまりタチがよろしくありませんわ(笑)。
そんなこんなで、昨晩の帰り道は
ツィメルマンのCDを聴く気にならず、
かと言って他の人のも聴く気にならず、
黙々と歩いて帰りました。



覚えておきたいので書いておこう↓
バツェヴィッチは、苦手系の現代音楽だったらどうしようと思っていたけど
(なにしろツィメルマンはケージの『4分33秒』を演奏した逸話を持つ男)
ちゃんとツボに来る曲で良かった良かった。
一カ所、ツィメルマンがピアノの弦を押さえていたような気がするんだけど
あれは楽譜に書いてあることなんだろか?
あと、私はツィメルマンの『形を与えられた休符』を目撃しました!
モーツァルトの終楽章でたっぷり取られた休符は
ピアノの上に巨大な透明な風船が乗っかったよう。
「おおっ、これか!!」と感激。

それにしてもこのモーツァルトとか悲愴の第2、3楽章とか
ワタシでも弾ける曲だけど
あたりまえだけど、ワタシが弾くのと全然違うよ~(-_-;)

ショパンコンクール入賞者によるコンサートその4

2006-01-31 | ●コンサートに行きました
昨日はショパンコンクール入賞者によるコンサートその4を聴きに
サントリーホールへ。
昨日はジョイントリサイタルでした。

プログラム(ほぼショパン)
ピアノソナタ第2番 ピアノ=関本昌平
子守歌
スクリャービン/12の練習曲よりニ短調「悲愴」
(以上2曲、関本さんのアンコール)
舟歌
ワルツop.34-1
スケルツォ第3番 ピアノ=山本貴志
エチュードop.10-4
ノクターンop.55-2
(以上2曲、山本さんのアンコール)
舟歌
ワルツop.64-1、2、3
ポロネーズop.53 ピアノ=ラファウ・ブレハッチ
マズルカop.56-3、2
ドビュッシー/月の光
エチュードop.10-8
(以上4曲、ブレハッチのアンコール)



21日の日記同様、言葉がないです。
3時間ふんばってみましたが、何を書いてもしっくり来ません。
特に英雄ポロネーズが良かったと書いておこう。
有名な曲で、世界中のたくさんのピアニストが弾いている曲だけども
ポーランド語を母国語とした人のみが得ることのできるリズム感で
ここまで気品と力強さを両立させて弾く人が
ブレハッチ以外にいるだろうか?!いやいない!!(断言)
パン・タデウシュ物語のエンディングを思い出した…。
(↑ポロネーズを踊る場面があるんです)

ブレハッチの音楽を作り上げているであろう
幸せな家庭と、静かな環境が
壊されることがありませんように。
どうかいつまでも続きますように。
(そのために次回来日が多少先延ばしになっても我慢しますから!)


関本さんにも山本さんにも
それなりに感じたことがあったはずなのに
ブレハッチを聴いてしまうと全部吹っ飛んじゃうんだよなぁ~~。
っていうかブレハッチの音の余韻に身を浸していたいばっかりに
思い出すのが面倒になっちゃう。
そこを最後くらいめんどくさがらずに思い出してみることにする。
ピアノソナタ2番で、やっと関本さんらしいピアノが聴けたのかな
という気がする。
第二楽章の中間部とか葬送行進曲とか、
低い方の音を聴かせるんだけどちょっとひんやりする感じで
このソナタにはぴったりする音だと思った。
山本さんはちっちゃい人だけど、
ちっちゃくまとまらないでほしいな。
でもあの弾き方見てると肩凝っちゃうので
今までは見ないようにしていたんだけど
昨日はためしにしっかり見ながら聴いてみたらやっぱり肩が凝りました(^_^;。


ブレハッチを聴きに来たらしいポーランドの方々がいっぱいいて
会場でポーランド語がたくさん聞こえてきたのが嬉しかった。
六本木一丁目駅で、ポーランド人らしき人が数人がいらしたので
近くに寄って耳を傾ける怪しい日本女=私。
お気を付けなさいまし~、ポの方々~、
もっともこの日本女、
盗み聞きしたところで全然意味わかってませんけど。

ショパンコンクール入賞者によるコンサートその3

2006-01-28 | ●コンサートに行きました
今日はショパンコンクール入賞者によるコンサートその3を聴きに
サントリーホールへ。

プログラム
ショパン/ピアノ協奏曲第1番×3(爆)
誰か一人くらい2番を弾けー!(笑)
ピアノ=山本貴志、関本昌平、ラファウ・ブレハッチ
アントニ・ヴィット指揮
ワルシャワフィルハーモニー交響楽団
ノクターンop.48-1(関本さんのアンコール)
ワルツop.64-2
マズルカop.56-2
ワルツop.64-1
マズルカop.56-3
(以上4曲、ブレハッチのアンコール)

ブレハッチが鍵盤から手をはなす瞬間。
ブレハッチが鍵盤に手を落とす瞬間。
が、とてもとても美しいと思った今日。

手そのもののことを言ってるんじゃないですよ。

例えば第二楽章の最後の音。
音が消えていくのを息を止めて見つめる瞬間。
例えばワルツ7番の最初の音。
吸い込まれるような音が出る瞬間。
が、とてもとても美しいと思いました。
はぁ。(←ためいき)

関本さんがアンコールで弾いたノクターンの最後の音も
そんな感じだった。息止めちゃった。
こういう時間を過ごすのが
コンサートを生で聴くことの楽しみのひとつと思います。




5時開演っていうのに慣れなくて、遅刻しちゃった。
入口でオーケストラのチューニングの音が聞こえてたから
ほんとにギリギリで入れてもらえなかったみたい。
そんなわけで山本さんの第一楽章はロビーのテレビで見て、
第二楽章から中に入って聴きました。
でもこれも、最後列からの立ち見って形だったので
なんとなく落ち着いて聴けず…
独特の弾き方をする山本さんのピアノの聴き方(笑)がわかってきたので
山本さんの弾くコンチェルト、ちゃんと聴きたかった。
自業自得。
ちなみに今日のピアノは3人ともスタインウェイでした。

で、今日は私、サントリーホールの2Fデビューでした。
全体が見えて聴こえて、ピアノの音もよく響いてました。
今日は空席が多くてちょっと残念な気もしましたが、
私の列と私の一列後ろは誰もいなかったので、
ものすごくリラックスして聴けました。
サントリーホールであんなにくつろいだのは初めてかも。
あ、あと他の方の日記で見てちょっと気になっていたので私もチェック、
演奏中、金管楽器の人たちが超ヒマそうにしてたのが笑えました(笑)。
この曲ではあまり出番がないんですよね。


追記:
忘れてた。某おかまキャラ華道家がいらしていた。
実はとても尊敬申し上げておりますのでお会いできて嬉しいです…
意外と背ちっちゃいのね。

ショパンコンクール入賞者によるコンサートその2

2006-01-22 | ●コンサートに行きました
今日は(も)ショパンコンクール入賞者によるコンサートを聴きに
東京オペラシティへ行きました。
今日は一昨日の横浜と弾く順番が違っていて、
全員アンコールを弾いてくれました。
おかげさんで長丁場…楽しかったけどね。

プログラム(オールショパン)
ピアノ協奏曲第1番 ピアノ=関本昌平
?(関本さんのアンコール バッハっぽかった)
ノクターン第16番、スケルツォ第4番 ピアノ=山本貴志
エチュードop.10-4(山本さんのアンコール)
ピアノ協奏曲第2番 ピアノ=イム・ドン・ヒョク
?(ドンヒョクのアンコール)
ピアノ協奏曲第1番 ピアノ=ラファウ・ブレハッチ
ワルツop.64-2
マズルカop.56-2
ワルツop.64-1
(以上3曲、ブレハッチのアンコール)
アントニ・ヴィット指揮
ワルシャワフィルハーモニー交響楽団


2日間で若いピアニストが弾くピアノ協奏曲を6回(^_^;聴いてきて思ったことは、
ピアノがずっと全面に出て主役張ったままだと
聴いてる方は疲れてしまうということだった。
特にこのショパンのピアノ協奏曲は、
ピアノの比重がとても大きいので
実はオーケストラとのバランスがものすごく難しい曲なんだと思った。
ブレハッチは、オーケストラの音をよく聴いていた。
第一楽章の長い序奏も、ピアノのバックで細くホルンが鳴ってる時も、
あ、聴いてる、ってわかった。
聴きながら弾いてる、ってわかった。
ブレハッチのピアノは、オーケストラの中心にいながら、
オーケストラの一部のように溶け込んでいた。
ワルシャワフィルが、ブレハッチの時だけ気合いの入りようが違うように感じたのも
ブレハッチがポーランド人だから、というのに加えて
これだけ自分たちの音を聴いてくれるピアニストと一緒に弾くのは
楽しいんだろうな、と思った。

ブレハッチはアンコールを3曲も弾いてくれた。
実はカーテンコールの拍手の中、出てきて、
コンマスの女性に「どうしよう?」って仕草をしていたのだが、
コンマスさんが3回とも「弾いちゃいなさいよ~」って感じに
促してくれたのだった。
このコンマスさんも、ブレハッチのピアノに聴き入っていた。


横浜では全員同じスタインウェイのピアノを弾いていたけど
今日は山本さんだけヤマハのピアノを弾いてました。
アンコールで弾いたop.10-4が良かった。
ノクターン16番とスケルツォ4番だけじゃシブすぎましたね。
関本さんは横浜の方が調子良かったかも?
コンクールではカワイを弾いてたんですね。
カワイの方が合ってるかもです。
ドンヒョクは、コーコーセー?!って感じで
体が全然出来てなくて細いので
もうちょっと大人になってから聴きたいような気もします。


今日の芸術劇場でショパンコンクールの特集をちらっとやってました。
ブレハッチのインタビューが少し。
ブレハッチの声、初めて聞いた。
せっかくなので、ポーランド語の聞き取りを頑張ってみることにしようかな…。



yuriさんと初台の改札で待ち合わせしたら
偶然「いん」さんに会った。びっくり
「いん」さんは新国立劇場にオペラを見に来たとのこと。
そうか~、オペラシティのコンサートに行くと
オペラを見に来た人と会う可能性があるのか~。

ブレハッチを聴きました

2006-01-21 | ●コンサートに行きました
日付変わっちゃったので『昨日』の話になりますが、
ショパンコンクール入賞者によるコンサートを聴きに
横浜みなとみらいホールへ行きました。

プログラム
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
ピアノ=ラファウ・ブレハッチ
マズルカop.56-2(アンコール)
アントニ・ヴィット指揮
ワルシャワフィルハーモニー交響楽団

今日、私がほんとうに『聴いた』と記憶しておきたいのは
これだけです。
言葉が見つからない。
今はただ、しばらくブレハッチの音に酔っていたいと思うだけ。
はぁ~~~……(←ためいき)



本日の本当のプログラムはこちら↓
プログラム(オールショパン)
ピアノ協奏曲第1番 ピアノ=関本昌平
ピアノ協奏曲第2番 ピアノ=イム・ドン・ヒョク
ノクターン第16番、スケルツォ第4番 ピアノ=山本貴志
ピアノ協奏曲第1番 ピアノ=ラファウ・ブレハッチ
マズルカop.56-2(ブレハッチのアンコール)
アントニ・ヴィット指揮
ワルシャワフィルハーモニー交響楽団

指揮のヴィットが優しい表情で
若いピアニストたちをサポートしていたのが印象的でした。
それにしてもおんなじピアノを弾いてても
弾き手によってこうも違う音が出るものなのか…。

ノルウェースタヴァンゲル交響楽団その2

2005-11-09 | ●コンサートに行きました
昨日はノルウェースタヴァンゲル交響楽団のコンサートを聴きに
今度は東京オペラシティへ。

指揮:スザンナ・マルッキ
プログラム
ニールセン/序曲『ヘリオス』
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ヴァイオリン:ペッカ・クーシスト
バッハ/ロ短調変奏曲よりサラバンド(ヴァイオリンのアンコール)
トヴェイト/交響的絵画『水の精』
グリーグ/『ペール=ギュント』第1組曲、第2組曲から
朝~花嫁の略奪とイングリの嘆き~アラビアの踊り
~アニトラの踊り~ペールの帰郷~山の魔王の洞窟にて
アンコール
グリーグ/4つの交響的舞曲より第2番
グリーグ/人々の生活の情景より『通りゆく婚礼の行列』
グリーグ/山の魔王の洞窟にて

昨日の日記で
「大音量で圧倒するよりきれいなメロディで聞き手を酔わせるオーケストラ」と書いたけど
前言撤回、今日のは酔わされ、なおかつ圧倒された。
しかも、楽しかった。
知ってる曲はもちろん、知らない『ヘリオス』も『水の精』も
とても楽しく聴けた。
あれだけ自由奔放で個性豊かそうな人たちをまとめあげて
あんなに大きくて豊かで端正な音楽を作り上げたのが
あの小柄で細くて可愛らしい人(=マルッキ)なのかと思うと
なんだか不思議な感じがする。
オーケストラのメンバー個々にも
『作り上げていこう』って意識がちゃんとあるんだなと思った。

クーシストのヴァイオリンは、私の予想以上期待以上だった。
やんちゃな外見(←なにしろTシャツでしたから。一応黒だったけど)からは想像つかない、
しみいるような音。
どこかホールの中ではなどこか遠くを見ている目で弾いていて、
あの音の正体は、彼が見ていたものの中にあるんだろう。
かと言って思いつめたような緊張感ある演奏じゃなくて、
オーケストラの人たちとニコニコアイコンタクトしたり、
のびのびした演奏だった。

ペールギュントの3曲目くらいになると
あと少しでこのオーケストラとお別れなのかと思って
悲しくなってしまった。
アンコール3曲もしてくれたけど、
また来てくれるといいなぁ。



クーシストのCD、私持ってましたよ。
まだ聴いてないCDの山の中にあった(^_^;

モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第3, 4 ,5番
ヴァイオリン:ペッカ・クーシスト
オリ・ムストネン指揮
タピオラ・シンフォニエッタ
Ondine

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追記:昨日一緒に行ったyuriさんがこのオーケストラのHPを教えてくれた→
内容は多分ノルウェー語なのでさっぱりわかりませんが
右上の団員の写真がリロードするたび変わります。
その写真を見ていただければ、
このオーケストラの楽しさが断片的にでもおわかりいただけるかと思います。

ノルウェースタヴァンゲル交響楽団その1

2005-11-08 | ●コンサートに行きました
昨日はノルウェースタヴァンゲル交響楽団のコンサートを聴きに
サントリーホールへ。

指揮:スザンナ・マルッキ
プログラム
シベリウス/フィンランディア
グリーグ/ピアノ協奏曲
ピアノ:ペーテル・ヤブロンスキー
ショパン/マズルカ イ短調op.68-2(ピアノのアンコール)
シベリウス/交響曲第2番
アンコール
グリーグ/2つの悲しい旋律から『春』
ペールギュントから『山の魔王の宮殿にて』

管楽器が安定してると安心して曲にひたれる(^^;
ひとつひとつの楽器が立ちのぼるように響いていて
音に包まれるような感じがした。
指揮のマルッキさんは、小柄で可愛らしい女性。
指揮をしているさまは、凛としていて迫力があって、
時には勢い余ってジャンプするくらい(←片平?!)だったけど、
その熱い指揮っぷりとは裏腹に、端正な音だと思った。
女性ならではという言い方はあまりしたくないけど、
やっぱり女性だからなのかなー。
で、このオーケストラは、
大音量で圧倒するよりきれいなメロディで聞き手を酔わせるオーケストラだと思った。
なので、特にピアノ協奏曲の、特に第2楽章で
ピアノいらない、オーケストラを聴きたいなどと思ってしまった。
(「ピアノよりオケを」なんて思ったのは初めてかも)
ピアノのヤブロンスキーは、甘い見た目にだまされて
ショパン聴きたいわ~なんて思ってしまうんだけど、
アンコールのショパンを聴きながら、
ショパンやグリーグみたいなきれいな曲よりも
もっとドロドロした曲のほうが合うような気がするとかなんとか思っていたら、
昔CDを2枚くらい聴いて
「この人はショパンよりもスクリャービンとかプロコフィエフの方がいいな」
と思ったことを思い出した(^^;。

1stヴァイオリンの2列目にいらした方が
熱く熱く、自分の音に酔いしれるように弾いておられて、
とても私好みだった。
今日もう一回会えるのかと思うと嬉しいデス。


ところでこのコンサートは、ノルウェーと日本の国交100周年記念というものだったらしく、
演奏の前に、ノルウェーの民族衣装を着たノルウェー大使館の方と
ノルウェーの大臣と、
ノルウェーリレハンメルつながりで
このオリンピックで金メダルを取った荻原健司参議院議員の挨拶があった。
なぜ荻原?!と思ったけど、
参議院議員と紹介されてくすぐったげに笑うさまは
好感度高かった。