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建長寺

2013-02-10 | ●時々旅に出ます
\( ・д・) 建長寺 !! /


桜や紅葉の季節は綺麗なんでしょうね。
冬枯れた景色も好きですが。


建長寺裏の半僧坊にも行きました。
この階段を登って(ーー;)


(>Д

\( ・д・) エイドリアーン !! /


この方向に富士山が見えるそうですが、
霞んでて見えませんでした(´・ω・`)


さて降りるか。


また歩き疲れたのでお茶。ピーチアプリコットティー。



円覚寺にも行きたかったんですが、
拝観時間過ぎてしまいました。








コジュヒン@東京オペラシティ(2013.2.1)

2013-02-02 | ●コンサートに行きました
昨日の2月1日、デニス・コジュヒンのコンサートを聴きに
東京オペラシティへ行きました。

プログラム
ショパン/ピアノソナタ第2番、24の前奏曲1~12番、13~24番、ピアノソナタ第3番
オールショパンっつってもひと味違うよね♪
アンコール
バッハ=ジロティ/プレリュード
シューベルト/即興曲op.90-3


2年前のコジュヒン来日公演のアンコールでショパンの雨だれを聴いて
この人はショパンも良さそうだなと思ったんですが、
その予想は大当たりでした。

ダイナミックレンジが広くて、深く豊かな音色。
全体に音量は大きいんだけど、軽く甘く歌う音もきれい。
技術は確かなのに必要以上に速くないし、
楽譜に対しては直球勝負、奇をてらうようなことはしないので
おおらかに感じる。世界が大きく感じられる。
安心してコジュヒンという名の大海に浮かんでいられる。

しかしそれにしたって私のハートはきゅんきゅんしすぎである。
これはいったいどういうわけなのか、自問自答しながら聴き続けた。
コジュヒンは、ショパンのあの何か迷っているような内声とか、
不意に現れる安堵の転調とか、
和音の中にこっそり隠した美しい和声とかを
ひとつ残らず拾って弾いてくれていた。
ショパンという声の小さな、繊細な人のつぶやきを
一言も聞き漏らすまいと弾くコジュヒン。
ソナタ3番の第一楽章でそのことに気が付いたら
なんか涙が出てきてしまった。
大きく広がる世界の中でそういうことをされると
なんかすごく優しく感じてしまったのよね・・・。

音量は平均すると大きいし、そんなにテンポ速くなくて重心も低めだと思うんですけど、
コジュヒンのショパンって軽さを失わない。何故だろう?
高度に洗練されているということなのかもしれない。
重苦しかったり野暮ったい感じは全然しなかった。
プログラムに舞曲系が入ってればもっとはっきりわかったんだけどな。

アンコールのシューベルトがまた良かった。
あんなに軽やかにも歌えるなんて。
ショパンもいい、シューベルトもいい、
ハイドンもブラームスもリストもプロコフィエフもいい、なんて
こんなピアニスト滅多にいない。しかもまだ26歳?
これはいわゆる『大器』だと、私は思うな。
前回来日のときに20代後半から30代にかけて大化けするかもと思ったんだけど
もうすでに化け始めてる気がする。